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涼宮ハルヒの経営I 4章

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hiroki2008

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4章

因果律の歪みがハルヒの情報漏洩によるものになったので没になった節
要因はタイムカプセルの機能とは別になった



(タイムマシンが完成したことをハルヒが知ってしまったら)
「問題はだな。この事実をハルヒが知ってしまったらどうなるか、なんだが」
俺としちゃ、こっちのほうが心配だった。俺たち四人はそれぞれの秘密を共有しているが、それら秘密はすべて繋がっている。ひとつが露呈すると芋づる式にすべてが日の下に晒されかねん。前にも秘密をハルヒに知られたことがあったが、幸か不幸か記憶を操作することによって事なきを得た。ハルヒは勘がよすぎる。古泉が超能力者だということがバレたとき、他の二人にもなにか特別な力があるはずだと睨んだのだ。
 未来から情報を得た結果、もしもこの三人の正体を知ったら。もしもハルヒが、自分の持つ能力を知ることになったら。そしてなにより、俺がジョンスミスだったなんてことが知られたら。最悪、世界が崩壊するか再構築されるか、あるいはハルヒが暴走しかねない。
「そうですね。技術うんぬんより、そちらのほうが重要です」
古泉も同意見だった。
「ハルヒが簡単に未来の情報を引き出せるようになったら、えらいことになる」
「そんな……既定事項が壊れてしまいます」
朝比奈さんは真っ青だ。
「……時間パラドクスにより、この銀河が崩壊する」
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