十二代目7日目

【六日目終了時の状況】

【貴女】
貴女は、今は途絶えた魔術師の家に生まれたが現在は孤児であり(特殊家系『4』)
究極の一とも言われる『固有結界』を所持する程の才能を持つ(素質『0』)
天に愛された、と称されるほどの才能を持つ

固有スキル
『天に愛された才能』
全判定に+1補正
ファンブル時に再度判定を行い『0』を含む偶数の場合成功扱いとする

『固有結界』
初回戦闘判定が成功(大)以上だった場合、拠点補正+2を得る
ただし、戦闘判定が失敗以下の判定が出たターンから補正は0になる
効果は3ターン 『0』判定時+1ターン
一日に一回制限
<<心象風景:光が差し込む廃墟>>

現在聖杯戦争に参加中 『アサシン』を召喚
【死亡回数 1】

言峰 綺礼『友好』…拾ってくれた神父
衛宮 士郎『愛情』…貴女が手に入れられた光
遠坂 凛『信頼』…信頼できる友人
岸波 白野『無関心』…普通のクラスメイト

『サーヴァント』

【アサシン】黒衣白面の集団
真名:百の貌のハサン 宝具:妄想幻像(ザバーニーヤ)
主人:【貴女】令呪使用回数:0

【バーサーカー】黒い靄を纏った騎士
真名:不明 宝具:不明
主人:【衛宮 士郎】令呪使用回数:1

『敗退』
【セイバー】【アーチャー】【ランサー】【ライダー】【キャスター】

491 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:23:12.33 ID:IF0AraDfo
それは見覚えのある景色だった
黒い太陽と、燃える街、死と破壊と炎の街

きっとこれが彼の(自分の)始まりの風景
全てがそこで消え、全てがそこから始まった

生き残ったのは自分だけ
生きているからには、生きなければ駄目だ、そう思った


そんな中で、1つだけ希望を見出す




―――実は、僕は魔法使いなんだ

―――子供の頃、僕は正義の味方に憧れていた

―――ああ、安心した


強迫観念だった
ただ一人、救われたのだから
だから、救わなければなればならない
この身は誰かの為でなければならない


きっと、でも


切嗣「助かってくれて良かった」


その笑顔に憧れた、ただそれだけだった



――これは、士郎の『あの日』なのか

502 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:25:27.51 ID:IF0AraDfo
七日目、朝

夢を見た
懐かしいようで、目新しいような夢

きっとアレは、パスを通じて見えてしまった彼の夢

彼は貴女であったかも知れない
貴女は彼であったかも知れない


何故か、急に士郎に会いたくなった
そんな気がした


1.居間へ向かう
2.部屋にいる

↓5

508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/13(金) 23:25:52.34 ID:LpuVs+jSo
1

530 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:32:23.78 ID:IF0AraDfo
貴女は、居間へ向かう事にした

彼はそこに居る気がする
リズムを刻む音と、朝食の香り

彼は既に起き、料理を作っていたようだ

士郎「……その、おはよう」

士郎「悪い、多分俺お前の夢を」

なるほど、貴女が士郎の夢をみたように
貴女の夢を士郎が見たのだろう

貴女も、士郎に謝罪した
貴女も、士郎の夢を見てしまった

士郎「いや、良いよ、うん」

士郎は何処か照れたように、目を伏せた

ただ、彼と貴女は最後に残ったマスター
凛に宣言したように、決着をつけなければならない

貴女は

1.決着をつける
2.それは望まない
↓6

536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/13(金) 23:33:04.52 ID:3gof8MMS0
1

557 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:38:38.75 ID:IF0AraDfo
貴女は、決着を付ける事を選択した

ただ、その前に貴女は1つだけ問わなければいけない事がある
あの夢を見たせいだろうか?
貴女は、意を決してソレを口にする

貴女「ねぇ、士郎」

貴女「士郎はこの10年、幸せだった?」

士郎は、少しだけ考え込み、答えを返す

士郎「辛い事も、嫌な事も沢山あったけれど」

士郎「幸せだった、それだけは間違いない」

ソレを聞けたなら、貴女に心残りはなかった
やはり、前に進む為に、彼を越えなければ

貴女は、士郎と最後の戦いを行う

今夜、あの郊外の森で


今日、貴女は

1.学園に向かう
2.衛宮家に残る
3.街に向かう
4.自由行動

↓5

562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/13(金) 23:39:08.32 ID:LpuVs+jSo

604 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:45:31.46 ID:IF0AraDfo
貴女は、学園に向かうことにした

貴女は士郎と共に学園へ向かう
隣に居る相手と、今晩戦う
そんな実感がわかないような日常

それは、士郎も同じようだ
彼は横に居る貴方に視線を送り、照れたような笑みを浮かべた


貴方は、士郎と別れ教室へ向かう
そこには白野と凛の姿

貴方は

1,白野に話しかける
2.凛に話しかける
3.自分の席へ向かう
4.自由行動

↓5

609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/13(金) 23:45:58.76 ID:ko4szRafo
2

619 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:48:34.76 ID:IF0AraDfo
貴方は、凛に話しかけることにした

凛「おはよう、調子は良さそうね」

貴方は頷いた
もうすぐ、終わりそうだ、と貴女は遠まわしに伝える

凛「そう、なら安心したわ」

凛「頑張ってるのよ?」

貴女は頷くと自分の席へと向かった


授業は進み、昼になる
貴女は

1.士郎と
2.白野と
3.凛と
4.自由行動

↓5

624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/13(金) 23:48:55.34 ID:/kXI/L5uo
1

634 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:51:42.28 ID:IF0AraDfo
貴女は、士郎と食事を摂ることにした

朝の時点で、彼は貴女の分の食事まで用意してくれていたようだ
貴女は士郎に誘われるまま、生徒会室で食事を摂ることになった

彼曰くいつもは他の人間も居るようだが、席を外してくれたのだとか

士郎「気を使いすぎなんだよ…」

だが、そのおかげで2人で食事をすることが出来た

士郎「まあ、そうだな」

貴女は

自由行動
↓5

639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/13(金) 23:52:26.27 ID:pX53+wgqo
パスを切る

657 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:56:37.40 ID:IF0AraDfo
貴女は、パスを切ることを提案した

真っ向勝負に水を差したくない、と貴女は士郎に提案する

士郎「ああ、俺からも頼もうと思ってたんだ」

士郎「頼めるか?」

貴女は頷くと、精神を集中する
士郎へと繋がるパスを閉ざすイメージ

これで、士郎へ魔力の供給はなくなった
あとは、全力でぶつかるだけだ

授業が終わり、夕方になる

貴女は

1.教室に白野の姿が
2.士郎と家に帰ろうか
3.凛は屋上だろうか
4.自由行動

↓6

663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/13(金) 23:57:12.14 ID:/kXI/L5uo
2

676 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/13(金) 23:59:39.74 ID:IF0AraDfo
貴女は、士郎と帰宅することにした

このあと彼と戦うとは思えないほど
心は落ち着いたものだった

士郎「……どっちが勝っても恨みっこなしだ」

貴女は頷く
貴女は士郎の手を握ると、そのまま家までゆっくりと歩いた


夜、最後の戦いが始まる

687 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/14(土) 00:02:35.81 ID:Y+3xtiKDo
郊外の森
静まり返った夜の森

貴女と士郎
『アサシン』と『バーサーカー』は向かい合ったまま

何かのきっかけを待つかのように、にらみ合いが続く

先に動いたのは『バーサーカー』だった
そして士郎が続く

士郎「『バーサーカー』!」

令呪の輝きが士郎の手の甲から放たれた

貴女は

攻撃 +?
防御 +?
逃走 +?
自由 +?

令呪判定-2

↓5

692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/14(土) 00:02:56.10 ID:bvWIjDov0
防御

701 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/14(土) 00:04:34.01 ID:Y+3xtiKDo
固有結界判定

発動なら発動もしくは固有結界で

↓4

705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/14(土) 00:04:52.79 ID:2+MSB4jh0
固有結界発動

725 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/14(土) 00:10:09.28 ID:Y+3xtiKDo
行動『防御』 +0 令呪-2 天才+1

692の判定にて
成功判定『0』 固有結界発動

迫り来る『バーサーカー』
だが、『アサシン』の機敏性はソレを上回る
『アサシン』は貴女を抱き上げると距離を開け、『バーサーカー』の攻撃を回避

これだけの隙があれば……

貴女の周囲から、景色がひび割れていく
塗り潰される世界

現れたのは、貴女の心象世界だ

燃える街、崩れる廃墟
だが雲の切れ間からは光が差し込む

破壊と希望

そんな世界

士郎「……『固有結界』」

士郎「イメージしろ、俺にだって出来るはずなんだ…」

『バーサーカー』は崩れる瓦礫を軽いステップで踏み抜き
徐々に貴女との距離を詰めていく


貴女は

攻撃 +?
防御 +?
逃走 +?
自由 +?

↓5

730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/14(土) 00:10:42.08 ID:kPc3yyuPo
攻撃

758 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/14(土) 00:17:49.01 ID:Y+3xtiKDo
行動『攻撃』 +1 固有結界+2 天才+1

730の判定にて
成功判定『9』

迫る来る『バーサーカー』の足元から業火が吹き出す
その隙に『アサシン』はダークを構え、吶喊

士郎「――投影」

士郎「―――投影、開始」


『バーサーカー』はなんとか炎を振り払うが、後方へ退く
その隙を貴女は見逃さない、『アサシン』の集団がダークを投擲

『バーサーカー』は満身創痍
だが、逆転の一撃が、今創り上げられた


士郎「――『バーサーカー』、これを使えッ!」

それは『セイバー』の黄金の剣
『バーサーカー』はソレを掴み取ると、片手で剣を構えた

ソレと同時に使用される令呪
まさに、彼の最後の一撃

貴女は

攻撃 +?
防御 +?
逃走 -?
自由 +?

令呪判定-2
投影判定-1

↓5

763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/14(土) 00:18:08.85 ID:68rRgAk90

778 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/14(土) 00:23:09.52 ID:Y+3xtiKDo
行動『1=攻撃、と解釈』 +0 敵補正-3 固有結界+2 天才+1

763の判定にて
成功判定『5』

『バーサーカー』が振るう黄金の剣
だが、それはあと一歩で届かなかった

『バーサーカー』に突き刺さるダークの雨
足元には業火、そして崩れ落ちる廃墟

その瓦礫が『バーサーカー』を埋め尽くしていく
1つ1つが、貴方の魔力を込めた一撃

魔力が枯渇しそうな『バーサーカー』に耐えられるわけもない

士郎「……負け、か」

779 :1 ◆8NYroe5tmA [saga]:2012/01/14(土) 00:23:40.45 ID:Y+3xtiKDo
こうして、聖杯戦争の勝者は決定した




―――――――――

―――――――

―――――

―――




最終更新:2012年01月27日 17:55
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