総評 55点
【★★★☆☆】
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時間 |
シナリオ |
調整 |
操作 |
独自 |
価値 |
キャラ |
やり込み |
グラフィック |
その他 |
評価 |
4 |
2 |
3 |
3 |
4 |
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2 |
4 |
5 |
リメイクはAAAでなくスクエニが手がけたようですが、なかなかAAA色が出ていたかなと。
ただ、どうしてもボリューム不足感が否めない。
1:プレイ時間 【★★★★☆】
1周約15時間でサクッとプレイできる。
通常のゲームであればボリューム不足であるのだが、本作は元々周回プレイをさせることを前提に作られている為、作品の方向性にマッチしている。○。
それでも、ややあっさりしすぎている嫌いはあるか。
2:ストーリー(シナリオ) 【★★☆☆☆】
あらすじ:
さまざまな種族と自然の共生する未開惑星ロークに存在する辺境の村、クラトス。村を守る自警団の一員である主人公ラティは、大きな事件も起きないその平凡な日々に疑問を感じていた。ある日のこと、突然隣村に奇病が生じたという知らせにより、物語は動き出す――
全体の物語は、SOらしい星間と時間を超越しながらのファンタジックな冒険という「らしさ」が全面に出たストーリーで○。友を、村を、星を救う冒険と戦いの物語。
ただ、全体的に説明が不足していて、事前に別作品をプレイしているなどしてスターオーシャンの世界観を理解していないと戸惑うであろう点が多数ある。強引な展開がままあるように感じられるのもこれが原因であろう。
又、SOシリーズそのものの持つ問題点なのだが、やはりストーリーの進め方によってPTの面子が大きく異なるゲームである以上、メインストーリーにはメインキャラ(固定キャラ)しか絡ませられないというどうしようもない物語性に対する欠点がある。ボリュームを出せない理由の一つだろう。
加えて、PTのチョイスによって非固定キャラ本人の物語が全くの未解決・未消化のままゲームが終了してしまい、それに対するフォローも殆ど無い場合も存在するのは物語の構成が今一歩足りないと言える。
主人公がイエスマンで、突然の展開や伝えられる真実に対して大きな戸惑いも無く、本来疑問を抱くであろう点にも殆ど無関心に正義の味方を遂行するキャラクターである為、感情移入はあまりできない。
というより、感情移入をするほどのイベントに乏しいとも言える。
3:難易度設定・調整 【★★★☆☆】
全体的にはレベル上げに足止めを食う場面も無く、手頃な手応えを感じながら進められる。
レベルもポンポン上昇するので、レベル上げも楽しい。
だが、少々ダメージの設定が大雑把で進むほどすぐにHPが無くなるように感じること、特定の技を連打するだけでボスでも撃破できてしまうこと、魔法を放つ度に戦闘がストップすることなど、改善点も多くある。
4:操作感(プレイ感覚) 【★★★☆☆】
メニュー画面でのレスポンスが良く、IC等メニュー内での操作が多くなりがちなゲームだがその点に関するストレスは殆ど無くしてあるのは◎。
今作の最大のストレス要因は、フィールドマップの移動である。
町~町間のワープの類が一切無い為大陸上の移動の殆どが徒歩になってしまい、かつ、フィールド移動速度がかなり遅く(飛空挺も無し)、かつ、お遣いイベントが多くいったりきたりを強いられるという、マイナス要素同士の結びつきが起きてしまっており、移動に関するダルさを禁じえない状態になってしまっている。
戦闘中攻撃を行う際の敵の横までの移動が鬱陶しい点も少々気になる。
5:独自システム 【★★★★☆】
→プライベートアクション
起きるイベントは各キャラの内面を覗ける面白いものなのだが、どこで起きるか、起きそうかといった予告・予想の要素が全く無い為、攻略情報無しでは思ったとおりのイベントは起こせない。
何も起きないのに村にPAで入ることだけ可能、という仕様が尚更紛らわしくしている。
いっそイベントが無い・終わった場合は開始できないようにしてほしいところ。
→スキルシステム(+IC)
スターオーシャンをプレイすると毎度思うのだが、それぞれのICが最終的にどういった恩恵を受けられるのかが最初にプレイヤーに伝えられないのがとても勿体ない。そのせいで、攻略サイトを覗きでもしないかぎり能力上昇や戦闘スキル等の直接反映されるもの以外のスキル育成が後回しにされ、結果ゲームクリアまでまともに行わないICも多く存在することになる。
本作では特技やタレントによって成功率を上げることが出来、サクサクと製作などが進むのが○。
6:価値 【★★★★☆】
購入価格:約1400円
中古価格ならば十二分に遊べる内容。シリーズファンで周回する気満々であれば新品でも。
が、内容が肌に合わず、ゲームの作り方に関わらず周回などしない場合もあるだろう。
7:キャラクター 【★★★★☆】
どのキャラも元デザインされた時代が古い為かあまり狙った感じでなく高印象。
はっきりと役割を割り振られた性格付けは好み。
ただ、主人公があまり特徴の無いキャラクターだったのが残念。
8:やりこみ要素 【★★☆☆☆】
多数いる中から仲間にするキャラを厳選するシステムから、複数の組み合わせでゲームをプレイしないとムービーリストが埋まらなかったりボイスコレクションがあったりとやりこみ要素はある。
惜しむらくはシステムデータが存在しないためその数だけセーブデータが必要な仕様。
加えて、周回プレイが前提のゲームであるにも関わらずクリア後のデータセーブが無いのは矛盾があり×。
9:グラフィック・アニメ 【★★★★☆】
Production I.Gによるアニメは美麗、かつゲーム中に挿入される形態を取っており○。
なのだが、数が多くないことと、キャラクターによってはアニメが無い場合があることが残念。
容量の問題だろうか、もう少し随所に挟んでほしかった。
ゲーム自体は2Dor3Dマップ上を2Dキャラクターが動き回る、PS以降のPS2までRPGではよく使われる手法となっており違和感無くプレイできる。○。完全3Dよりも好み。
10:その他 【★★★★★】
特になし。
最終更新:2009年01月22日 00:51