ピドナ商業地区の朝は早い。いや、朝というには如何せん早すぎる暁の時分から、商業地区は既に動き始めている。
特に港に早朝の船が着くあたりには、空が明るむ前から御構い無しに活発に通りを行く人たちで溢れる。トーマスはその喧騒を特に嫌っていることはないが、前日遅くまで根を詰めてしまった時などは、少々寝起きには辛い時もあるものだ。
決まってそんな時は少し濃いめの珈琲を執事に頼み、井戸から汲み上げた冷水で顔を洗って背伸びをしつつ、珈琲が淹れられるのを待つ。
そうして漸くやってきた珈琲を啜っていると、メッセンジャーが朝一入港の船から速達で送られてくる書簡を届けにくる。
これが、ここ数ヶ月の彼の朝の始まりだ。
ちなみに速達は大抵がこの位の時間に来るが、通常郵便は港で一箇所に集められてから午前中に振り分け、午後に配達されるという形式である。なので速達には一刻も早い対応を望む案件が認められていることが多い。
更に言うと大体速達にはある種の癖が決まっていて、どのメッセンジャーが何処の海運お抱えなのかが固まっていることが多い。だから誰が届けにきたのかで、何処からの速達なのかが大凡分かったりするのだ。
その日最初に商会の入り口に現れたのは、商都ヤーマスからの速達を生業とするメッセンジャーの少年だった。
「ご苦労様」
メッセンジャーが差し出してきた速達を受け取ったトーマスは、珈琲を啜りながら宛先を確認しようと書簡の裏を確認する。宛先は予想通りと言うべきか、現地に向かっているポールからのものだ。
足早に自室へと戻り封を解き、中身を確認する。
中に納められた便箋は四枚。
二枚が伝達内容らしき文書、後二枚は何やら各地の港の名前が書かれたリストのようだった。
「・・・・・・」
まだ中身を熟読する前ではあるが、トーマスは確信していた。この書簡の内容は十中八九、とても面倒な内容だ。彼の直感が、そう告げている。
ふと、周囲に視線を走らせた。そして数秒視線を泳がせた後、思い出す。彼の優秀な秘書役の少女は今、ここにはいないのだと言うことを。
トーマスは己のど忘れに対し自嘲気味な笑みを浮かべながら、改めて便箋へと視線を落とした。
「・・・トーマスさん、なに朝から笑ってんの?」
唐突に部屋の扉の方から聞こえてきた声にトーマスが顔を上げると、そこには腰辺りまで伸びている艶やかな淡い赤毛を揺らめかせた寝間着姿のキャンディが、どうやら彼が閉め忘れていたらしい扉からこちらを覗き込んでいた。
ここ最近彼女は何かと理由をつけてはレオナルド工房とハンス商会を行き来しており、カンパニーの帳簿整理などを手伝ってくれている。
元々彼女が単独で行っていたレオナルド工房の受付業務に関しては、カンパニー経由での受注拡大に伴い雇入れの拡大をノーラが行ったようで、彼女の専属業務というわけではなくなっていたのだ。
余談だが、カンパニーとの取引による受注拡大と新王教団ピドナ支部の事件に端を発する王国近衛軍団との繋がりにより、ここ数ヶ月でのレオナルド工房の経営状況は大幅に軌道修正された。これにより世界各国に散らばっていた同工房の元職人たちが復帰を願い出てきているらしく、レオナルド工房は以前のような繁忙を見せ始めている。
そんなわけで工房の受注発注業務等も新規雇い入れ人材に割り振りをしたらしいキャンディは、数日に一回はミューズの元に泊まりに来つつ様々な業務の手伝いをしてくれている、と言うわけだ。
「あぁ、いや、なんでもないよ」
「・・・ふぅん。それ、速達? 急ぎの内容なんだ?」
時間帯からして速達であり急ぎだろうと当たりをつけて発言したキャンディの言葉に、トーマスはこくりと頷く。
キャンディはそれに対しても再度ふうんと曖昧な相槌を返すが、しかしその眼は速達へと真っ直ぐに向けられている。
「・・・それ、ひょっとしてポールから?」
「ご名答だよ。そうだ、都合が悪くな」
「わかった!待っててね!着替えてくる!」
トーマスが言い終わるより早く、キャンディは大急ぎの様子で廊下を走り去って行った。
数秒瞬きをしながら彼女の去った後に視線を向けていたトーマスは、ふっと短く笑った後、改めて便箋に向き合った。
「いらっしゃいませ。ようこそドフォーレ商会本館へ。ごゆっくりとお寛ぎ下さい」
カランカランと、扉に付けられたベルが来客を知らせようと店内へ向け上品に鳴り響く。
それに合わせ、よく教育が行き届いているらしく恭しくお辞儀をしながら語りかけてくる店員に、モニカは軽く会釈を返しながら店内へ一歩を踏み入れた。
その瞬間に彼女の纏う華やかにして気品溢れる花の様な香りが周囲に振り撒かれ、店内の客が思わず彼女へと振り返り、そしてその美しさに目を奪われた。
長く美しい金髪を後ろで編み込み、控え目だが一目でその宝飾技術の高さが伺える髪留めが高貴なアクセントとなっている。
身に纏うドレスも一見して仕立ての良さが分かる非常に美しい仕上がりのもので、見る人が見れば、それはモードの最先端を行くリブロフの著名ブランドの一点物である事がすぐに分かる。
「・・・これはこれは、ようこそいらっしゃいました。当商会本館ギャラリーへは、初めてのご来場ですかな。いや、そうでしょうな。この美貌を一眼でも見たのなら、覚えていないなど有り得ないことです」
程なくしてカウンターの奥から、非常に身なりの良い貴族然とした格好の男性が出迎えてきた。
それを受け入れるように優雅に軽く一礼をしたモニカは、日除けに被っていた帽子を側に立つエレンに手渡す。
エレンは執事を意識し、且つ動き易さを重視したパンツスタイルのコーディネートで纏めているが、そのような服装の中でも彼女の生来の美しさがよく現れており、男装の麗人と呼ぶに差し支えない。この二人の組み合わせは、当然のように一気に店内の視線の全てを掻っ攫った。
「ピドナから遊覧で参りました。ヤーマスではまずここをどうしても見てみたかったのです。わたくしは特に宝飾品や服飾、美術品に興味があるのですが、何方かにご案内を願えますか?」
透き通るような声でモニカが話し掛けてきた男に対してそう言うと、男はゆっくりと頷いた。
「畏まりました。改めまして私がこのドフォーレ商会本館の店主を務めております、ラブ=ドフォーレと申します。早速店内の御案内を致しましょう!」
「ええ、宜しくお願い致します」
ラブと名乗った店主に連れられ、モニカは優雅な足取りで店内を進んでいく。エレンはその数歩後ろを付き従うように歩きながら、周囲に悟られぬよう細心の注意を払いつつ店内全体に鋭く視線を走らせた。
(外観から予想していたけれど、やはりこの建物自体はかなり大きいみたいね・・・。一見して地上三階層だけど、まぁ地下階層があると見て間違いなさそう。ハリードに言わせれば、何かやましい事があるとしたら、それは大抵地下って相場は決まっているのよね)
店頭入り口から一つ奥の部屋へと案内され珍しい宝飾品の数々を店主に紹介され感嘆の声を上げているモニカだったが、エレンの目配せを察してその純真無垢の表情のまま、店主に向き直った。
「どれも素晴らしい宝飾品ですわね。ただ・・・」
「おや、お気に召しませんでしたかな?」
胸の下で軽く腕を組み顎にそっと手を当てながらモニカが少し表情を曇らせると、ラブはその様子を察してお伺いを立ててきた。
するとモニカは少し上目遣いに店主へと視線を送りながら、隣で見ているエレンですらどきりとするほど、微かでありながらも妖艶な笑みを浮かべてみせた。
「・・・わたくし、ドフォーレ商会様にはもっと素晴らしい美術品や宝飾品の数々がある、と伺ってきましたの。そのために予算も奮発してきたのですけれど、わたくしの思い違いだったのかしら」
ふと、ラブが視線を細める。
そしてその視線のまま、まるで値踏みでもするかのようにモニカの全身を改めて舐め回すように眺めた。
これはこの場にいたのがユリアンであれば後先考えず剣を抜いて暴れそうだ、とエレンは内心で苦笑した。流石と言うべきか、ポールの采配は細やかなものである。
「・・・確かに、我がドフォーレ商会では一部の方々にのみご紹介をする希少商品の取り扱いも御座います。ただ、これは申し訳ありませんが通常ご案内をしていません。お嬢様は、何方様からのご紹介状などはお持ちで?」
その言葉を待っていたかのように、エレンは一歩前に出ながら封蝋の施された書状を懐から取り出し、ラブに差し出す。
その封蝋を見て、店主ラブ=ドフォーレは少なからず目を見開いた。
「・・・これは」
「ええ、神王教団ピドナ前支部長、マクシムス様の紹介状です。わたくし、メッサーナにて商いをしております商家のものでして。マクシムス様にはご贔屓にしていただいておりましたの。その折に、ルーブに向かう時にと頂いておりましたのが、その紹介状ですわ」
モニカの言葉を聞きながら、ラブはまじまじとその封蝋を見つめている。しかし彼は確かにその封蝋を知っており、紛れもなくそれはマクシムスのものであった。その様子をモニカはうっすらと浮かべた笑みを崩さぬままに眺めながら、言葉を続ける。
「残念ながらマクシムス様は先日の事変にてご失脚なされてしまったようですが、ドフォーレ商会としては神王教団との付き合いそのものは未だ密接に持っていらっしゃると、そうお伺いしております。そういったこともあり、是非その希少商品とやらをご紹介していただければと思いますの」
そこまで言い終わったところで、モニカは相手の反応を待つように腕を組み直した。ラブはその様子にも気がつかぬ様子で暫く考え込んでいたが、やがて視線をモニカへと戻し、難しい表情をして見せた。
「マドモアゼル、確かにこれはマクシムス様の封蝋のご様子。ですが先日の事変から、この封蝋が本当にマクシムス様本人によって封されたものであるのかも、残念ながら私共では判断がつきません。穿った見方をしてしまえば、マクシムス様なき後に何者かが用意をしたものとする可能性を、私共は払拭できないのです」
これでは商品の紹介はすることができない、とラブが続ける。確かにラブの言葉は、最もだろう。どうやら目の前の人物は、目先の利益には飛びつかず確りと考える強かな男のようだ。
だが、モニカはそれでも笑みを崩さなかった。
「そうですか、それは困りましたわね。それではそうですね・・・これならば如何かしら。わたくしが、確かにその紹介状を事変以前にマクシムス様から頂いているであろうということをご理解いただけたら、ご紹介いただけますか?」
「・・・無論、それが示されれば。しかしどのように・・・?」
ラブの言葉に、モニカはうっすらと目を細めた。
「ドフォーレ様やマクシムス様、またその関係者しか知り得ない情報をわたくしが知っていれば、わたくしとマクシムス様の繋がりをご理解頂けるのではないかと思いますが・・・如何でしょう?」
「・・・成る程。しかしながら先の封蝋と同じく、何かの伝票や書状等に残っていては無意味ではありませんか?」
「ええ。ですから、文書にも残っていないもの・・・いえ、残されていてはいけないものならば、ご理解頂けるのではないかと」
モニカのその言葉に、ラブはいよいよ表情から笑みを消した。エレンは周囲の気配を探るように神経を研ぎ澄ませながら、動向を見守る。
「そこまで仰られるのであれば、余程自信のある情報とお見受けします。是非、お聞かせ願えますか?」
「はい」
ラブに対しにこやかに頷いたモニカは、周囲に展示してある宝飾品を一つ一つじっくりと眺めながら、まるでその宝石たちに語りかけてでもいるかのように口を開いた。
「当家の商いは、ピドナを擁するマイカン半島を中心とした陸運向け傭兵業でございます。とはいえ、メッサーナキャラバンのような大手との業務契約はなく、地域に根付いた少人数での細々とした商売。それが不思議なご縁で、マクシムス様とは実のところピドナ支部長にご就任なされる以前・・・そう、丁度かのハマール湖での戦いがあった十年程も前からお付き合いがありまして、当家はそれからいくつかのお仕事をご一緒させていただきましたの」
ハマール湖での戦いでは、ドフォーレ様もさぞご収益を出されたたことでしょうね。そう言いながら、モニカは宝飾品の並ぶ棚の向こう、壁にかけられている絵画へと視線を投げかけた。花瓶に生けられた華やかな花を描いたその絵画へ投げかけるように、言葉を続ける。
「わたくしどもが請け負ったお仕事は当然、陸運中の護衛でございます。マクシムス様と出会って翌年あたりから、年に一、二度ほど、とある『荷運び』の護衛を承りました。いつも運ぶものは一緒。マクシムス様も無茶を承知で仰せられるものですから、それこそ世界中を旅しましたわ。その折に、特段印象的な仕事が一つございます。それは、聖王歴三百八年にお引き受けした長距離の『荷運び』でございます」
年代が口に出たところでラブは、ふと無表情になる。また部屋の周囲に微かに殺気が混じり始めたことをエレンは察知し、気付かれぬように警戒を強めた。
モニカは続ける。
「この年、マクシムス様からのご依頼を受け、とある荷物をメッサーナから陸路周りで、なんとガーター半島へ運ばせていただきましたの。とはいえウィルミントンを目指したわけではございません。わたくしたちが向かった先は、そう。今はなき、ガーターウエスト塩田でしたわ」
「もう結構ですよ、マドモアゼル」
両手を軽く上げ、ラブはモニカの語りを止めに入る。
だが、モニカは止めなかった。
「わたくしどもの運んだ荷物、それこそは『不幸』。殺戮と破壊でございます。けれどその『不幸の恩恵』を受けた様々な結晶が、ここにある。わたくしは、マクシムス様からそう伺っております」
「わかった、わかった。もうそれ以上は喋らなくて結構だ」
勘弁してくれとでもいうように、ラブは突然ぎらりとした貪欲な眼底を晒すような目つきに変貌し、半分声を荒げるようにして今度こそモニカの言葉をさえぎった。
「お前たち・・・『マクシムスガード』、だな? 頭領が失脚したというのに、まだ残っていたのか・・・。老若男女を問わず集められた暗殺を生業とする集団だとは俺もマクシムスの旦那から聞いていたが、まさかあんたのような娘までそうだとは・・・」
モニカは、その言葉に応える代わりであるかのように一層妖艶な笑みを浮かべる。するとラブは額に冷や汗を一筋垂らしながら、一歩後退った。
「・・・何が目的か知らないが、金があるってんなら案内しよう。あんたらを敵には回したくない」
そう言いながら更に奥の部屋へと向かうラブに、モニカとエレンは颯爽と続いていく。
奥の部屋は一見して置物も何もない小さな物置用の空間のようだったが、そこには帯剣した屈強な男が四人ほど待機していた。部屋の外から漏れてきていた殺気はこいつらか、とエレンは一人納得する。
ラブは男どもには目もくれず部屋の端まで歩き、目の前の壁を一箇所、無造作に押した。すると壁は扉のように開き、その先には螺旋状の下り階段が現れる。
「・・・こっちだ。此奴らの事は、そう警戒しないでくれ。あんたたちを一人で案内するほど、こちとら命知らずじゃあないんでね」
「ふふ、賢明なご判断ですわ」
冗談めかしたモニカの言葉にラブは無理やり作った笑みで答えつつ、部屋の中の男達を引き連れるようにしながら階段へと向かった。そのまま振り返って無言の仕草でモニカ達を誘う。そのままモニカ達が従って階段を下って行くと、直ぐにどこかの店のバックヤードのような所に出た。
「・・・下の階にある、会員制のショップだよ。闇市で回ってきたものや盗掘品とかな、表に出せない商品を売っている。まだ下だ」
ラブはさらにもう一度仕掛け壁を開け放ち、人一人がやっと通れる程度の細い螺旋階段を地下へと下って行く。恐らくは方向感覚を狂わせることが目的なのであろう。何周も回るように下り、そしてそこから今度はまっすぐ伸びて行く細く狭い道を十数分ほど歩いた。
するとその先に、唐突に広大な空間が広がっていた。
「・・・ここだ。さぁ、御目当てのもんはなんだ。一応断っておくがな、我々で回収した聖王遺物はちゃんと全部そっちに渡してあるぞ」
こちらを見ながらそう言って来るラブの言葉を無視するように、モニカとエレンはゆっくりと前進しながら倉庫全体を眺めた。
天井から漏れ入る光が複数。そしてわずかに潮の香り。恐らくはヤーマス港の地下のどこかに作られた空間であろうことがうかがえる。
そして改めて、その大きな空間に区分けされて置いてある様々な品へと視線を向けた。
多くは、古美術品や絵画だ。このような場所に置いていては全く保存によろしくないように思えるが、見ればどれも長く置かれている気配はない。ここはあくまで一時的な置き場所なのであろう。いくつかの品はモニカにもそのルーツが予測できる品々があったが、それらについては特段今の時点で言及しようとは思わなかった。
少なくとも一通り見て回り、ここで彼女たちの目的は達せられた。
ここにあるものは、間違いなく盗掘品や盗難された品々だろう。
「・・・さぁ、何を買う。此方としてもあんた方には世話になったことが何度もあるからな。ふっかけやしないぜ?」
じっくりと品定めをしているように見えるモニカとエレンを見ながら、やや余裕を取り戻した様子でラブは腕を組みながら声をかけてきた。丁度品揃えも大体見てしまったところだったので、モニカとエレンはお互いの顔を見合わせて小さく微笑み合うと、ラブへと向き直る。
「よろしいでしょう。これを買いますわ」
優雅に右腕を胸の前から後ろへと流すように広げ、半身を後方へと向けるようにしながらモニカは言った。しかし、その仕草と言葉に、ラブは要領を得ないと言った表情で首をかしげる。
「・・・どれだ?」
「ですから、これを、です」
姿勢を崩さぬまま、モニカは平然と言い放つ。
そしてその言葉、その意味を唐突に察したラブは、まるで冗談を言う子供を嗜めるような表情を作りかけた。しかしモニカの表情と瞳に一切の曇りがないことを見抜いて、次には大いにたじろいだ。
「お・・・おい、まさかここの品を全部買おう、とか言ってんじゃあないだろうな?」
「・・・あら、そうですわね。それでは足りませんわよね。それでは・・・」
ラブの言葉に対し、全く頓珍漢な答えを返すモニカ。身を翻して態とらしく思案するオペラ役者さながらの名演技に、エレンは今にも吹き出してしまいそうなのを堪えるのに必死だ。
そして思案する様子をたっぷり十数秒ほど見せつけたモニカは、ラブに向き直ると同時に、高らかに言い放った。
「改めて、ラブ=ドフォーレ様。わたくし、買いますわ。ドフォーレ商会を。当社から『トレード』を申し込みます。正式な手続きは商館を通じ、一週間後にさせて頂きますわ」
最終更新:2017年12月14日 15:20