ひょんなことから女の子
kui 短編9
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85 名前: kui 投稿日: 2006/10/13(金) 18:11:41.22 ID:M2Zhx8vSO
「糞がっ!どこ隠れてんだ!出てけぇやゴルァ!!!」
「辺りにゃ人っこ一人いやせん!もう逃げたんじゃ…」
「おい糞ガキ!あいつがどこにおるかとっとと吐きぃや!」
「はっ!誰がお前らなっがあ゙っ!?があ゙ああぁ!」
グジュッ グズッ ズッ
「使えん奴じゃ!糞っ!」
「糞がっ!どこ隠れてんだ!出てけぇやゴルァ!!!」
「辺りにゃ人っこ一人いやせん!もう逃げたんじゃ…」
「おい糞ガキ!あいつがどこにおるかとっとと吐きぃや!」
「はっ!誰がお前らなっがあ゙っ!?があ゙ああぁ!」
グジュッ グズッ ズッ
「使えん奴じゃ!糞っ!」
兄「テツ…すまん…だがよう口を割らんかった。よくやった」
三「アニキ、ここが見つかるのも時間の問題です。早くこの場から離れるのが得策かと」
兄「サブよぉ、ここいらの道のほとんどはあいつらに張られてるんぞ?」
三「…知ってます」
兄「だったらもっと知恵絞って
三「アニキには、絶対に生き延びてほしい。何があっても、です」
兄「最初からそのつもりだ!何が何でも生き延びてやるわ!」
三「…では、これを飲んでください」
兄「なんだぁ?H…K…見たことねぇクスリだな」
三「これがアニキが生き延びる為の鍵です」
兄「…ほぉん。ま、お前がそう言うんだ。間違いはないだろ」
三「粒が大きいんで飲みにくいとは思いますが
兄「っ!?んがっ!!!っ!?!!!?!?!?!」
三「アニキ、ここが見つかるのも時間の問題です。早くこの場から離れるのが得策かと」
兄「サブよぉ、ここいらの道のほとんどはあいつらに張られてるんぞ?」
三「…知ってます」
兄「だったらもっと知恵絞って
三「アニキには、絶対に生き延びてほしい。何があっても、です」
兄「最初からそのつもりだ!何が何でも生き延びてやるわ!」
三「…では、これを飲んでください」
兄「なんだぁ?H…K…見たことねぇクスリだな」
三「これがアニキが生き延びる為の鍵です」
兄「…ほぉん。ま、お前がそう言うんだ。間違いはないだろ」
三「粒が大きいんで飲みにくいとは思いますが
兄「っ!?んがっ!!!っ!?!!!?!?!?!」
86 名前: kui 投稿日: 2006/10/13(金) 18:15:49.52 ID:M2Zhx8vSO
三「あっ、アニキっ!?どうしました!?あんの糞チビ!言ってたことと全然ちが…あぁう?」
兄「ハッ、ハァッ…てぇんめぇっ…!サ、ブ!何飲ませ、たぁっ!?」
三「はっ、ははっ、やりましたよぉ!アニキ!!!はははっ!!!」
兄「おいっ!説明しやがれ!体中糞いてぇぞ!喉も妙に熱いし声おかしいしよ!」
三「これでアニキはあいつらに捕まらずに済むってことですよ!」ポンポン
兄「てめぇ一人で納得してんなよ!肩叩くな…?って何でサブの方が背ぇ高いんだ?」
三「そのサイズなら細い路地裏でも通り抜けられそうですね」
兄「このサイズ…って、んなんだこの体わぁっ!枯れ枝か何かか!?どうなってんだぁ!?」
三「兄貴は女になった。ただそれだけですよ。思ったより小さいですけどね」ナデナデ
兄「俺が、女に、なった?あのクスリで?あいつらから逃げるために?」
三「さすがアニキ、物分かりがいい。それにもし見つかってもその姿なら絶対疑われませんよ」ナデナデ
兄「確かにそうだが…おいサブぅ、そーのー手ーをー止ーめーろーぉ!」
三「あっ、アニキっ!?どうしました!?あんの糞チビ!言ってたことと全然ちが…あぁう?」
兄「ハッ、ハァッ…てぇんめぇっ…!サ、ブ!何飲ませ、たぁっ!?」
三「はっ、ははっ、やりましたよぉ!アニキ!!!はははっ!!!」
兄「おいっ!説明しやがれ!体中糞いてぇぞ!喉も妙に熱いし声おかしいしよ!」
三「これでアニキはあいつらに捕まらずに済むってことですよ!」ポンポン
兄「てめぇ一人で納得してんなよ!肩叩くな…?って何でサブの方が背ぇ高いんだ?」
三「そのサイズなら細い路地裏でも通り抜けられそうですね」
兄「このサイズ…って、んなんだこの体わぁっ!枯れ枝か何かか!?どうなってんだぁ!?」
三「兄貴は女になった。ただそれだけですよ。思ったより小さいですけどね」ナデナデ
兄「俺が、女に、なった?あのクスリで?あいつらから逃げるために?」
三「さすがアニキ、物分かりがいい。それにもし見つかってもその姿なら絶対疑われませんよ」ナデナデ
兄「確かにそうだが…おいサブぅ、そーのー手ーをー止ーめーろーぉ!」
「おいぃ!こっち調べたかぁ!?」
「いんや!まだっス!サーセン!!」
「いんや!まだっス!サーセン!!」
三「!!来る!アニキはそっちから逃げてください!」
兄「あぁ…っておい、サブはどうすんだ?」
三「アニキが逃げやすいようにせいぜい派手にやりますよ」
兄「…そうか」
三「そうです。来たっ!早く逃げてっ!」
兄「すまん…」
三「アニキっ!!」
兄「あぁ…っておい、サブはどうすんだ?」
三「アニキが逃げやすいようにせいぜい派手にやりますよ」
兄「…そうか」
三「そうです。来たっ!早く逃げてっ!」
兄「すまん…」
三「アニキっ!!」
87 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/13(金) 18:22:25.67 ID:M2Zhx8vSO
兄「うん?」
三「可愛いですよ!とっても!」
兄「きっ、キモいこと言ってんじゃねぇよ!」
三「サーセンwww…じゃ、さよならです」
兄「うん?」
三「可愛いですよ!とっても!」
兄「きっ、キモいこと言ってんじゃねぇよ!」
三「サーセンwww…じゃ、さよならです」
「いたぞぉ!」
「手間掛けさせやがって!」
「違う!あいつじゃねぇ!糞がぁっ!あいつはどこだぁぁぁ!?!」
「手間掛けさせやがって!」
「違う!あいつじゃねぇ!糞がぁっ!あいつはどこだぁぁぁ!?!」
兄「すまん、サブ。本当に、すまん…!」
タッタッタッ…
…
兄「フッ、ハァッ…ハァッ‥ハッ。ここまで、来れば、なんとか…ん、ぐうっ!?」
ビヂャビヂャッ
兄「う、えぇぇ、えっ」
兄(なに、これ。くすりの、副さよう?からだ、がうごか、ない)
?「WAWAWA忘れむぉっ!?ちょ、どうかしましたか?」
兄「ぅ…ぁ…」
兄(あれ、こいつのかおみたことが?…こいつ、湾にしずめたはずの!?)
?「キミ!大丈夫!?きう急シャ呼ボか?」
兄(ナルホド理解した。つまりこの青年は海の底で眠ってるあの男の息子というわけだな)
兄(そして俺はこれ以上意識を保つことが出来そうにな―――
タッタッタッ…
…
兄「フッ、ハァッ…ハァッ‥ハッ。ここまで、来れば、なんとか…ん、ぐうっ!?」
ビヂャビヂャッ
兄「う、えぇぇ、えっ」
兄(なに、これ。くすりの、副さよう?からだ、がうごか、ない)
?「WAWAWA忘れむぉっ!?ちょ、どうかしましたか?」
兄「ぅ…ぁ…」
兄(あれ、こいつのかおみたことが?…こいつ、湾にしずめたはずの!?)
?「キミ!大丈夫!?きう急シャ呼ボか?」
兄(ナルホド理解した。つまりこの青年は海の底で眠ってるあの男の息子というわけだな)
兄(そして俺はこれ以上意識を保つことが出来そうにな―――