試合の中で最も多用されるレフトからの
スパイクに対処するブロックを考えてみましょう。
3人ブロックでは、ライト、
センター、レフトの3人全員がブロックに飛びます。
前提として、センタープレーヤーやネットの中央部、ライトプレーヤーはネットに向かってライト側のアンテナから1m程のところ、レフトプレーヤーはネットに向かってレフト側のアンテナから1m程のところにいるとします。
相手チームのトスがレフトに上がったら、移動を開始します。
ライトプレーヤーはサイドステップで移動します。
センタープレーヤーは一回のステップでは移動しきれないので、
サイドステップ2回か、サイドステップ+クロスステップで移動します。
レフトプレーヤーも一回のステップでは移動しきれないので、
サイドステップ2回か、サイドステップ+クロスステップで移動します。
レフトプレーヤーはかなりの距離を移動しなければなりません。
そのためには、1歩目を大きく出すのがポイントです。
これによって、次のステップがより遠くに動くことになり、その結果長い距離を移動できるのです。
2人ブロックでも書きましたが、注意したいのは3人の間が空くことです。
3人の間を空けないために、
- ライトプレーヤーはしっかりと基準を作ること
- センタープレーヤーはライトプレーヤーにぶつかっていくイメージで飛ぶ
- レフトプレーヤーはセンタープレーヤーにぶつかっていくイメージで飛ぶ
これが大事です。
3人ブロックではスパイクのコースの大部分を抑えることができるので、
3人で相手アタッカーを囲ってしまうイメージで
ブロックの形を作ります。
3枚ブロックはアタッカー1人に対して有利です。
シャットアウト、最低でもワンタッチを取れるように3人で形を作る意識を持ってやってみるとよいと思います。
最終更新:2010年09月25日 13:20