声:甲斐田ゆき(1999) 沢城みゆき(2011)
第287期
ハンター試験合格者。契約
ハンター。現在は、マフィアのノストラードファミリーの若頭。4月4日生まれの17歳(ゴンの5才上=1982~3年生まれ?)。
身長171cm 体重59kg 血液型AB型。ルクソ地方出身。
- 0巻にて…(サダソの服を彷彿とさせる)伊達巻きの様な模様だらけの森(の植物)や洞窟の岩肌がルクソ地方特有の物なら物語の確信を付きそうだが、今(2024.01.20)現在、連載開始の兆しは無い。
- 普段は具現化系能力者だが、緋の眼発動時には特質系能力者となるのだよ。幻影旅団に滅ぼされた少数民族クルタ族の生き残りであり、幻影旅団を壊滅し奪われた同胞の眼球を取り戻すためにハンターとなった。が、クラピカが言っているだけで、誰も幻影旅団がクルタ族を襲っている現場は見ていないようである。世間的にも騒がれていない描写と犯行声明とも言える″我々から何も奪うな″との書き置きからしても、″先に手を出したのはクルタ族″と容易に想像が付くのだが?
- 仇である旅団や旅団のトレードマークである蜘蛛を目の前にすると、緋の眼が発動するほど激昂して自制心を失う(クルタ族特有の文化依存症候群?)。
- 自分の師匠(イズナビ)との修業で念能力を習得した後にマフィアのノストラードファミリーに加わり、令嬢・ネオン=ノストラードのボディガードとなる。
- 旅団とマフィアンコミュニティーの抗争中に旅団のウボォーギンとパクノダを殺害。抗争終了後もネオン護衛団のリーダーを務めながら、ゴン達の協力を得て現場旅団との戦いを続ける。団長の念能力を封じてからは、″仲間の眼の回収″を優先し、ボディガードの仕事に戻る。ウボォーギンやパクノダの幻影(怨霊?)に苦しむ場面もあった。性格は、(ヒソカのオーラ別の診断なら)神経質なはずが、マジメで融通が利かず短気で近年で言う【煽りカス】※他人を挑発するが煽られると怒り出す気質である。ここまでがワンセンテンスだがよろしいか?普段は冷静沈着、博識で理知的、ダルツォルネ亡き後のネオン護衛団のリーダーに同僚達から推薦され、組長のライト=ノストラードから正式にリーダーに任命される。独特の格式張った言い回しは、幼少期に語学の参考書代わりに用いた小説:ディノハンターの影響によるものらしい。そのため、独白ではクルタ族特有の言葉を使用している設定のようで、多少言葉遣いが異なっている。その幼少期、辞書を使って会話し、仲良くなったハンター志望の女性:シーラが、今後(401話以降)絡むのかが鍵なのかも知れない。
- 普段の一人称は「私」だが、故郷に住んでいた時は「オレ」を使用していた。「私」を使用するようになってからも独白では「オレ」になっている。中性的な容姿で性別に関しては原作では「不明」※冨樫義博先生は、男性として描いているのだが、一部のファンが″女と信じて疑わない″状況にあり、論争とも言える状態になる事も…その他メディアミックス(公式ガイドブックやグッズパンフレット・海外での声優や呼称etc…)では、主に「男性」の扱いである。
緋の眼
クルタ族の瞳は平常時は茶系色(旧アニメ版では碧眼)だが、感情が昂ぶると鮮やかな緋色になり、戦闘力が大幅に上昇する。緋の眼は、″世界七大美色″の1つに数えられ、闇市場において高値で売買されているため、普段はカラーコンタクトでクルタ族であることを隠している。緋の眼に関しては、映画『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲がモデルである。
具現化した鎖(仮称)
右手の五指にそれぞれ1本ずつ計5本、具現化した鎖を常に装備している。
ただし人差し指の鎖の能力は作中にまだ登場していない。
鎖の先端には、それぞれに付与された能力を象徴する形の錘が付いている。各鎖にはそれぞれ特有の能力が付与されているが、具現化系以外の能力を必要とする能力もあるため、通常時は効力の度合に差がある。念で創り出した鎖であるため「隠」で見えなくすることも可能。
癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)
右手親指に創り出される、先端が十字架の鎖の能力。鎖を巻きつけた部分の自己治癒力を強化し傷を癒す、強化系の能力。平常時にはあまり大きな効果は見込めないが、『絶対時間』中は粉砕骨折すら数秒で完治させてしまう程の効果がある。
束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)
右手中指に創り出される、先端が鍵爪状の鎖の能力。相手に巻きつけ、強制的に「絶」状態にして捕縛する、具現化系の能力。この鎖で捕らえられると
念能力を封じられるため、解くには念を使わず筋力のみで鎖を破壊するしかないが、
幻影旅団一の怪力を誇る
ウボォーギンでも、体を全く動かすことができなかった。
「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」を自らに用い「旅団以外の者に対して使用した場合は死ぬ」という制約を課すことでこの能力を実現している。
導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)
右手薬指に創り出される、先端が球状の鎖の能力。ダウジング効果のある能力で、探し物を発見したり相手の嘘を見抜いたりと多彩な使用法がある。飛んでくる銃弾を察知し受け止めるなど、戦闘にも応用できる。
律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)
右手小指に創り出される、先端が刃の鎖の能力。対象者の体内に鎖を打ち込んで心臓に鎖を巻きつけ、設定したルールを対象者に宣告。対象者がルールを破った場合、鎖が心臓を握り潰し対象者を殺害する。一度打ち込んだ後はクラピカの手から離れても機能し、クラピカの意思で解除されるまで半永久的に効果を発揮する。同時に複数の対象にかけることも可能。何らかの手段によって強制的に解除された場合、クラピカはそれを察知することができる。「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」のように制約を定められた能力ではないが、操作系・放出系の能力も必要とするため、『絶対時間』中にしか使えない。
絶対時間(エンペラータイム)
緋の眼になった時にのみ発動する特質系能力。オーラの絶対量が激増し具現化系だけでなく全系統の能力を100%の精度で使える様になる…ただし、あくまで能力の"精度"であり、クラピカの本来の系統である具現化系の"レベル"と同等に扱えるというものではない。これ自体は何の外的効果もない補助的な能力だが、クラピカの鎖の能力と合わせると絶大な効力を発揮する…ただし、体力の消耗が非常に激しく、ヨークシンで倒れた原因として考えられ、誓約として先の寿命から前借りする形を取った様に思えるが、緋の目の状態1秒につき1時間寿命が削られるらしい。
仮称クルタ二刀流
クルタ族の剣技と思われる二刀流。
念能力を習得するまでは主にこの二刀流を戦闘に用いていた。ヌンチャクの様にヒモ状の物で繋がった二刀で、原作及び新アニメでは木刀だが、旧アニメでは仕込み刀となっている。
なお、他のクルタ族は旧アニメでは死体として、新アニメ版では劇場版第1段に登場ている。
そのほかの情報。
- 旧アニメ版で緋の目になったクラピカを見たリッポーが「クルタリアン」と表現しているが残念ながら、旧アニメオリジナルの上、この1度きりの使用である。
- 旧アニメの頃は、クラピカが賞金首(ブラックリスト)ハンターになるとの予想から賞金首(ブラックリスト)ハンターであるリッポーが、重要視されている描写が目立つ。
- 旧アニメでは女性として描かれる事もあり、美麗。セル画1枚が40万円にもなる事がある。
- ファンの中には、″クラピカは最後の1人だから良い″との考えがある人も存在し、この事から″クルタ説″の出た キャラクターのファンとモメてりしている(例①サダソ:サダソ登場時からおよそ四半世紀に渡り言われ続けているのだが、民族衣装というだけで″サダソ クルタ族説″が出た際は【クラピカは、あんな変な模様の服は着ていません!】に始まり、サダソの容姿について、″クルタ族は、美形なのでサダソは、ありえない″と言い、外見の事を言うなとのツッコミに″サダソでは戦力にならないからイラナイ″という事があった。基本、サダソ クルタ説は、クラピカファンと思われる削除依頼により、削除されて来たが…0巻を見ても、まだ″否定″するかは、今まで以上に個人の問題である。②クロロ:結果的にはパイロだったあの回想シーンからの予想で、″犯罪集団幻影旅団を嫌う″クラピカファンからは、″クラピカに対する誹謗中傷″とまで言われていた。③シャルナーク:完全に新アニメ版の原作に忠実なカラーリングにより「似てるけど違うのかな?」程度が火種になった。
最終更新:2024年07月08日 07:17