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綿の巨大樹「ノトック」

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広大なアルオン平原に佇む、あまりにも巨大な木であり、その途方も無く巨大な木と共生する街の総称。
ノトックの木は全高700m、外周は600mもの大きさを誇り、400mより上は真っ白の綿に覆われている。

そのノトックの綿が実る部位と幹が見えている境界には天使の輪の様にも紡がれた超大型の、霊峰ロディアに類似する飛行阻害魔術が浮かんでいる。

その僅か下には、街を構成する六つの吊り下げられた区画が存在し、区画は地表から300mの場所にて幹を囲う様に吊り下げられている。吊り下げられた区画はハンギングバスケットと同等の原理で大きな生きた根の籠に土と無数の木が植えられ、ノトックの枝の蔦からぶら下がっている。
なお区画間には大きく頑丈な蔦の絡み合った大橋が幾つも掛けられており、行き来する事が可能である。
また、地表から区画に行くには長い蔦による簡易的な昇降機が様々な形式で取り入れられ、それを用いる事によって辿り着く事が出来る。この昇降機は無数に点在する。
また、区画によって頭上に硬質な葉を折り重ね合わせ作り出した巨大な貯水タンクを備える区画もある。

スポット

  • 第一区画 『住宅街』[大型貯水タンク有り]
    籠状の根が張り巡らされた上に土と、無数の大きな木が植えられ小規模な森の如き容姿を持つ住宅街。木の根の絡み合った歩道は歩き心地はそう良いでもないが、木々がくり抜かれた家が無数に立ち並ぶ。木の周りには色とりどりの花が咲く。住人はとてもフレンドリー。商店街には果物屋から、輸入された肉に魚を売る生物(なまもの)屋、そして無数の服屋などが立ち並び、賑やかである。
    此処に住まう者は綿を取る仕事へと就いており、そして綿をこよなく愛する。民族衣装的な服装は他の国にも人気が高いんだとか。
    【第一区画内】
  • 宿屋「落葉の時雨亭(らくようのしぐれてい)」(大きな落葉樹をくり抜き作られた宿屋。内部は七階層、主に流れの冒険者に合わせた様式。ベッドはふかふかで飯も美味い。鹿獣人の亭主が営んでいる。)
    -酒場「ユグドラス」(地から生える木の根を浮き上がらせ、木の下の根の間にあるかの様なオープンテラス式の酒場。開放感しかない酒場だが、大抵賑わっている。リピリナの果実を発酵させた、透明度の高い薄桃色の酒「リプナット」が有名。甘く、後味はほろ苦い。)
    -果物屋(第六区画で採れるリピリナの果実は勿論、第三区画で採れる様々な果物を売っている。中には他の街で良く売られている果実も少々割高ながら売ってもいる。店の前に大量に積まれているので、目を引くかもしれない。)
    -厩舎(旅人が一時的に預けておく大型の厩舎、転落事故を防ぐ為の預かり施設的なもの。更に家畜が繋がれている厩舎であり、貴重な牛乳やらはこの場所から配られるんだとか。)
    -風車(街の端へと建てられた大型の古い風車であり、固有酒であるリプナットを作り出す為に常に回転している。内部では無数の歯車と大型ピストンが駆動しており、実を磨り潰す様子が見受けられる。)
  • 第二区画 『広場』[結界形成要素]
    中央に根を柱とした大型の発光する色時計(0~3時[赤]、4~7時[黄]、8~11時[黄緑]、12~15時[緑]、16~19時[青]、20~23時[紫])が備えられた、芝生と花畑と、外周に並べられる様に木が囲う大きな広場。ほぼ平地であり、様々なイベントやら子供の遊び場やらとして用いられる事が多い。道化師がパフォーマンスをしていたり、アイス売りの小屋があったり、流れの旅人が自慢の楽器を掻き鳴らしたりと、わりかし自由な雰囲気。
    【第二区画内】
  • 花畑(広場の色時計を中心として、幾何学模様にも似た規則に倣い色とりどり様々な花を咲かせている。基本的に背丈の低い花であり、四葉草や笛草等の雑草の類でもあるので、あまり気にせず遊べる様子。)
    -外周木(等間隔で植えられ外の様子が見て取れる大きな落葉樹。一応子供の為に木で作られた柵もあるものの、少々心許ない。)
  • 第三区画 『空中植物園』 [大型貯水タンク有り]
    無数の植物の入り乱れ、丸く固まった根の表層に無数の枝、葉や花や果実が実り咲き乱れる空間。あまり舗装は成されておらず、この区画を迂回する様にも吊り橋が二区と四区に掛けられている。遠目に見れば雑な緑の球体とも見れる。古くから植えられ此処にあり、地上から高く離れていたが為に生き延びた固有種等も多々とある。
    【第三区画内】
  • レヴィトナの幸運木(淡い光を持つ20cm程のたんぽぽの綿毛に似た種子を飛ばす、大きな魔法木。種子は滅多に根付く事はなく、ただひたすらに世界を漂い続ける。この木がある事自体が奇跡じみた事であり、どの様な条件にてレヴィトナの木が生える条件となるかが研究されている。また、種子には強力な加護が掛けられており、木の周囲に漂い、風により流れ飛ぶ。)
    -霊木ラナシア(古き民族であるラゾラシア族の崇める木にして、地上における部族抗争によって全て焼き払われた木。唯一現存する種である。カエデにも似た葉の葉脈が淡い青色に光り波打つ姿が特徴的であり、葉は僅かな治癒効果を持つ。ラゾラシア族が壊滅した理由は真っ先にこの木を焼き尽くされた事にあると言われる。)
    -黒果実のラットソット(黒い大木。葉も黒い。一日に一つずつ黒い果実が生る木。ミカンの様にも剥くと内部で四房に別れており、味は苦い。安いエーテルと同等の魔力補給を得られるが、苦い。兎に角苦い。非常に苦い。)
    -香木レバミトラ(心地良い香りを生む事で有名な高級香木。世界様々な場所にて局所的に生える木であり、希少種。その枝や幹を切り取り焼く事により精神の鎮静効果を齎す。)
    -硬樹ライサロス(木刀等に使われる樫の類に分類される、酷く硬質であり強靭さを保つ木。多くの伐採によりその種は殆ど残っておらず、重要な木造建築に用いられている事が多い。加工には相当な力量を必要とする。)
  • 第四区画 『教会街』 [結界形成要素]
    足元が拳大の石畳で整備され、頑丈なワイヤーによってノトックの枝に取り付けられた四角い板状の区画。四つの巨大な柱が囲う中央に、大きな教会が立てられている。教会を中心としノトックの樹の側に学院校舎が建ち並び、教会の手前には綺麗に整った木造建築の家々が建ち並ぶ。街並みは綺麗で、そしてこちらも賑やかではある。
    【第四区画内】
  • 教会(十字などのシンボルは無く、天井の全てが所々透けたステンドグラスと骨組みによって構成される頑丈な木造建築の教会。内部には祭壇と、長椅子。長椅子の背もたれには、等間隔に不揃いな色とりどりの魔石が埋め込まれている。魔力を此処から供給する事で広場の魔法陣へ直結、凝縮され、そこから幹の中心へと転送される。)
    -宿屋「ハーヴォンス」(ロビーに無駄に壁掛け剥製がある、ムキムキなおっさん亭主ハーヴォンスの営む宿屋。部屋自体はとても小奇麗。ノトックの根元で取れる米を使ったチャーハンしか作らないので飽きてきたら外食推奨。しかしいろんな味を作ってくれる、やったね。)
    -酒場「小鳥の住処亭」(輸入酒等を主に扱うカウンターバーと丸いテーブル席を持つ酒場。よく街にある一般的な酒場とそう造りは変わらない。マスターが鳥好きであり、鳥の良く見えるこの街に越してきて作り上げたらしい。)
    -噴水(街の中心の大きな十字路にある噴水。一つの大きな樹そのものが噴水になっており、切れ目や穴を持つ幹の側面から水を放っている。噴水は大きな石で囲われており、その中に水が溜まっており子供達が遊んでいる様子が見える。)
    -学院校舎(小等部、中等部までの校舎が横長に二列、三階建てとして建てられた学院であり、ノトックでの生活や世界の様々な事柄を中心として、時の読み書き等も習う場所。木造建築。)
  • 第五区画 『幹内部連結区域』 [結界形成要素]
    幹の内部へと続く、唯一幹自体へと連結され、大きな亀裂へと繋がる巨大な枝を舗装し足場として作られた区画。一般人は立ち入り禁止とされているが、亀裂の先にまで行かなければ大丈夫な様子。大きな亀裂は大扉によって防がれ、前には屈強な虎獣人と、魔術師然としたエルフが立ち塞がっている。
    【第五区画内】
  • 武器庫(大扉正面右に建てられた小屋。中には様々な武器が備え付けられている。ノトックの街の総力を上げて撃退出来る様に、との事だがそもそもの防衛性能が高いので、もしもの場合の想定は浅め。)
    -大型バリスタ砲(大扉正面左に備え付けられた大型弩砲。大型鉄製矢を高速発射する木製のものであるが、旧式にてガタが来ている。しかしながら未だに凶悪なまでもの性能を持つ。)
    -大扉(木製の大扉。堅牢な分厚いライサロスの木が用いられ、金属枠が取り付けられたもの。全長6m、幅4m程。)
    -中枢核(結界「シープス・エデン」を構成するノトックの中心。)
  • 第六区画 『立体果実園』 [大型貯水タンク有り]
    ジャングルジムの如く人工的に組まれ作られた超大型プラントであり、一マスが家一件程ある大きさが、縦横50個程の正四角形を形作る。蔦植物でありぶどうの様に実り、それでいてリンゴの食感を持つ「リピリナ」という桃色の果実が成る植物が所狭しと絡まり、生っている。プラントは三つ。このノトック特有の植物であり、空中植物園から生まれたものとされるが歴史が古過ぎ詳細は不明。
    【第六区画内】
  • 立体果実園(ジャングルジムの様な巨大な、木の枝が規則的に組まれ正方形を形作り蔦が絡まる果実圓。リピリナの蔦が絡まり、ぶどうにも似た桃色の実が至る所に生っている。素早く移動するには慣れと器用さが必要であり、パラシュートと命綱も仕分け小屋で一応貸し出されている。)
    -仕分け小屋(ノトック側に隣接して建てられた大きな小屋。中ではリピリナを大きさ別、傷の付き具合別に仕分けする為に建てられたものであり、木造建築。中には無数のリピリナの実が籠に詰められ収められている。)
    -搬送待機所(仕分けしたリピリナを他国へ輸出する為の滑走路にも似た、大きく出っ張った部位。根を寄り合わせ、広い空間を確保している。)

イベント

焦獄の使徒

出来事

キャラクター

その他の情報

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最終更新:2015年01月08日 09:06