キハ85系気動車
名古屋で発車待ちの特急ひだ1号高山行き
1989年、JR東海発足後の新形式第1号として登場。また国鉄分割民営化後に最初に造られた特急型気動車でもある。
車体は眺望性に対する配慮がなされており、デビュー列車となった特急ひだは「ワイドビューひだ」と呼ばれるようになった。
なお、ワイドビューの冠はその後のJR東海の各特急列車に受け継がれていくことになる。
走行性能においても、350馬力を発生するアメリカのカミンズ製14リッター・ターボディーゼルエンジンを1両に2基搭載。最高速度120km/hはもちろん加速性能も「電車並み」と言わしめるほどである。
東海道本線(名古屋~大阪)、高山本線、関西本線(名古屋~河原田)、紀勢本線(津~紀伊勝浦)、中央本線(名古屋~多治見)、太多線、伊勢鉄道線
北陸本線(金沢~富山)
特急
ひだ(名古屋~高山・飛騨古川・富山)、特急
南紀(名古屋~新宮・紀伊勝浦)
ホームライナー太多(名古屋~美濃太田)
久々野に停車中の特急ひだ1号高山行き
ひだは大阪発着が1往復ある
富山駅で発車を待つ特急ひだ6号名古屋行き
反対側から、富山まで脚を伸ばすひだは高山~富山間は3両での運転となる
ワイドビューの由来とも言える先頭車
貫通扉の着いた先頭車
最終更新:2011年12月27日 23:26