イザーリン
あっ……来てくれたのね、よかった……。
信じてもらえないかと思った。荒唐無稽な話だったしね……でも、あなたは来てくれた。これで成功率も一気に上がったわ。
前置きはここまでにして……私の計画を説明するわね。
昨日言った通り、この世界はあなたの身体の生き写し、全ての変化はあなたの身体の状態とリンクしている。
この世界に大崩壊が再び訪れることは、現実世界でのあなたの身体が崩壊エネルギーに侵食され、死亡することを意味するわ。
だから、それを阻止する唯一の方法は、あなたの体内を侵食する崩壊エネルギーを止めることよ。そうすれば、リンクしているこの世界も崩壊エネルギーがなくなって、死斑もこれ以上吸収できなくなるわ。
えっと……ちょっとややこしく聞こえるかもしれないけど、やることは簡単。あなたを蝕む崩壊エネルギーは、現実世界の体内に宿った第二律者のコアから来ているわ。
現実世界では、あなたの身体とひとつになった律者コアを剥離する方法はないでしょうけど、ここなら違う。この世界のあらゆる概念は、具現化されたもの。つまり、それが第二律者のコアであっても関係ない。
以前、律者に攻撃された時、長空市内で崩壊エネルギーの真空エリアができたのを覚えてる？その時、真空エリア内の崩壊エネルギーが元に戻るまでの間で、ある違和感があったの。
理論上、真空エリア内に再び崩壊エネルギーが充填されるまで、そのスピードは不規則なものよ。けど、一部のエリアでは平均を上回るスピードで充填がされていたの。理由は、あるものが崩壊エネルギーをまき散らしていたから。
私の考えが正しければ、律者のコアはそこにあるんだと思う。
あっ……また、あなたのことを考えず、一気に話してしまったわね……さっきまでの点で、質問とかある？
あっ……来てくれたのね、よかった……。
信じてもらえないかと思った。荒唐無稽な話だったしね……でも、あなたは来てくれた。これで成功率も一気に上がったわ。
前置きはここまでにして……私の計画を説明するわね。
昨日言った通り、この世界はあなたの身体の生き写し、全ての変化はあなたの身体の状態とリンクしている。
この世界に大崩壊が再び訪れることは、現実世界でのあなたの身体が崩壊エネルギーに侵食され、死亡することを意味するわ。
だから、それを阻止する唯一の方法は、あなたの体内を侵食する崩壊エネルギーを止めることよ。そうすれば、リンクしているこの世界も崩壊エネルギーがなくなって、死斑もこれ以上吸収できなくなるわ。
えっと……ちょっとややこしく聞こえるかもしれないけど、やることは簡単。あなたを蝕む崩壊エネルギーは、現実世界の体内に宿った第二律者のコアから来ているわ。
現実世界では、あなたの身体とひとつになった律者コアを剥離する方法はないでしょうけど、ここなら違う。この世界のあらゆる概念は、具現化されたもの。つまり、それが第二律者のコアであっても関係ない。
以前、律者に攻撃された時、長空市内で崩壊エネルギーの真空エリアができたのを覚えてる？その時、真空エリア内の崩壊エネルギーが元に戻るまでの間で、ある違和感があったの。
理論上、真空エリア内に再び崩壊エネルギーが充填されるまで、そのスピードは不規則なものよ。けど、一部のエリアでは平均を上回るスピードで充填がされていたの。理由は、あるものが崩壊エネルギーをまき散らしていたから。
私の考えが正しければ、律者のコアはそこにあるんだと思う。
あっ……また、あなたのことを考えず、一気に話してしまったわね……さっきまでの点で、質問とかある？
▼選択肢分岐
① 聞きたいことが多すぎて、何を聞いたら……。
イザーリン
うん、そうよね、ごめんなさい、焦りすぎてたわ……。
とにかく、今のところ私たちの目標は、その律者のコアを探し出して壊すこと。その後のことは、臨機応変に動くしかないわ……。
イザーリン
うん、そうよね、ごめんなさい、焦りすぎてたわ……。
とにかく、今のところ私たちの目標は、その律者のコアを探し出して壊すこと。その後のことは、臨機応変に動くしかないわ……。
② とりあえず、例のコアを見つけ出せばいい？
イザーリン
うん、その通りよ……今のところ私たちの目標は、その律者のコアを探し出して壊すこと。その後のことは、臨機応変に動くしかないわ……。
イザーリン
うん、その通りよ……今のところ私たちの目標は、その律者のコアを探し出して壊すこと。その後のことは、臨機応変に動くしかないわ……。
▲分岐終わり
イザーリン
時間に余裕があれば、コアに近づくなんて危険な方法以外にも何かあるんでしょうけど、今はこれでやってみるしかないわ。
時間に余裕があれば、コアに近づくなんて危険な方法以外にも何かあるんでしょうけど、今はこれでやってみるしかないわ。
▼選択肢分岐
① 2人だけで？
イザーリン
ええ、心配するのもわかるわ……私と二人じゃなおのこと不安でしょうね、ははっ……。
でも、この基地の人たちは今、混乱してるわ。人手を集めるのもそう簡単じゃない……基地のことは、ブローニャたちに任せましょう。私たちは、私たちだけの力で戦うしかないわ。
イザーリン
ええ、心配するのもわかるわ……私と二人じゃなおのこと不安でしょうね、ははっ……。
でも、この基地の人たちは今、混乱してるわ。人手を集めるのもそう簡単じゃない……基地のことは、ブローニャたちに任せましょう。私たちは、私たちだけの力で戦うしかないわ。
② ブローニャに連絡しなくていいの？
イザーリン
ええ、その心配もわかるわ……私と一緒じゃなおのこと不安でしょうね、ははっ……。
でも、ブローニャにもやるべきことがあるの。今、この基地にいる人たちは混乱してるでしょ？基地のみんなには、彼女の力が必要なのよ。だから今回、彼女には伝えないことにしたの……。
イザーリン
ええ、その心配もわかるわ……私と一緒じゃなおのこと不安でしょうね、ははっ……。
でも、ブローニャにもやるべきことがあるの。今、この基地にいる人たちは混乱してるでしょ？基地のみんなには、彼女の力が必要なのよ。だから今回、彼女には伝えないことにしたの……。
▲分岐終わり
イザーリン
でも、安心して。計画を遂行するために、いい助っ人を見つけたから。頼もしいかどうかは別だけど……戦力になるのは間違いないわ。
善は急げよ、早速出発しましょう。彼女も待ちくたびれてると思うし……。
でも、安心して。計画を遂行するために、いい助っ人を見つけたから。頼もしいかどうかは別だけど……戦力になるのは間違いないわ。
善は急げよ、早速出発しましょう。彼女も待ちくたびれてると思うし……。
パァアアン——ッ！！
ドゴォゴゴゴゴォ……ッ！！
ドゴォゴゴゴゴォ……ッ！！
???
はははっ！死ねぇッ！！
はははっ！死ねぇッ！！
ドォオオオンッ！
イザーリン
くっ……ちょっと、やりすぎじゃない。
くっ……ちょっと、やりすぎじゃない。
???
あぁ——雑魚ばっかだなぁ！もっとできるヤツはいないのか？
あぁ——雑魚ばっかだなぁ！もっとできるヤツはいないのか？
イザーリン
あのね、いい子にして待っててって言ったよね？何してるのよ……！
あのね、いい子にして待っててって言ったよね？何してるのよ……！
シン
うるさいッ！助けてほしいくせに偉そうに！このシン様のウォーミングアップに文句でもあるのか？
うるさいッ！助けてほしいくせに偉そうに！このシン様のウォーミングアップに文句でもあるのか？
イザーリン
も、文句はないけど……他の人に気付かれないようにって言ったでしょ？それに基地の近くで暴れたら危ないじゃない！
も、文句はないけど……他の人に気付かれないようにって言ったでしょ？それに基地の近くで暴れたら危ないじゃない！
シン
安心しろ！誰かに見られたら、そいつも一緒にやっちゃえばいいだけの話さ！
安心しろ！誰かに見られたら、そいつも一緒にやっちゃえばいいだけの話さ！
イザーリン
はぁ、もういいわ……この子が助っ人のシン・マールよ。戦闘力は見ての通り……喧嘩なら負けることないと思うわ。
はぁ、もういいわ……この子が助っ人のシン・マールよ。戦闘力は見ての通り……喧嘩なら負けることないと思うわ。
▼選択肢分岐
① 基地で会ったことがない。
シン
はぁ？ワカメ頭、そいつにちゃんと説明してないのかよ？
ケッ！いいよ、ボクのことはこの基地の新人だと思っとけ。その方が面倒も少ないだろうし。
① 基地で会ったことがない。
シン
はぁ？ワカメ頭、そいつにちゃんと説明してないのかよ？
ケッ！いいよ、ボクのことはこの基地の新人だと思っとけ。その方が面倒も少ないだろうし。
② よろしく。新人さん？
シン
そう理解してもらっていいよ。面倒は嫌だしね。
シン
そう理解してもらっていいよ。面倒は嫌だしね。
▲分岐終わり
シン
ちゃんと感謝しろよ！お前を助けるために、こっちはめちゃくちゃ苦労させられたんだからなッ！
ちゃんと感謝しろよ！お前を助けるために、こっちはめちゃくちゃ苦労させられたんだからなッ！
イザーリン
はいはい、挨拶はその辺にしときしましょ。じゃ、さっそく出発しましょうか。
はいはい、挨拶はその辺にしときしましょ。じゃ、さっそく出発しましょうか。
シン
ふん、そうだな。この狂った世界を見物させてもらおう！
ふん、そうだな。この狂った世界を見物させてもらおう！
