「この中に、天道総司の名を名乗っている男はいるか」

病院に備え付けられたロビーのように開けた空間の中、ここに集った生存者が各々思い思いの時間を過ごすその空間に、相川始の声が響いた。
小さく、しかし確かな威圧と存在感を秘めたその声に、空気が張り詰める。
恐らくはただならぬ事情があるのだろうその問いに、真っ先に答えたのはしかし当人ではなく名護だった。

「始くん、先に聞いておきたい。何故君はその存在を探しているんだ?」

「……それを聞いて何になる」

名護の問いに答える義理はないとばかりに、始は鋭い視線を返す。
だが名護もまたただで退くつもりはないのだろう。
視線を交わした数瞬の後、折れたのは始だった。

「以前キングと戦った際、その男が剣崎を殺した犯人だと聞いた。本当の名前は他にあるが、今は天道総司を名乗っていると。俺はそいつを探し、剣崎の仇を取る」

「待て、君の事情は分かったが、今は皆で力を合わせるべき時だ。俺たち仮面ライダー同士が戦っている場合じゃないだろう」

「なら心配はいらない。俺はもとより、剣崎を殺したそいつにも……仮面ライダーを名乗る資格はないからな」

全てに迷いない始の言葉は、それだけ剣崎を殺した存在への怒りの強さを示していた。
大ショッカーとの戦いをすると決めたとして、それとはまた別の次元で、彼はきっとその下手人を許すことは出来ないのだ。
どう彼を説得すべきか、思わず苦悩した名護の背後から、ふと一つの声が届いた。


「もういいよ、名護さん」

仲間を守らんと始に対峙していた名護を制止する声が、響く。
思いがけず現れた一人の青年に名護が振り返るのと、始の視線が向かうのは同時だった。

「総司君、何故……」

「大丈夫だよ名護さん。僕はもう一人前の仮面ライダーだから。それに……これは、僕の責任だから」

名護の目を見て言い切った総司に、名護はそれ以上何も告げられなかった。
ただ一人の戦士として成長した弟子の背中を見送るように、総司を見守るしかない。
そして自身の前に歩み寄ってきた彼に対し、始の視線はギロリと色を変える。

「……お前が、天道総司を名乗るワームであり、剣崎を殺した男。間違いないな」

「そうだよ、僕が……剣崎を殺した」

「なら話は早い。表に出ろ」

始の言葉に、全て無駄はない。
表に出ろという言葉に含まれる隠喩は、流石の総司も知っている。
剣崎の仇を取るために、自分と戦え……つまりはそういうことに違いなかった。

そして総司は、それを理解した上で始に続こうとする。
剣崎を殺したという自分の罪を憎む存在がいるというなら、その咎を甘んじて受けるのも自分の役目ではないか。
だが、そうして過去の自身の罪を贖う為、一対一の決闘へと赴こうとした彼らの前に、立ちはだかる壁が一つ。

「待ちな、二人とも」

「翔太郎……?」

気障な仕草に、勿体付けた動作。
彼らの前にするりと滑り込むように現れたのは、彼らにとって浅からぬ因縁を持つ翔太郎の姿だった。
思いがけぬ新手の存在に、始は隠そうともせずその眉を顰める。

「……どけ、ジョーカーの男。お前に構っている暇はない」

「いーや、構ってもらうぜ。あんたにゃ一つ、絶対に訂正してもらわねぇとならねぇことがある」

「何……?」

翔太郎の吐いた予想外の言葉に、始は思わず聞き返す。
だがそれを気にする様子もなく、翔太郎は続けた。

「あんたさっき、自分は勿論剣崎を殺した総司も仮面ライダーを名乗る資格はねぇ……そう言ったな」

「それがどうした」

始にとってそれは、疑う余地もない事実だった。
木場を殺した自分もそうだが、剣崎ほどの仮面ライダーを殺した存在が、その名を名乗れる義理などない。
だがその始の答えを受けて、翔太郎はゆっくりと自身の懐から一つのバックルを取り出す。

始が見間違えるはずもない、それはまさしく友の遺品であり分身とも言える代物である、ブレイバックルだった。

「それは、剣崎の……何故お前が」

「ダグバと戦って奪い返したんだ。俺じゃなく、そこにいる総司が、命がけでな」

翔太郎の意外な答えを受けて、始は思わず背後の総司へと振り返る。
だがその視線には未だにこちらを射抜かんとするような敵意が含まれており、総司の緊張が解かれることはなかった。
見定めるように総司を睨むこと、おおよそ数秒の後、始は再び翔太郎に向き直る。

「……だからどうした。ブレイバックルを取り戻したとしても、こいつの罪が消えることはない。そんなことをしても、剣崎が戻ってくることはない」

「確かにな。けど……せめて認めてやってくんねぇか、こいつだって剣崎や俺らと同じ、誰かの為に命張れる仮面ライダーの一人なんだって」

鋭く交わされる、二人の視線。
他の介入を許さないその空間の中で、しかし始は揺らぐ様子もなく吐き捨てるように続けた。

「無理だと言ったら?」

「なら……俺はここでこれをぶっ壊す」

「翔太郎!?」

翔太郎が指したのは、他でもない今話題の渦中にあるブレイバックルだった。
流石の総司もこれには黙っていられないと飛び出しかけるが、彼の前に立つ始が意図せずそれを制止する。
果たして数舜の後、些かの苛立ちを含ませつつも、しかしその冷静さを保ったまま次の言葉を待つ始に対し、翔太郎は再び切り出す。

「始さん、俺はこのブレイバックルを、剣崎から受け継がれてきた仮面ライダーの正義のバトンなんだと思ってた。人から人へ、ずっと受け継がれていく剣崎から続くバトン。……けどよ、そう思えたそもそものきっかけは、これをダグバから取り返したのが他でもねぇそこにいる総司だったからだ」

とうとうと語る翔太郎に対し、始は何も告げぬまま黙って次の言葉を待つ。
まるでその先にある結論で彼という人間を見定めようとしているような、そんな不思議な眼差しと共に。

「そいつはよ、最初に俺と出会ったときは、自分で何をすればいいのかも分からねぇような半端モンだったんだ。それが色んな仲間の存在を知って、自分のした罪を数えて……今じゃ、立派に仮面ライダーの正義を胸に戦ってんだよ」

共に戦い、泣き笑いを積み重ねた、今までの時間を思い出しながら、翔太郎は言葉を紡ぐ。
きっと、言葉だけでは彼が思っている感情の半分も伝わらないだろう。
だがそれでも、彼はこのまま始が総司を仮面ライダーですらないと誤解したまま戦うことだけは、我慢ならなかったのである。

「そんな総司が、自分の罪を少しでも償おうと必死で取り戻したブレイバックルだからこそ、俺は意味があるんだと思ってる。だから例えあんたでも、その正義を否定するっていうなら……俺にとってこれは、何の意味もねぇ代物なんだよ」

ブレイバックルを翳しながら、翔太郎は始に問いかけるように言う。
そしてそれを受けて、始もまた思考を開始する。
一見すればこれは、翔太郎がブレイバックルを人質に脅しているようにも見える。

“ここで戦うことをやめなければ、お前の友の遺品を壊すぞ”と。
だが彼の狙いは恐らく――というより十中八九――そこにはない。
何故なら彼が持ちかけている要求は、あくまで総司を仮面ライダーとして認めぬまま戦うな、ということ。

先の自分の発言を何よりの侮辱と感じて、それをどうにかして取り消させようとしているのだ。
まったく以て下らないプライドだとも思うが、始にとってそれはあながち無視できる話でないのも事実だった。
まさしく今の今まで、彼は剣崎を殺した犯人を他者の名を騙る卑怯な愚か者であり、生き残っているとしても欺瞞を重ねた結果なのだとばかり考えていた。

故に、天道の名を騙っていることは勿論、剣崎を殺した事実すら彼らは既に承知済みだったらしいと察した時には、流石の始にも少しばかりの驚きがあった。
それどころかまさか、彼が仮面ライダーでないとするなら信じていた正義など嘘だとばかりにブレイバックルをさえ破壊しようとする翔太郎を前にしては、始とてその討伐に二の足を踏もうというものだった。
今一度振り返り、始は総司を一瞥する。

満身創痍そのものの肉体に、疲れが滲む顔。
しかしそのどちらすらも、彼は誇らしいとばかりに感じているのが傍目にも分かる。
きっとこれは翔太郎の言う通り、誰かを守るために奔走した結果なのだろうと、始ですら認めざるを得ないほどに。

目を細め、総司から視線を外した始は、翔太郎へと歩み寄りその手からブレイバックルを取り上げる。
奪ったわけではない。これを破壊することはないと、つまりは彼は確かに仮面ライダーだと、そう認めたことを示すためだった。
一転してくるりと翻り、始は総司の横を通り過ぎていく。

無論、これは決して彼を許したことと同義ではないのだと。
もし大ショッカーを倒し、ダグバを倒せばその時は、と。
そんな含みを、未だその鋭い眼に宿しながら。

「――ちょっと席を外した間に、どーいうことだ?」

始が適当な椅子に腰かけ総司が脱力するのと同時、どこか間の抜けた問いがその場に響く。
振り返れば、そこにあったのはどうやらユウスケの病室から戻ってきたらしい士の姿だった。
その後ろから一体何事だと駆けつけたユウスケと一条に対し何でもない、と翔太郎は首を横に振る。

少なくとも今のところ始の話を掘り返す必要もない。
後で彼には、また別の話を問いたださねばならないが。
ともあれ何事もなく収まったその場に対し、仲間全員の集合を認めたらしい男が一人、新たに話を切り出していた。

「――皆聞いてくれ。これから、ここにいる全員の首輪を解除したい」

戻ってきた士らが自分の座るスペースを確保するのを待つが早いか、フィリップは全員の注意を引き付ける。
彼の言葉が意味するところはつまり、大ショッカーによって彼らの首に取り付けられた銀の枷――変身を阻害し、そして大ショッカーに生殺与奪権の一切を握られている原因でもある、その首輪を解除するという提案だった。
それを受けてまず我先にと立ち上がったのは、意外にも真司だった。

「ちょちょ、ちょっと待ってくれよ。もしかしてそれって……俺たちの首輪を、外せるってことか?」

「あぁ、その通りだ。現にここにいる相川始の首輪は、既に僕が解除した」

フィリップの言葉を受けて、全員の視線が始へと集まる。
近寄りがたいその雰囲気から他者の接触を極力避けていたことから、彼の首に首輪がないことを今初めて知ったという人間も多かったらしく、その場に点々と驚愕の声があがる。
居心地が悪そうに視線を逸らした始をチラと見やりながら、次いで声をあげたのは総司だった。

「待ってよ、でもその始って人、さっきの放送で名前を呼ばれてなかった?どういうことなの?」

「あ、そーいえば……確かに、さっきの放送で名前呼ばれてたよな?」

「いや、真司も知らねぇのかよ……」

病院にいて状況を把握していない総司はともかく、一応ここに来るまで同行していたのにそれを知らない真司には翔太郎も呆れざるを得ない。
うるさいな、とばつが悪そうに頭を掻く真司を見やりながら、まぁ説明もしてなかったしね、とフィリップは仕切り直す。

「実は、首輪を解除する前に、皆に知っておいてほしいことがあるんだ。結論から言えば僕はこの場で、ここにいる全員の首輪を解除することが出来る。だが首輪を解除すれば……それはすなわち、この殺し合いでの死を意味する」

「死……って」

修二が困惑した声を漏らす。
今目の前にいる始は生きていないのか。それともそれは彼がアンデッドだから生きているだけなのか。
理解の追いつかない面々を前に、フィリップはかみ砕くように続ける。

「勿論、首輪を外しても直接死ぬわけじゃない。でも、大ショッカーが仕組んだこの殺し合いにおいては脱落することになる。そして、その世界の参加者が全員脱落すれば、それは――」

「自分がいた世界は崩壊する、という訳か」

全てを理解したらしい名護に、フィリップは頷く。
そして同時、全員が状況を理解する。
この場にいる参加者の多くは自分の世界で最後の一人という状況にまで迫られている。

すなわちもしも大ショッカーの言葉が真実だとした時、自分が守ろうとした世界は滅んでしまう……そういうことになる。
この結論は流石に予想していなかったのか、その場には重い空気が流れる。
だがフィリップはこうなることも全て承知の上で、再び口を開いた。

「……もし皆の中で一人でも首輪を外したくないという人がいるなら、僕は無理強いしたくはない。だからその判断を、皆に委ねたいんだ」

理想を求め大ショッカーの打倒に全てをかけるか、10もの世界を手玉に取れる強大な存在の言葉を信じここで止まるか。
果たして後者の答えを選んでも誰にも責められはしないと、フィリップは思っていた。
自分だってもし風都がなくなるのだとすれば、それは絶対に避けたい。

その為に戦う決意すら空回りかもしれないのに、全員に犠牲を強いることなど出来なかった。
だが決断に時間がかかるかと思われたその中で、悠々とフィリップに向けて歩を進める者が、いた。

「ま、俺は元々無所属扱いらしいからな。それにどっちにしろ、首輪を外さなきゃ奴らを潰せない」

「ディケイド……」

あまりにも心強い士の言葉。
思いがけず感情が込み上げるフィリップの一方で、目前にまで迫っていた士の身体が突如グラつく。
バランスを崩した理由は大したものではない。

彼の背後から、ユウスケが彼の肩を叩いたためだ。

「お前だけに良い恰好させるかよ、士」

「……勝手にしろ」

懐っこい笑顔を浮かべ彼に並んだユウスケの手をはねのけながら、しかし士の顔にはどこか喜色が浮かんでいた。
そしてそんな彼らに刺激されたか、今また立ち上がるものが一人。

「俺も、首輪を外すことに異論はありません」

二人の生みだした流れを無為にしないように、次いで立ち上がったのは一条だった。
彼にとってはこの場にいる全員自分が守るべき一般市民であることに違いはない。
故に彼らにそれほどのリスクを抱えさせながら自分はそれを犯さない、などというのは、彼にとって耐えがたい中途半端に感じられたのだった。

「俺も……賛成」

そして次にその流れに続いたのは、真司だった。
先ほどまでと変わらず頭を掻きながらも、しかしその瞳は迷いを断ち切った色をしていた。

「正直、俺のせいで世界が滅びるとか考えたら、やっぱそれは嫌だけど……でも、ここで大ショッカーを野放しにしておくのは、やっぱ違う」

きっとそれは、真司の中で元の世界の人々とここで出会った仲間とをどちらも重んじた結果編み出された結論なのだろう。
無論元の世界で待つ仲間もかけがえないものだが、それと同じくらいに翔一やヒビキら他世界の戦友とすら呼べる仮面ライダーの存在が、彼に戦う覚悟を与えたのである。

「僕も……決めたんだ。もうどんな命だって世界だって、救って見せるって、そんな仮面ライダーになって見せるって」

次いで立ち上がった総司は、そこまで言って名護を見やった。
疑念のない、信頼と確信だけを秘めた真っ直ぐな視線を前に、名護は苦笑しながら軽く膝を叩き立ち上がる。

「そうだな、大ショッカーがどんな力を持つとしても、9つもの世界に住む人々を見捨てる理由にはならない。そんな理不尽と戦うのが、俺たち仮面ライダーだからな」

総司に向けて頷きながら、名護もまたフィリップらの方へ向け歩き出す。
そうしていよいよまだ座っているのは……つまりはまだ首輪解除の意思を固めていないのは、残された一人だけとなっていた。

「修二……」

総司の小さな呼びかけに、しかし修二は俯いたまま答えない。
正直な話この場にいる全員、この条件を持ち出された際の最難関は修二だと、そう考えていた。
彼の目的は仮面ライダーのように正義の為戦うことではなく、家に帰ること。

すなわち元の世界にあるのだろう安住の地へ、無事帰る事だったのだから。
それがなくなるかもしれない戦いに、彼のような存在を無理強いすることは、やはり仮面ライダーの正義に反する。
だがそれでは大ショッカーに立ち向かう術すら失われてしまう……とそんなジレンマに彼らが陥りかけた、その瞬間。

修二はゆっくりと、しかし真っ直ぐにその場に立ちあがっていた。

「俺も……首輪を、外してほしい」

小さな声で、しかし明瞭に大ショッカーに立ち向かう意思を、彼が示した。
その光景に、彼をよく知るものほど目を見開く中、しかしその戸惑いに惑わされることなく、修二は続けた。

「正直、世界が滅ぶとか、そういうの未だによくわからないけど……。でもきっと俺も、戦わなきゃいけないんだ。答えを、確かめるためにも」

修二の決意が示す意味は、きっと誰にも分かってはいないだろう。
だがそれでも病院にいたときの彼と今の彼とでは大きな違いがあることだけは、誰の目にも明らかだった。
これで、全員が首輪の解除に同意を示した。

否、最後に一人、まだ心の内を聞いていない者が隣にいたことを、フィリップは不意に思い出し、悪戯な笑みを浮かべた。

「それで……君はどうするんだい、翔太郎」

「ハッ、決まってんだろ。首輪なんざさっさと外して大ショッカーをぶっ潰す。俺たちで、な」

気障にポーズを決める翔太郎に手を貸し立ち上がらせて、フィリップは改めてこの場に集った全員の顔を見やる。
誰一人として、無傷の者はいない。
どころか誰しも満身創痍で、厳しい戦いの中にあったのだろうことは日の目を見るより明らかだ。

だがそれでも、フィリップの心には一抹の不安すら過ることはなかった。
きっと彼らとなら、異なる世界に生きてきた英雄たちとなら、大ショッカーがどんな敵だとしても負けるはずがない。
強い確信を抱いて、フィリップは再び切り出した。

「皆、ありがとう。それじゃこれから、首輪の解除に関して細かい説明に入る――」

それからフィリップは、首輪の特性について語った。
種族ごとに首輪の種類が異なること、それ以外の種族のものに関しては解析を経てからでないと解除が出来ないこと。
しかしキングが持っていた五代、海東の首輪も手元にある今、間宮麗奈で総司の首輪も解除できるだろうことを考えれば全員の首輪を問題なく解除できるだろうこと。

だがそこまで聞き終えてから、しかし一つ大きな問題が解決できないことに、彼らは気付いた。

「……待ってくれ、俺たちの首輪はそれでいいとして、フィリップ君の首輪はどうする?誰か他に首輪を解除できる人材がいるのか?」

彼らが気付いた疑問とは、首輪解除唯一の第一人者であるフィリップ自身の首輪は誰が解除するのかということ。
或いは当初期待されていた通り士が行うのかと視線をやるが、しかし当人にその気は皆無のようで、つまらなさそうに虚空を見上げていた。
だがそれを受けてもフィリップは何一つ動揺することなく、むしろ自信すら滲ませて得意げに笑った。

「いや、僕以外首輪を解除できる人材は、ここにはいないだろうね」

「なら――」

「――あぁ、だから……“僕が解除する”のさ」

フィリップの予想外の発言に、名護だけでなくその場にいた殆どが不可解に首を捻る。
しかしその中で一人、フィリップの意を察したらしい翔太郎だけは、ハンと気障に笑って見せた。

「そーいうことか、相変わらず考える事がぶっ飛んでるぜ」

「翔太郎君、どういうことだ?」

「まぁ、言うよりもやって見せた方が早いだろうね」

フィリップの言葉に従って、翔太郎は懐から赤いドライバーを取り出す。
彼が今まで使ってきたロストドライバーではなく、先ほど相棒から託されたダブルドライバーを。
彼が慣れた手つきでそれを腰に迎えれば、フィリップにも同様のドライバーが出現する。

無から生み出されたとしか思えないそれに感嘆の声が上がる一方で、二人はそれぞれのメモリのスイッチを押した。

――CYCLONE!

――JOKER!

ガイアウィスパーの声と共にメモリを振りかぶった彼らの腕がちょうどアルファベットのWを描く。
そしてそのまま、高らかに叫んだ。

「「変身!」」

装填されたサイクロンメモリが翔太郎のドライバーへと転送され、次いでジョーカーのメモリをドライバーへと突き刺す。
けたたましく待機音が鳴り響く中、メモリスロットを左右へ展開すれば、もう彼らの変身は完了していた。

――CYCLONE JOKER!

同時解き放たれた二つの地球の記憶が、翔太郎の身体を包み込む。
緑と黒、二つの粒子によってそれぞれの半身を彩った戦士の赤い瞳が光るのと、彼が首に巻くマフラーがたなびけば、そこに立つのはもう半人前のそれではない。
風都の守護者であり、街の……否、かの世界に生きる人々の希望の名を背負うに相応しい一人の戦士。

仮面ライダーダブルが、今初めてこの場に顕現した瞬間だった。

「これがダブル……凄い」

「だろ?」

思わずと言った様子で呟いた総司に、翔太郎は軽口で返す。
これこそが自分の真の力なのだと、これでようやく引け目なく全力で戦うことが出来ると、改めて再確認した心地だった。

「おい皆!フィリップが!」

不思議な充足感を覚えたダブルのもとへ、真司の悲鳴が響く。
見ればそこにはドライバーを装着したまま気絶するフィリップの姿があった。
そういや碌に説明もしてなかったな、と頭を抱えながら、ダブルはフィリップを抱える真司のもとへと歩みを進める。

「心配いらないよ、城戸真司。僕の意識はこっちだ」

「え、フィリップの声……?腹話術か?」

ダブルから響いたフィリップの声に、真司の視線はフィリップの身体とダブルを繰り返し何度も往復する。
そんな様子に悪戯な笑みを浮かべながら、ダブルは誤解を解くために口を開いた。

「残念だけど違う。ダブルに変身した時、僕の意識は翔太郎と文字通り一体化する。だからその際、本来の僕の肉体はこの通り、気を失ったように見えるのさ」

「ならまさか、フィリップの首輪解除方法と言うのは……」

「そう、この状態で、翔太郎の身体を使って僕が僕の首輪を解除する……という訳さ」

得意げに右手の指先を立てたダブルに対し、名護はいよいよ感嘆の声を漏らす。
今までも超常の存在に呆れるほど出会ってきたという自負こそあれど、まさか自分の肉体にかけられた枷をこんなやり方で解除するとは。

「おい相棒、解説は良いけど時間がねぇぞ。さっさとやっちまわねぇと」

「分かってるって。翔太郎、ちょっとの間、身体借りるよ」

翔太郎が肯定を言うが早いか、ダブルはすぐさまフィリップの首輪解除に取り掛かる。
ふとすれば死んだようにすら見える自分の身体をまじまじと見るというのは、一体どんな心地なのだろう。
幽体離脱のようで薄気味悪くはないのだろうかなどと呑気なことを、真司は思う。

鏡の中の自分は決して自分と違う動きをしないから平気なだけで、ある日突然自分の真似をするのに飽きて、鏡の中から飛び出してきたとしたら。
それも鏡像よろしく自分と全てが反対で、ライダー同士の戦いで勝ち残ろうとする自分と入れ替わってしまったら。
突拍子のない考えのはずなのに、妙にその妄想が現実味を帯びて感じられて、真司は悪い夢を覚ますようにその頭を大きく振るった。

「どうしたんだい、城戸真司。少し顔色が悪いようだけど」

上から降った声に思わず顔を上げれば、そこにいたのは先ほどまで横たわっていたはずのフィリップであった。
その首には既に首輪はなく、どうやら自分が思考に気を取られている間に首輪の解除に成功したらしかった。
何でもないと溜息を吐きながら、真司はふとロビーに備え付けられた小さな鏡を見やる。

そこに映っている自分の顔は、自分が思っているよりずっと疲れて見えた。




それから数時間、フィリップが首輪の解除と三つの首輪の解析を行う間、彼らはそれぞれが持つ支給品を整理することにした。
それぞれの戦力になる支給品は勿論本人へと渡したほか、士のカメラやアルバムなど、嗜好品として持っていてもかさばらない代物は希望した者へ渡った。
無論これから先、変身制限がなくなり余分な戦力が必要なくなったことで少しでも身軽にするために不用品用デイパックはどんどん嵩張っていったが、しかしそれも問題はあるまい。

大ショッカーという巨悪との最後の戦いに向けて、信じられる幾つかの術以外は荷物にしかなり得ないのだから。
そうして、整理を始めておおよそ2時間ほど経過したころには、各々のデイパックはそれまでと比べ物にならぬほどに無駄なく整頓された。
だが彼らの肩こりを解消させたのは何も物理的に重荷が下りたというだけの理由ではなく。

先の放送で花形が告げたタイムリミット18時を前にして、この場にいる全員の首輪が解除されたことによる精神的な高揚にもあった。
だがその昂りに水を差す知らせが、今まさに一つ。
よりにもよって先の首輪解除で彼らを沸かせたフィリップから、齎されようとしていた。

「皆、一つ聞いてほしいことがある」

「なんだフィリップ、今度は首輪を外せても意味はない、なんて言わねぇだろうな?」

相棒を信頼するが故に遠慮のない翔太郎の軽口に応じることなく、フィリップは思いつめたようにただその瞳を見つめ返した。
その顔はまるで、以前自身の母があの大道克己の母、マリア・S・クランベリーではないかと誤解していた時のように、これ以上なく張り詰めてすらいた。
思わず息を呑んだ翔太郎に周囲も事情を察したか、シンと静まった仲間たちに向けて、意を決したようにフィリップは口を開いた。

「ン・ダグバ・ゼバは……生きている」

「第0号が!?」

吐き出すようなフィリップの言葉を心底信じられないと言った様子で立ちあがったのは、元の世界でグロンギと戦い続けてきた一条だった。
彼は自身の驚愕冷め止まぬうち、すかさず視線をユウスケに移しその視線を交差させる。
彼にとっては自分以上に因縁深い相手だろうと彼を案じたのだが、しかし意外にもユウスケに動揺する様子はなかった。

まるで、その生存を以前からずっと知っていたかのようなその立ち振る舞いに逆に一条が困惑する一方で、フィリップから話を継いだのは意外にも始だった。

「そして奴は恐らく、アンデッドになっている。それも俺と同じ……ジョーカーにな」

「なっ、てことは……!」

此度立ち上がったのは、翔太郎だった。
満身創痍のキングから聞いた、ジョーカーが最期のアンデッドになった時世界が滅びるという恐るべき摂理。
そのキングすら死んだと聞いてそれも彼の得意の嘘だったかと忘れかけていたが、まだアンデッドが残り一人になっていないのだとすれば。
それも最後に残った二人のアンデッドがどちらもジョーカーで、どちらが勝ち残っても世界が滅びるのだとすれば、それはつまり――。

「勝っても負けても、世界は滅ぶ……」

浮かび上がった絶望的な結論に、翔太郎は俯く。
そして今まで気丈に振舞い続けてきた翔太郎の消沈は、仲間たちに大きな衝撃を与える。
まさしくそれは彼らの中に緩やかに、しかし確実に戦わずして敗北の色が広がっていくようで。

だが一人、そんな安い絶望など見飽きたとばかりに、いつもと変わらぬ不遜な調子で士はパンパンと二度手を鳴らした。

「大体わかった。まぁどっちにしろ、俺たちのやることは変わらないだろ。大ショッカーを潰して、ダグバも倒す。それだけだ」

「けどそれじゃ世界が……!」

「なら、このまま諦めるのか?それこそ大ショッカーの思う壺だろ」

士の瞳には、迷いは一切見られなかった。
世界が滅ぼうとお構いなしというわけではない、むしろ真に世界を案じているからこそ、揺らがない信念。
自分が信じる仮面ライダーとして、為すべきことを為す。

或いはそうすれば自然と道が開けると知っているかのような、そんな自身に満ち溢れていた。

「それに、始を封印しなきゃ世界が滅びるだのどうのは、ダグバを倒した後の話だ。世界の滅びだか何だか知らないが、そうなった時はそうなった時でどうにかすればいい」

「そんな適当な……」

「まぁな」

こともなげに吐き捨てて、士は会話を一方的に断ち切る。
だがそれを受けて彼に怒りを抱く者は、ここにはいなかった。
実際のところ、全て士の言う通りだからだと思ったからだ。

ダグバを倒さない限り戦いが終わらないことは確かだし、始を案じるあまりダグバに負けてしまえばその時点で世界は滅んでしまうのである。
なれば今ここでそんな先の不安に囚われて動けなくなる方がよほど、自分たちにとって無駄な時間に違いなかった。
気合を入れるように強く息を吐き、翔太郎は大きく伸びをする。

大事なのは、まず目の前のこと。
そうすなわち今この瞬間においてそれは、もう30分後にまで迫った次の放送の時間だった。
なればあと少しだけ残された安息の時間を心から満喫すべきかと彼が目を瞑ろうとしたその瞬間。

「ねぇ皆、あれ!」

総司の指さす先に蠢く灰色のオーロラが、刹那のうちに彼の眠気を吹き飛ばしていた。




大ショッカー幹部でさえ入ることの許されない、大首領の間。
殺し合いの状況を映し出すモニターの光でその顔を青く照らしながら、ラ・バルバ・デは小さく目を細めた。
間もなく彼らは放送の時を迎え、今までの殺し合いとは違うテオスによる次なる選定を受ける段階へと進む。

すなわちバルバを含んだ大ショッカー幹部との戦いを経て、真に彼らが世界を救うに足るのかどうかを見定められるのだ。
首輪を外し大ショッカーを潰せたと思ってもなおそれすらテオスの意中に過ぎぬと知れば、果たして彼らは何を感じるのだろうか。
このままでは結局のところ、全てはテオスが思案したとおりの結末で終わってしまう。

かけがえない命を容易く奪った無情も、死した仲間の為限界を超えて見せた数多の局面も。
全てがテオスの一時的な満足の為に消費され、いずれ忘れ去られていくだけの存在へと成り果ててしまう。
そう、このままでは。

「まだ……足りない」

モニターから目を離し、バルバは小さくそれだけ呟く。
何が足りないのかは、誰にもわからない。
だがそれでも、彼女にとってこのまま全てが無意味に帰すというのは、あまりに神のつまらぬ戯れに過ぎぬと、そう思えた。

「どこへ行くのです、ラ・バルバ・デ」

全知全能の主たる男の声が、響く。
殺し合いが始まった時よりずっと明瞭に、そしてずっと正確に。
最もそれは当然のこと。

何故なら既に彼は……テオスは、完全なる肉体で大ショッカー首領の椅子へと深く腰掛けるほどに、回復していたのだから。

「……仕上げだ」

振り返る事すらせず、バルバはそれだけ告げてテオスの前から歩き去っていく。
その背後に、テオスの眷属たる三人の怪人を、ぴったりと引き連れながら。




残る参加者の拠点となっていた病院の目の前に現れたオーロラを前に、10人の男たちが並び立つ。
キングやアークオルフェノク、今まで多くの仲間を葬ってきた大ショッカーの幹部が現れた時と同じ、不穏な光景。
誰一人として油断を許さないそんな緊張感の中ついにオーロラから現れたのは、彼らにとって見覚えのある三人の怪人だった。

「あれは……B-1号の後ろにいた……!」

第二回放送でバルバと名乗った女の後ろに控えていた、翔一が戦ったという三人の怪人……確かアンノウンと言ったか。
一人一人がとてつもない強さだったと語られていたその姿に一条の顔が強張るのと同時、青いアンノウン、水のエルがその手を振るう。
それを受け頭上へ浮かび上がった巨大な紋章を前にして、彼らは考える間もなくその場を飛びのいていた。

「――!」

刹那地に舞い降りた紋章が、突如として炎上し爆発を起こす。
咄嗟の判断で直撃を免れこそしたものの、仲間は見事に分断されてしまったらしい。
悠然とした歩幅で近づいてくる水のエルを前に一条はアクセルドライバーを装着する。

そしてそのままアクセルメモリを胸の高さにまで掲げて、そこで視界の隅に映るユウスケの姿に、動きを止めた。
彼は既にアークルを出現させ、戦いへの準備を整えている。
だがそれでもそこから先クウガへの変身動作へと身体が動かないのは、どうしようもなく頭の中に響く生存への訴えなのだろう。

きっと彼の脳裏には今も、アマダムから戦いをやめるよう警告がけたたましく響き続けているはずだ。
恐らく、誰かの為に戦いたいという彼の強い意志に一転の陰りを生みだしてしまうほどには、そのビジョンは明確で、そして強いものであるに違いなかった。

「小野寺君……」

思わず自身の手すら止めて、一条はユウスケを見やる。
そんな葛藤に苛まれる彼に対して、自分は何を言ってやれるだろう。
戦えと発破をかけるべきか、休めとその身体を労わるべきか。

そのどちらもが、彼にとって望ましい答えであるようには、一条には思えなかった。

「おい」

だがそんなユウスケの肩を、背後からドンと叩く手が一つ。
驚き振り返った彼の瞳が捉えたのは、まさしくずっと苦楽を共にしてきた門矢士のもの。
呆気に取られて何も言えぬまま見上げたユウスケに、士はただ一言告げた。

「行くぞユウスケ」

ただそれだけ。
ただそれだけの言葉と共に自身に並びカードを構えた士の姿に、ユウスケの表情から憂いが消え失せる。
心配など何もいらない。

例え何があったとして、自分の笑顔は横にいる彼が守ってくれるのだから。

「……あぁ!」

頷き叫んだユウスケは、改めてアークルへその手を伸ばす。
赤く輝いた霊石が光を放つのと同時、士もまたその手に握るカードを指先だけで翻して見せた。

「変身!」

――KAMEN RIDE……DECADE!

ディケイドライバーから電子音が鳴り響く一方で、ユウスケの身も古代の戦士へと姿を変える。
刹那並んだディケイドとクウガの姿に、類似点など何もない。
どころか似ているところすらどこもないというのに、並び立つ両雄はこれ以上なく最高のパートナーのようにすら見えた。

そして、構える二人の背中を見ながら一条は一つ安堵の息を漏らす。
やはり自分は門矢士のようにユウスケを支えることは出来ない。
彼が自分のように五代を支える事が、出来ないのと同じように。

「……」

戦闘態勢を整えたディケイドらを前にして、水のエルは深く息を吐く。
殺意を隠そうともしないその威圧を前に、一条もまたユウスケと……クウガと共に戦える自分になるために、ガイアウィスパーを高らかに鳴らした。


【二日目 夕方】
【D-1 病院前】


【門矢士@仮面ライダーディケイド】
【時間軸】MOVIE大戦終了後
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、決意、首輪解除、仮面ライダーディケイドに変身中
【装備】ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド、ライダーカード一式+アタックライドカードセット@仮面ライダーディケイド、ディエンドライバー+ライダーカード(G3、王蛇、サイガ、歌舞鬼、コーカサス、ライオトルーパー)+ディエンド用ケータッチ@仮面ライダーディケイド
【道具】支給品一式×2、ケータッチ@仮面ライダーディケイド、キバーラ@仮面ライダーディケイド、士のカメラ@仮面ライダーディケイド、士が撮った写真アルバム@仮面ライダーディケイド
【思考・状況】
基本行動方針:大ショッカーは、俺が潰す!
0:どんな状況だろうと、自分の信じる仮面ライダーとして戦う。
1:ひとまず現れたアンノウン(三体のエルロード)を倒す。
2:ユウスケをもう究極の闇にはさせない。
3:ダグバへの強い関心。
4:相川始がバトルファイトの勝者になった時のことはまたその時に考える。
【備考】
※現在、ライダーカードはディケイド、クウガ、龍騎~キバの力を使う事が出来ます。
※該当するライダーと出会い、互いに信頼を得ればカードは力を取り戻します。


【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】
【時間軸】第30話 ライダー大戦の世界
【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、アマダムに亀裂(更に進行)、首輪解除、仮面ライダークウガに変身中
【装備】アマダム@仮面ライダーディケイド 、ガタックゼクター+ライダーベルト(ガタック)@仮面ライダーカブト、 ZECT-GUN@仮面ライダーカブト
【道具】なし
【思考・状況】
0:まずは目の前の怪人に対処する。
1:これ以上暴走して誰かを傷つけたくない。
2:……それでも、クウガがもう自分しか居ないなら、逃げることはできない。
3:士に胸を張れる自分であれるよう、もう折れたりしない。
【備考】
※アマダムが損傷しました。地の石の支配から無理矢理抜け出した為により一層罅が広がっています。自壊を始めていますが、クウガへの変身に支障はありません。
※ガタックゼクターに認められています。


【左翔太郎@仮面ライダーW】
【時間軸】本編終了後
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーダブルに変身中
【装備】ダブルドライバー+ガイアメモリ(ジョーカー+メタル+トリガー)@仮面ライダーW、ロストドライバー@仮面ライダーW
【道具】支給品一式×2(翔太郎、木場)
【思考・状況】
基本行動方針:仮面ライダーとして、世界の破壊を止める。
0:まずは目の前の怪人に対処する。
1:仲間と共に戦い、大ショッカーを打倒する。
2:相川始かダグバ、どちらかが生き残れば世界が全て滅びる……?
3:ジョーカーアンデッド、か……。
【備考】
※大ショッカーと財団Xに何らかの繋がりがあると考えています。
※キング@仮面ライダー剣から、『この場でジョーカーアンデッドが最後のアンデッドになったときには、全ての世界が滅びる』という情報を得ました。


【フィリップ@仮面ライダーW】
【時間軸】原作第44話及び劇場版(A to Z)以降
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーダブルに変身中
【装備】ガイアメモリ(サイクロン+ヒート+ルナ+ファング+エクストリーム)@仮面ライダーW
【道具】支給品一式×2、T2サイクロンメモリ@仮面ライダーW、ツッコミ用のスリッパ@仮面ライダーW、霧彦のスカーフ@仮面ライダーW、イービルテイル@仮面ライダーW
【思考・状況】
0:(Wに変身している為、肉体は)気絶中
1:まずは目の前の怪人に対処する。
2:大ショッカーは許さない。


【一条薫@仮面ライダークウガ】
【時間軸】第46話 未確認生命体第46号(ゴ・ガドル・バ)撃破後
【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、首輪解除、仮面ライダーアクセルに変身中
【装備】アクセルドライバー+アクセルメモリ+トライアルメモリ@仮面ライダーW、エンジンブレード+エンジンメモリ@仮面ライダーW
【道具】食糧以外の基本支給品×1、車の鍵@???
【思考・状況】
基本行動方針:照井の出来なかった事をやり遂げるため『仮面ライダー』として戦う。
0:まずは目の前の怪人に対処する。
1:小野寺君を支えつつ戦う。
2:五代……津上君……。
3:鍵に合う車を探す。
4:一般人は他世界の人間であっても危害は加えない。
5:遊び心とは……なんなんだ……。
【備考】
※体調はほぼ万全にまで回復しました。少なくとも戦闘に支障はありません。


【城戸真司@仮面ライダー龍騎】
【時間軸】劇場版、美穂とお好み焼を食べた後
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、強い決意、首輪解除、仮面ライダーナイトに変身中
【装備】ナイトのデッキ+サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式、優衣のてるてる坊主@仮面ライダー龍騎
【思考・状況】
基本行動方針:仮面ライダーとして、みんなの命を守る為に戦う。
0:まずは目の前の怪人に対処する。
1:自分の願いは、戦いながら探してみる。
2:蓮、霧島、ありがとな。


【三原修二@仮面ライダー555】
【時間軸】初めてデルタに変身する以前
【状態】覚悟、ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーデルタに変身中
【装備】デルタギア(ドライバー+フォン+ムーバー)@仮面ライダー555
【道具】草加雅人の描いた絵@仮面ライダー555
0:まずは目の前の怪人に対処する。
1:流星塾生とリュウタロスの思いを継ぎ、逃げずに戦う。
2:リュウタ……お前の事は忘れないよ。
3:父さんが何故大ショッカーに……?


【相川始@仮面ライダー剣】
【時間軸】本編後半あたり(第38話以降第41話までの間からの参戦)
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、首輪解除、仮面ライダーカリスに変身中
【装備】ラウズカード(スペードA~Q、ダイヤA~K、ハートA~K、クラブA~K)@仮面ライダー剣、ゼクトバックル(パンチホッパー)@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、栗原家族の写真@仮面ライダー剣、ブレイバックル@仮面ライダー剣
【思考・状況】
基本行動方針:栗原親子のいる世界を破壊させないため、大ショッカーを打倒する。
1:まずは目の前の怪人に対処する。
2:ディケイドもまた正義の仮面ライダーの一人だというのか……?
3:剣崎を殺した男(天道総司に擬態したワーム)はいずれ倒す。
4:ジョーカーの男……変わった男だ。
5:もしダグバに勝った後、自分がバトルファイトの勝者になれば、その時は……。
【備考】
※ホッパーゼクター(パンチホッパー)に認められています。
※ディケイドを世界の破壊者、滅びの原因として認識しました。しかし同時に、剣崎の死の瞬間に居合わせたという話を聞いて、破壊の対象以上の興味を抱いています。


【擬態天道総司(ダークカブト)@仮面ライダーカブト】
【時間軸】第47話 カブトとの戦闘前(三島に自分の真実を聞いてはいません)
【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、首輪解除、仮面ライダーカブトに変身中
【装備】ライダーベルト(ダークカブト)+カブトゼクター+ハイパーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式×2、753Tシャツセット@仮面ライダーキバ
【思考・状況】
基本行動方針:天の道を継ぎ、正義の仮面ライダーとして生きていきたい。
1:まずは目の前の怪人に対処する。
2:剣崎と海堂、天道や翔一の分まで生きて、みんなのために頑張る。
3:放送のあの人(三島)はネイティブ……?
4:士が世界の破壊者とは思わない。
5:元の世界に戻ったら、本当の自分のお父さん、お母さんを探してみたい。


【名護啓介@仮面ライダーキバ】
【時間軸】本編終了後
【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、決意、首輪解除、仮面ライダーイクサに変身中
【装備】イクサナックル(ver.XI)@仮面ライダーキバ、ファンガイアバスター@仮面ライダーキバ
【道具】支給品一式×2(名護、ガドル)、名護のボタンコレクション@仮面ライダーキバ
【思考・状況】
基本行動方針:悪魔の集団 大ショッカー……その命、神に返しなさい!
0:自分の正義を成し遂げるため、前を進む。
1:まずは目の前の怪人に対処する。
2:直也君の正義は絶対に忘れてはならない。
3:総司君は心強い俺の弟子だ。
【備考】
※紅渡は死亡しましたが、ゼロノスカードで消えた記憶は消えたままです。


【水のエル@仮面ライダーアギト】
【時間軸】不明
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
1:首領代行(バルバ)の意に従い、“仕上げ”をする。


【地のエル@仮面ライダーアギト】
【時間軸】不明
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
1:首領代行(バルバ)の意に従い、“仕上げ”をする。


【風のエル@仮面ライダーアギト】
【時間軸】不明
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
1:首領代行(バルバ)の意に従い、“仕上げ”をする。


【全体備考】
※テオスが完全に復活しました。
※全参加者の首輪が解除された為、次の放送で当初の“世界が最後の一つになるまで殺し合う”殺し合いは終わります。
※上記の状態表に載っていない支給品は全て不用品入れデイパックにまとまりました。
※バルバの言う仕上げが何を意味するのかは不明です。エルロードらもテオスに命じられた為にバルバに従っているだけで、その真意は知りません。



153:Rider's Assemble(前編) 投下順 154:加速せよ、魂のトルネード(1)
時系列順
一条薫
城戸真司
三原修二
相川始
擬態天道
名護啓介
門矢士
小野寺ユウスケ
左翔太郎
フィリップ
水のエル
風のエル
地のエル
ラ・バルバ・デ
オーヴァーロード・テオス


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最終更新:2020年09月09日 21:43