沼田町恵比島にあるNHK連続テレビ小説「すずらん」のロケ地になった駅である。テレビロケでは「明日萌駅」として使用され一躍有名となった。また,かつては留萠鉄道が当駅から分岐していた。
恵比島駅の様子
 |
 |
駅看板 |
駅看板(明日萌駅) |
 |
 |
駅の風景(留萌(・増毛方面を望む) |
駅の風景(深川方面を望む) |
 |
 |
ロケで使用された「明日萌駅」駅舎内部 |
恵比島駅待合室 |
 |
 |
恵比島駅待合室の内部 |
「ようこそ明日萌へ」と書かれた看板 |
 |
 |
駅前の様子 |
当駅に停車中のSLすずらん号 (2006年6月25日撮影・クリックで拡大) |
駅情報
1面1線のホームに駅舎・待合室がある.元々は貨車を再利用した駅待合室だけがここにあったが、NHK連続テレビ小説「すずらん」のロケで「明日萌駅」と書かれた駅舎が設置された。NHK「すずらん」は昭和初期を舞台にした番組なので、レトロな駅舎となった。これに合わせて以前からあった駅待合室も外側から木で覆い、「外見だけ」レトロ調になった。そのため駅待合室の中に入ると貨車を利用したものだとわかる。
駅周辺は恵比島の集落があり、ロケで使用された建物も一部が残存している。その一つが駅を降りて左手にある「中村旅館」で、現在は商店として営業している(営業時間:10:00 - 15:00)。中村旅館は恵比島駅のトイレの代わりにもなっている。
NHK「すずらん」では真岡鐵道からSLをレンタル・運行してロケを行った。これがきっかけとなって北海道にSLブームが到来。留萌本線に北海道初の復活SLとして「SLすずらん号」が運転されたのを皮切りにして、以後道内各地でSL列車が運転するようになった。ちなみに,「SLすずらん号」はNHK「すずらん」ブームも過ぎ去り、利用客が低下したため2006年で運転を休止した。
駅前には沼田町営バス幌新線が発着する。このバスは
沼田駅前と幌新温泉を結んでおり、留萠鉄道の廃止代替の役割も担っている。
隣接駅
Copyright c 1997-2014
北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2017年04月28日 17:01