食事療法とは(定義)
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疾病の治療あるいはコントロールを目的として患者の病態に合わせた食事を与える治療法。
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適正な栄養補給によって栄養障害や代謝異常を是正し、疾病の治癒促進を図り、病態を良好なコントロール状態に維持しようとする治療法。
食事療法が重要視される疾患
食事療法に必要となる援助
阻害要因
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食事療法の阻害要因としては挫折が一番大きい
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疾病が受容出来ずに必要性を感じられない
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そもそも疾病そのものに対する理解が不足している場合
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上記二つが満たされていても、食事療法って一体どうしたらいいの?という具体的な知識や方法の不足によって正しい食事療法が行われない場合
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食生活を変更しなければならなくなったことによる摂取量の低下や空腹感も要因のひとつと言える
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あるいは食事療法に対する誤った知識や意識、意欲の弱さ、周囲の人の協力が得られないことによる食事療法の(誤った)自己修正や中断
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挫折することなく継続していけるように援助していくことが大事
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ただし、そもそも適正な食事とは、その人の年齢・性別・体格・疾病の状態・アレルギーの有無などによって変わってくる。そして食事を療養法として継続して用いるためには周囲の人の理解や協力、本人の継続意欲が必要になってくる。なので食事療法を開始するにあたっては割と色々な情報が必要になってくることになる。
疾病の受容と食事療法の関連
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例えば糖尿病を罹患しているとき、その本人が「自分は糖尿病であり、食事の適正化が必要だ」と思えなければ食事療法は(本人的に)始めることが出来ないし、仮にそれを強制出来たとしても継続は困難なものとなる。疾病による食事療法の必要性を自分のこととして考えられるようになる、言い換えれば疾病を受容するということは食事療法にとって重要な要素となる。
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医療関係者が一方的な疾病の説明と食事療法の必要性を説いたとしても、それが対象者にとって納得出来るかどうかについては別の話となる。一般には信頼関係を確立し、その対象者と共に色々と考える姿勢でもって食事指導に望むことが重要であるとされる。
コンプライアンス
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コンプライアンスとは「(ある規定事項、法令などを)守る」という行動全般を指す。つまり、食事療法に対する対象者自身のコンプライアンスを高めることが重要と言えるがこれは言葉遊びに近い。コンプライアンスという横文字を使いたいだけなんじゃないかと。
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食事療法に対するコンプライアンスを高めるということは、その対象者の束縛感を軽減し、かつ満足感を可能な限りにおいて向上させ、食事療法が適切に出来るということに(対象者本人やその周囲の人が)達成感を持てるようにしていくことが大切になってくる。結局、やってもいいかな?と思い、かつそれが出来れば嬉しいのであれば、医療に関することであろうと無かろうとやるんだろうと思う。人間誰でも。
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制限を強調するのではなく、可能なことを提示する。
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可能な範囲で今までの食習慣を生かしていく。
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検査結果などを示すことによって勇気付ける。
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対象者やその周囲の人の努力を誉める。
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コンプライアンスは語源的には「期待に応える」ということになる。つまり、ここでコンプライアンスという単語を用いるということは、暗に食事療法を継続するということは「誰かにそれを期待されている」ということでもある。
食欲低下という事態
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例えば、一種の生活習慣病に対しての治療として食事療法が行われたとする。生活習慣病を招き易い食事の形態としては、高塩分食であるとか、その人にとっての好きなものしか食べていなかったであるとか、脂質や糖分がトータルに見ると極端に多いであるとか、そういう一種の嗜好的な部分も食事に反映されていることが多い。
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それを食事療法としての食事に切り替えたとき、どうしても「適正な栄養バランス・その疾病に合った味付け」などになることになり、仮に客観的な味が極普通な食事であったとしてもその人にとってはやたらと味気ないものであることもある。そして、自分は治療としてこの食事を「摂取」するんだというマイナスな感情が起こることもある。それにより食欲低下という事態が起こる場合がある。
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感情面に関しては、誰かと一緒に楽しく食事を取れるように模索するであるとか、味に関しては出来る範囲で本人好みのものを考えるであるとか、そういう工夫も必要になってくる場合がある。
自覚症状がないという状態
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特に生活習慣病では、かなり病状が進行しなければ自覚症状があらわれないということが往々にしてありうる。データが異常値を示したとしても、本人に自覚的な症状が表れなければそれは受診への動機付けにならない場合も多い。「疾病を治癒させる」という観点からみればそれは不都合…というよりも、後々病状が進行してしまう可能性を思えばそれは見落としたくないところ。ではどうすれば定期に受診することが可能になるのかという話になる。
モチベーションの維持
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食事療法はとにもかくにもモチベーションの維持が重要。しかし、応援しようとしたところで「お前に俺の気持ちがわかるか!」な気持ちになることもある。こういった場合や、何らかの悩みを抱えているだろうと思われる場合などは、自助グループを紹介するのもその人にとって助けになることがある。これも一種の社会資源であるし、地域に相談機関(どんなものがあるのかさっぱり知らないが。保健所とかか?)などがあればそれを紹介するのも一手。どういう集まりなどがあるのかなどのアンテナを立てておくのは援助者という職業に従事している者としては大切なことなのかもしれない。
最終更新:2007年07月13日 00:18