概要
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肝疾患の中でも代表的かつ頻度の高い疾患。
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日本では、治療が必要である肝疾患の約9割にこれが占める。
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ウイルス性肝炎の治療の目標は、肝癌への進展を抑えること。
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ここではA型からC型を主に取り上げる。
A型肝炎
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A型肝炎ウイルスというRNAウイルスの一種によるもの。
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主に経口感染し、伝染性も強く飲料水から集団発生することもある。
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HA抗体を保有していない若年層に多い。
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B型及びC型には季節性は無いが、A型は冬から春にかけて好発する。
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A型肝炎ウイルスに罹患するとHA抗体が出現し、10年以上に渡って持続する。
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ワクチンが存在する。
B型肝炎
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主に血液を介する感染が多く、輸血や母児感染、STDとしての感染が多い。
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血清肝炎と呼ばれることもある。
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その殆どがキャリアかつe抗原陽性者との性的接触によるもの。
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成人発症ではキャリア化はまれであり、慢性肝炎・肝硬変には進展しない。
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ワクチンが存在する。
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劇症化率は約2%であり、最多であるが、今日ではワクチンによる予防が可能になった。
C型肝炎
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ワクチンがまだ開発されていない。
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血液感染が殆どであり、医療従事の際や輸血、刺青の際の針刺し事故によって感染することが多い。
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B型肝炎に比べ、家族内や性行為、母子感染は起こりにくい。
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症状自体はA型・B型に比べて軽く、自覚症状に乏しい。
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容易に慢性化を起こし、軽度の炎症が持続した上で、10数年の経過を経て活動性が上昇し、肝硬変というステップを踏んで肝癌へ進展する。
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発症した場合には、発症初期のインターフェロン療法が効果的とされる。
最終更新:2007年07月13日 00:15