アタック①

1.直上
2.コンビ


1.直上
これはネット際にボールを上げる人が1人いて、高めのトスを上げていく。
それをスパイクする練習だ。
トスはトスを上げる人のほぼ真上に上げるので、この練習を「直上」と呼んでいる

トスを上げた人は打たれたボールを拾いに行き、次はスパイクを打つ。
スパイクを打った人が次はトスを上げる人になる。

スパイクのウォームアップ的な位置づけで考える人が多いと思いますが、
ちょっと意識すると非常に効果的な練習になるのです。

意識するはフォームとタイミング、スパイクコースです。

スパイクの調子が悪いとか、久しぶりにスパイクを打つぞとか
思う人はこの練習をしっかりやるとよいと思います。
セッターと息を合わせる必要がないので、そこは考えなくてよく、
自分のスパイクフォームなどに集中出来るからです。


2.コンビ
コンビはコンビネーションの略。
書かなくても分かるわー、とつっこまれそうですが・・・。

セッターとアタッカーのコンビネーションのことです。
定義としてはおそらく、こんな感じでしょうか。

「あらかじめ決められた高さや弾道のトスを打つ」

うまく言えなくて申し訳ない。

具体的に言うと、

速攻や時間差、レフトやライトへの平行トスを打つ練習

のことです。


例えばAクイックならボールがセッターに返るのと
ほぼ同時にセッターお腹側のほぼ真横の位置で踏み切りをしてジャンプ。
セッターがちょんとトスしたボールを打ちます。

これがバレーボール界共通のAクイックでしょう。

このようにすでに定義された(約束された)攻撃の練習がコンビです。

セッターは同じ高さ、同じ弾道、同じスピードになるようにトスをしなければなりません。
アタッカーは同じタイミング、同じ高さでまずは打てるようにならなければなりません。

私の参加しているチームでは慣れている人がほとんどなので
ほぼ問題なく練習できますが、
慣れないと難しいと思います。

私も高校の頃経験しましたが、
トスとアタッカーのタイミングが合わなくてスパイクできないことがよくあります。
このときにトスがいけないのか、アタッカーのタイミングがよくないのか
慣れないうちは区別することが出来ないのです。

練習ではうまくいっていいても、試合になると合わなかったりします。
結局、量をこなしていくことが重要なのですが、
自信を持ってできるようになるまでは毎日練習して1年くらいかかったと思います。



最近のバレーボールの日本代表や世界のトップチームの試合を見ていて思いますが、
コンビがないチームはトップになれません。

日本のように背が低いチームが背が高いチームと互角に戦うにはコンビのスピードが大事になってきます。
今後ますますその傾向は強くなると思います。

これからのバレーボールは
スピードのあるトスを正確に出すことのできるセッターと
早いトスを打ちきれるアタッカーが求められていくと思います。


スピードのあるトスを正確に出すことのできるセッター・・・目指したいです!

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最終更新:2010年09月25日 14:09
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