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「白銀の序曲」 Guild Wiki
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あつまさんはどこへ?(裏話)

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hakugin_ts

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「・・・いつまで黙ってるのよ。」

小さなテントの中に窮屈そうに座る人。

そして、少し離れたところで横たわる人。

座って救急箱を抱えたままのユエノは、重症の敦眞に声をかける。

相当不機嫌なのか、口を開く余裕がないのか、敦眞は何も言わない。

分厚いローブを重ねていても、爪はそのローブを破り肌を傷つける。

「悪かったって言ってるじゃない!ちょっと!聞いてらして?!」

何も反応を示さない敦眞にとうとう痺れを切らしたユエノ。

もともと傷はユエノがつけたものだ。

逆ギレとかいうやつ。

敦眞は、うるさいとでも言うようにユエノに背中を向けて寝返りを打つ。

「ち、ちょっと。消毒とかしないとっ・・・」

ユエノが心配そうな顔をする。

救急箱をがさがさとあさると、脱脂綿と消毒液を。

無理やり敦眞の腕をとり、消毒液をしみこませた脱脂綿を当てる。

「痛い痛い痛い痛い!」

敦眞が悲鳴に近い声をあげた。

「し、仕方ないじゃない!わたくしの所為であなたが、なんてことになったら・・・」

言葉を詰まらせる。

が、敦眞はそれどころではない。

「あ、あんた消毒液つけすぎ!傷に沁みんの!」

「なによ。手当てしてもらってるだけありがたいと思いなさいっ」

フンと鼻を鳴らすと手当てを続けた。

テントから響くのは、敦眞の悲鳴。




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