佐々木 - 涼宮ハルヒシリーズ大辞典

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登場作品

• 第9巻『涼宮ハルヒの分裂』
• 第10巻『涼宮ハルヒの驚愕(前)』
• 第11巻『涼宮ハルヒの驚愕(後)』

基本情報

初登場は第9巻『分裂』。下の名前は不明。
自称「キョンの中学時代の友人」で、現在は高校2年生で有名私立の進学校に通っている。
中学時代はキョンと同じ学習塾に通っており、その際は彼女をキョンの自転車の荷台に乗せて走っていたが、周囲からは誤解されていた【1】。

ハルヒと同じく「恋愛感情は精神病の一種」という自論を持っている【2】。

性格・容姿

一人称は男友達になると「僕」になる。話し言葉も同様、男友達になると男言葉になり、女友達になると女言葉になる。
国木田の言葉によると、意識的にキャラを作り出しているらしい。
古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる」容姿の持ち主で、「機関」の方もキョンの友人という理由以外の事情で彼女の存在を把握していた【3】。

ハルヒとは対極的な性格をしており、また小難しい喋り方のため、「古泉と話が合いそうだ」とキョンに言われる。
自らを「直感と解析力には優れていない」「判例や経験則を重んじる」タイプと評しており、また「最も嫌っているのは自己顕示欲の高い人間とそれを嫌う自分の心」とも話している。
性格的には控えめで「みこしでは担がれるより担ぐ方がいい」と発言しているほか、頭脳明晰、才色兼備でありながらも「内向的な性格で平均以下の凡人」と自己分析している。

正体

ハルヒの持つ時空改変能力を持つ可能性のあった、もう一人の神的存在。
閉鎖空間も『憂鬱』の時点から3年前より発生し続け、非常に安定していることから、橘はハルヒの持つ能力を佐々木に移植しようと考えているが、
本人は乗り気ではなく、敵対関係というわけでもない【4】。

能力

ハルヒの持つ能力を手に入れ損ねているため情報操作能力は持っていないが、
3年前より閉鎖空間や超能力者を発生させたため、なぜ彼女がこのような能力を持っているのか。一切の謎に包まれている。

閉鎖空間の発生

3年前より、ハルヒ同様、自覚なしに閉鎖空間を発生させた。ハルヒの閉鎖空間と異なる点がいくつかあるが、「同じ種類」であるらしい。
（詳細は「神的存在関連」、「超能力者関連」の項を参照）

超能力者の発生

3年前より、自覚なしに橘京子ら「機関」の敵対組織の人間に能力を与えたらしいが、詳細は不明。
（詳細は「超能力者関連」の項を参照）

その他（対極関係者）

• 涼宮ハルヒ

脚注

1. 国木田曰く「変な女」、中河曰く「奇妙な女」。
2. 第9巻『分裂』242頁（β－5）より。
3. 第1巻『憂鬱』にて、「機関」はキョンについて既に調べているため、その時点で知っていたと思われる。
4. 第9巻『分裂』197頁（β－4）より。キョン曰く「こいつ（佐々木）は敵にならない」。

関連記事

• 神的存在関連

関連人物

• キョン
• 国木田
• 橘京子
• 藤原
• 周防九曜

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