383系電車

南木曽に到着した特急しなの1号長野行き


 1994年、特急しなのに使用されていた381系を置き換えるべく登場。
381系で採用していた自然振り子装置を発展させた制御振り子装置を備えることで曲線通過速度と乗り心地を向上させた。

 基本編成6両編成の他に付属編成として4両と2両があり定期列車は6~10両で運転される。基本編成の先頭車はパノラマグリーン車となっている。付属編成のみの6両で運転される場合もある。

 特急(ワイドビュー)しなの専用車両として名古屋~長野をメインに走行しているが、1日1往復大阪まで乗り入れる。
 また臨時で大糸線白馬まで運転する列車も存在する。

  • 基本スペック
編成 6両(基本編成)
2両、4両(付属編成)
MT比 1:1
車両長 22200mm(パノラマグリーン車)
21450mm(貫通型先頭車)
21300mm(中間車)
編成質量 213.5t(6両)
141.0t(4両)
75.0t(2両)
軌間 1067mm
電気方式 直流1500V
編成出力 155kW×4×3=1860kW
制御方式 GTO-VVVFインバータ
起動加速度 2.1km/h/s
営業最高速度 130km/h


  • 活躍している路線
中央本線(名古屋~塩尻)、篠ノ井線、信越本線(篠ノ井~長野)、東海道本線(名古屋~大阪)、大糸線(松本~白馬)

  • 使用列車
特急しなの(名古屋・大阪~長野)、ホームライナー(中津川・瑞浪・多治見)

  • 使用されていた列車
急行ちくま(大阪~長野)、セントラルライナー(名古屋~中津川)

白馬行きの臨時しなのには付属編成4両が使用されている。
名古屋駅9番線に留置されてる2両の付属編成
名古屋駅11番線に到着するのは1日1本の大阪行き
大阪に到着した特急しなの
大阪で回送に変わった383系
まだ夜が明け切ってない名古屋駅に入線したしなの1号
最終更新:2012年12月15日 14:29