楽園「アルカディア」の邪悪な王で、ギリシャ神話の主神
ゼウスに対して悪行を重ねたために怒りを買い、異形の姿へ堕とされた。
鳶雄は「あの闇の自分」と呼んでいる。
鳶雄が虚蝉機関の本拠地で
禁手を果たしたときに、彼の意識を支配して暴走し唐棣を殺害した。
それ以降、
神器の深奥にある闇から夢の中に現れては、「おまえの刃は、どこまでも届く。だが、おまえの刃は、すべてを傷つける。おまえは、すでに人を止めているのだから」とせせら笑い、「禁手化」するたびに内側から侵食し、隙あらば鳶雄と入れ替わろうとする。
一方で、鳶雄がアウグスタを殺してしまった時には、「意識せねば、おまえの刃はすべてを等しく斬り刻むだけだ」と忠告するような言葉を残している。
最終更新:2022年08月06日 05:52