タバサの冒険 ◆/mnV9HOTlc
F-5とG-5の間である場所に青髪の少女、タバサはいた。
彼女はあの時、5人を殺したいくらいだった。
なぜなら彼女はこんな殺し合いなどしている暇などなかったからだ。
タバサには母親がいる。
だが、母親はエルフの毒によって心を狂わされてしまった。
人形を自分だと思い込んでしまっている母親。
そのせいで昔は明るかった性格も今ではこうなってしまったのだった。
主催者が言うには、元の世界に戻してやれる上に願いがかなうといっていた。
ただそのためには元仲間を殺す必要があった。
今までの彼女、またはこれからの彼女であったらそれはためらっていただろう。
だが、今の彼女はそういうことはない。
なぜならすでに彼女は仲間と縁を切っているからだ。
そんな理由でゲームに乗ることはしたが、そのための武器、彼女の杖が手元にはなかった。
そして同じく使い魔もいない。
もう、どうしようもない状況であった。
しょうがないので、デイパックの中身を見る事にした。
もしかしたらそこに杖があるかもしれないと思ったからだ。
だが、その中に自分の杖はなかった。
その上、デイパックの中にあったものは彼女にとって無縁のものばかりであった。
ようするに、自分のいた世界のものは何一つ入っていなかったという事だ。
ただ、そんな事を言っているときりがない。
自分が扱える武器なんていうのはごくわずかしかないのだから。
そこでタバサは武器らしきものを取る。
説明書を見れば、これがなかなかの武器だということがわかった。
ためしにそれを使って、目の前の木を撃ってみる。
持ち方や反動などに苦労したが、なんとかこの武器の扱い方が理解できた。
二発撃ったところで、タバサはこの島で一番高いところであるF-5へ向かう。
地図上には何も書いていないのだが、もしかしたら何かあるのかもしれないと思ったからだ。
そこにあったのは看板とよく観光地などに置いてあるような望遠鏡であった。
さらに、そこには自分以外の参加者が一人いた。
その人は怪我をしているのか、車椅子に乗っていた。
手に銃を持ちながら、タバサは目の前の少女に近づく。
理由はもちろん殺すため…。
先に声をかけてきたのは目の前の少女であった。
「さっきこの辺で銃声が聞こえたけど、大丈夫やったか?」
目の前にいた彼女は自分の事よりも他人の事を心配してくれていた。
「わたしは八神はやてっていいますー」
自分が銃を持っていることを恐れずに彼女は自己紹介してきた。
「大丈夫! 殺し合いなんてものしようなんて思ってへんから!」
ただ、接する相手が悪かった。
タバサははやての胸に持っている銃を当てると、引き金を引いた。
するとはやては撃たれたところから血を出し、車椅子から落ちていった。
「…仕方ない」
それだけ言うと、タバサは彼女の支給品を回収した。
はやての支給品には彼女が探している杖はなかったようだったので、武器は銃のままにした。
普段は人を殺したりしない彼女。
だが、彼女はこの時ばかりは悪魔になっていた。
ここから脱出するために…
そして最愛の母を治すために…
【八神はやて@魔法少女リリカルなのは 死亡確認】
【残り57名】
【F-5 森/1日目・深夜】
【タバサ@ゼロの使い魔】
[状態]:健康
[装備]:ニューナンブ@現実(2/5)
[道具]:支給品一式、ニューナンブ用弾薬(5/5)、不明支給品1~5
[思考・状況]
基本:脱出して、母親を治す
1 最愛の母のためにゲームに乗る
2 杖がほしい
【備考】
※タバサ、八神はやてのランダム支給品には杖がなかったようです。
【ニューナンブ@現実】
日本の警察官や皇宮護衛官、海上保安官等が使用する制式採用の回転式拳銃。
弾数は五発で予備弾薬五発もセットでついています。
最終更新:2009年12月05日 11:38