金城龍彦


1 金城 龍彦【きんじょう たつひこ】

【役職】選手
【生年月日】1976年7月27日【投/打】右/ 両【ポジション】外野手, (三塁手)【プロ入り】1998年 5位【在籍期間】1999 -
【経歴】近畿大学附属高 - 住友金属 - 横浜DeNA

見せてくれ見せてやれ 超スーパープレイを ハマの風に乗った 男の意地を


獲得受賞タイトル

  • 新人王 (2000年)
  • 首位打者 1回(2000年)※スイッチヒッターのシーズン最高打率記録
  • ゴールデングラブ賞 2回(2005年, 2007年)



  • 99年 プロ入りと同時に野手転向、同時にスイッチヒッターに挑戦。10月3日の中日戦に代打でプロ初出場。
  • 00年 4月16日の巨人戦、代打でプロ1号となる本塁打を放つとそれを皮切りに打撃の才能を開花させる。三塁手としてレギュラーに定着、新人王と首位打者のタイトルを獲得する。
  • 01年 三塁手としては失策数が多く守備に難があったため、俊足を活かし外野手へ転向。球団記録となる43犠打を記録。
  • 02年 オフの減量が裏目に出て打率は1割台と苦しいシーズンとなった。
  • 03年 復活。打率を3割台に戻し長打力も増す。1シーズン中では初となる1試合両打席での本塁打2回を達成する。
  • 04年 多村の台頭もありそれまで守っていた中堅手から右翼手へコンバートする事になった。2年連続となる3割を記録。
  • 05年 3年連続3割を達成し、打点も自己最多となる87打点を記録。守備でもゴールデングラブ賞に選ばれるなど攻守に活躍した。
  • 07年 多村移籍に伴い再び中堅手を任される。自身2度目となるゴールデングラブ賞を受賞した。
  • 08年 序盤こそ好調だったものの、5月以降は満足な結果を残せぬままシーズンを終えた。またシーズン途中でFA権を獲得するものの行使はしなかった。
  • 09年 スタメン落ちする事が増え、主に代打での出場となる。
  • 10年 前年同様代打での出場がメインとなる。オフにFA権を行使するも他球団からのオファーはなく残留となった。
  • 11年 体重を首位打者当時に戻すと、代打で結果を残し5月にはスタメン定着。シーズン終盤に試合中の走塁で肉離れを起こし以降は復帰する事なくシーズンを終えた。夏場に一時期打撃の調子を崩したもののそれ以外では安定した成績を残した。
  • 12年 開幕スタメンで迎えたシーズン。4月1日阪神戦では横浜DeNAベイスターズのチーム第1号本塁打を記録。9月14日のヤクルト戦では村中恭兵から自身通算1500安打を達成。森本稀哲下園辰哉小池正晃らとのレギュラー争いの中では1番多くのスタメン出場機会を得るも打率は.238と低迷、得点圏打率は.132と極端に弱いシーズンとなりレギュラー固定とまではならなかった。
  • 13年 開幕スタメンを逃すも今まであまり守備機会のなかった左翼での出場が多かった、打撃は5月25日にロッテ戦成瀬から通算100号本塁打を達成。打率も規定未到達ながら.291と近年では一番の成績を残し、得点圏打率も.342と前年に比べ大きく向上した。


  • 愛称は「ハマの龍神」、「野性児」。
  • 多くの解説者が「野性的」と表現する通り、独特な打撃フォームの野性味溢れるフリースインガーで、タイミングさえ合えば初球だろうが多少のボール球だろうがお構いなしに振ってはミートしてしまう常識外れの中距離型アベレージヒッター。本人も自覚しており「野性打法」を自称している。
  • 両打席とも構えは似ているが元が右打者なためかパワーに差があり、右打席での方がホームランの数は多い。
  • スイッチヒッターではあるが投手の利き腕ではなく自身の調子や対戦相手によって立つ打席を変える事が稀にある。
  • 元は150k/h以上の速球派投手であった持ち前の強肩と捕球から送球へのモーションの速さが武器で、年齢による衰えを見せた今尚ランナーへの脅威となっている。
  • 全盛期はレフトに上がったフライをセンターから追ってきて、打球を見失った左翼手の代わりに捕球するほどの守備範囲を誇った俊足。しかしながら盗塁センスはない。
  • 代打勝負は異常に強く、代打での打率は3割を超えるシーズンが多い。
  • 2000年シーズン後に出演した東京電話のCMでは、大根の杖を手にした魔女・松坂慶子に「打率が一割下がる」魔法を掛けられ、翌年、翌々年と本当に打率が1割ずつ下がってしまった。
  • バナナが好物でファンからは「バナナキャラ」として定着している。
  • 礼儀正しく謙虚で素朴な性格として知られ、暗黒時代を支えてきた存在としてファンからの人気は高い。
  • 性格とはミスマッチな独特のファッションセンスの持ち主でもある。
  • 在日韓国人の3世で旧名は「金 龍彦(キム・ヨンオン、김용언)」、現在は帰化している。 
  • 父親は元近鉄の金城晃世選手で所謂2世選手。
  • 現阪神の藤井彰人選手とは高校時代の同級生で、バッテリーを組み甲子園にも出場している。
  • 2010年に佐伯貴弘が退団した事で現在の生え抜き野手最年長選手。
  • ロッテの成瀬を得意としており交流戦期間しか対戦機会がないのにHRを5本も打っている
  • 2015年に巨人に移籍し同年引退。翌年から巨人でコーチを務めている。

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最終更新:2024年10月21日 11:00
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