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  • ひょんなことから女の子
  • ID:gDUbUuv
  • 0 1-3

ひょんなことから女の子

0 1-3

最終更新:2008年05月21日 14:18

hyon

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だれでも歓迎! 編集
165 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:06:46.09 ID:JZnkkTK30
その夜、家に夏樹のおばさんが来た
おばさん「隆君・・・今時間あるかしら?」
隆「どうしたんですか?」
おばさん「あの子にあってあげて欲しいの・・・」
あの子・・・おばさんは女の子になった夏樹の事を『夏樹』とは呼ばなかった、まだ心のどこかで納得できていなんんだろう
おばさん「ご飯も食べたくないって・・・ずっと部屋に篭りっきりなのよ・・・」
おばさんは夏樹が女の子になってからというもの夏樹のことは俺にほとんど任せきりだ
隆「・・・わかりました」
今日の事もあり気は進まないがおばさんの頼みだ、俺はまた夏樹の部屋に行くことにした

コンコン・・・
隆「夏樹・・・入るぞ・・・」
部屋に入ると俺が帰ったときのままの夏樹がいた
夏樹「たかし・・・?」
隆「なにやってんだよ・・・」
夏樹「べつに・・・」
涙を拭くこともしなかったんだろう、顔には涙の後がくっきりと残っていた
隆「別にって・・・おばさん困ってたじゃんか」
夏樹「・・・・・・」
人と話している気がしなかった、まるで人形に話しかけてるみたいな気分だ
俺の顔をみれば少しは元気になると思ったんだが、少しアテが外れた
隆「・・・・・・」
夏樹「かえれば?」
隆「え?」
夏樹「ここにいてもつまらないでしょ、かえれば?」
夏樹が俺に帰れ?いつもならもう少しでいいからって食い下がるのに・・・
夏樹「もうだいじょうぶだからかえっていいよ」
隆「どこがだよ、もう少し居てやるよ」
さっきまでの夏樹も大分危ないものがあったが今の夏樹はもっと危ない、一人にするわけにはいかない、そう思った


166 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:36:19.73 ID:JZnkkTK30
夏樹「いや・・・もういてほしくない」
隆「なんでだよ」
夏樹「・・・」
さっきからこのやり取りがずっと続いている、夏樹はたまに口を開けば『帰れ』『もう居てほしくない』と言うだけ
理由を聞けばだんまりを繰り返しているのだ
隆「なあ夏樹・・・」
夏樹「・・・」
夏樹は俺が話しかけてもまったく返答してくれなくなった、どちらかというと態度的には俺を避けている
夏樹「かえってくれない?」
まただ・・・確かに今日のことがあるとはいえ、夏樹が俺を拒絶する理由が俺にはわからなかった
隆「帰らない」
夏樹がここまで俺を拒絶するのがなぜかイライラする、俺は『もう少し居る』ではなく『帰らない』と答えた
夏樹「え・・・」
この返答は夏樹にとって予想していなかったのか、いつもとは違う反応を示した
隆「おまえが元気になるまでは居てやる」
俺はこの反応を逃さず一気に畳み掛けることにした、多分時間を空ければ夏樹はまた黙り込んでしまう
夏樹「もうげんきだよ・・・だから・・・」
隆「元気じゃない」
『帰って』と言う言葉を俺は遮った
隆「飯は食べないし、返事もしないし声からして元気じゃないし、今のお前のどこが元気なんだよ」
夏樹「・・・」
隆「おばさんにも心配かけるし、俺が帰ったときのままへたり込んでるし」
夏樹「うるさい!!」
夏樹が怒鳴った


167 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:36:39.84 ID:JZnkkTK30
夏樹「隆なんか何にもわからないくせに!俺がどんだけ不安かもわかってないくせに偉そうに言うな!!」
夏樹は今まで溜め込んでいたものを吐き出すかのように喋りだした
夏樹「女になった時も信じてくれなかった!俺が不安で不安で仕方なかったのに平気な顔で突き放した!」
もう夏樹は『私』ではなく『俺』に戻っていた、『弱い夏樹』を演じる余裕もなくなっているんだろう
夏樹「俺が必死なのもわかってない!もう・・・隆と居てもつらいだけなんだよぉ・・・!」
夏樹は言うだけ言うと泣き出してしまった
隆「・・・」
      • 俺は勘違いをしてたんじゃないか?夏樹が不安なのはわかっていた
だけど俺は『夏樹はもともと心が強いヤツ』だと思っていたんじゃないか?
体が女になった『だけ』でそこだけが夏樹の不安と勘違いしてたんじゃないか?
夏樹の『心』の心配はできていなかったんじゃないか?
隆「・・・ごめん・・・」
誰も気付けてなかったんだ・・・皆『夏樹は体が女の子になっただけ』と思い込んでいたんだ・・・
夏樹は体だけじゃなく心も少しずつ女の子のものになっていって怖がっていたんだ・・・
隆「ごめん・・・」
俺は他に何も言えなかった・・・
2週間以上もほとんど毎日、それこそ家族の人より夏樹と話してる筈なのに夏樹の不安に気付いてやれなかったんだから
結局その後俺と夏樹は一言も話すことはなく
夏樹は泣き疲れて眠り、俺は暗い気持ちで家に戻った・・・

172 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 17:30:20.43 ID:JZnkkTK30
次の日の俺は学校に行ったものの昨日のことでまったく授業は頭に入ってこず、俺は早退する事にした
少しは気が紛れると思ったんだがそうもいかないらしい
いつもと違う道で帰っても俺の気持ちは少しも紛れることはなかった
帰りの途中で夏樹の家の前を通った・・・今日は・・・行かない方がいいかもしれない・・・
家に帰ると誰も居なかった、まあ、両親共働きの一人っ子なら当たり前ではある
夏樹も一人っ子だ、思えばだからこそ腐れ縁でも仲良くここまできたのかもしれない
30分くらいぼけっとしていて気付いた、だからこそ、腐れ縁の悪友だからこそ昨日の今日で行かなきゃいけないんじゃないか?
そう思ったら俺はもう夏樹の家の前に来ていた

おばさんにあげてもらい夏樹の部屋に行く、確かにあいつは今女の子だが元々悪友の何もかも知った仲だ
ノックすること自体まずあいつに対する壁だったんだ
隆「よお!」
勢い良くドアを開けると目の前には小振りで形のいい胸があった
夏樹「見るんじゃねぇ!!」

5分後、頬に拳の後をつけた俺が平謝りしていた、まさか着替え中とは思っていなかったんだ
作戦はいきなり失敗に終わった


173 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 17:30:50.91 ID:JZnkkTK30
夏樹「いきなり入ってくるとかなに考えてんだよ!!」
夏樹は大変ご立腹の様だ、何でも昨日風呂に入ってないから起きて風呂に入ったとか
しかし、着替えを見られて(というか胸を見たのもあるか・・・)怒るというのは
夏樹の心は確かに女の子よりになっていることを明確にしていた、男の時はそんなに気にしてなかったし
隆「ごめん!着替え中なんて思ってもなかったんだよ!」
夏樹「まったく・・・」
夏樹は怒ってはいるようだが昨日から考えると普通に話していた
泣きまくって吹っ切れたのかさっきのでそうなったのかはわからないが、殴られたのはそう無駄でもなかったらしい
夏樹「昨日のことといい今日のことといい隆はデリカシーなさすぎ!」
男の時散々デリカシーにないことやってた自分のことは棚に上げてよく言う・・・俺も少しカチンときた
隆「よく言うよ!女子使って俺を嘘告白で散々騙しておいてさ!」
何回も引っかかった俺も俺だがそんなことはどうでもいい、ここは俺も反撃に出る
隆「そんなんだから俺を引きとめようとして『好き~』なんて言っても俺がひっかからないんだよ!」
夏樹「ぐ・・・なんだよ!キスしたとき実は嬉しかったくせに!!」
隆「そんなことねーよ!『うわ!コイツこんなことまでしちゃうんだ!』って考えてたんだよ!」
夏樹「へぇ~!そんなこと考えてる奴が顔真っ赤にして鼻の下伸ばすんだ~ふ~ん・・・」
      • そんな言い合いを1時間以上やっただろうか・・・2人が疲れてきた時おばさんがやってきた
隆「あ・・・おばさん」
おばさん「ちょっと来てくれる?」
隆「あ、はい」
おばさん「あぁ・・・隆君じゃないの、夏樹、ちょっと来て」
夏樹「え・・・うん・・・」
おばさんが俺じゃなく夏樹を呼ぶのは女の子になって初めてだった、それもさっき『夏樹』と言った
俺の前では女の子の夏樹はずっと『あの子』だったのに・・・

179 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:01.67 ID:JZnkkTK30
ここから夏樹視点

母さんが久しぶりに俺を『夏樹』と呼んだ、それに俺が隆と話している時はまったく来なかったのに今日はいきなりやってきた
母さん「夏樹、さっきの言い合いなんだけどね・・・」
ああ・・・あれだけ大声で言い合ってたら流石に聞こえちゃってたか・・・
夏樹「あ・・・えっと・・・」
母さん「ああいうの、そんな大声で話すもんじゃないわよ」
夏樹「ごめん・・・」
母さん「あとね、少し出かけようと思うんだけど、一緒に来てちょうだい」
夏樹「えぇ!?」
母さんは今まで外に俺を連れ出したりしなかった、それもいきなり隆が着ているにもかかわらず・・・
夏樹「な、なんで?いきなり・・・」
母さん「それは後で話すから・・・」
夏樹「なんで?それにどこに行くのさ!?」
いきなりの母さんの行動に俺は不安を感じた、何もかも母さんにしては強引すぎる
母さん「とりあえず隆君には今日は帰ってもらってちょうだい」
夏樹「いやだ」
母さん「夏樹、言うことを聞いてちょうだい」
夏樹「・・・・・・わかった・・・」

結局母の気迫に押されてしまった、部屋に戻ると隆が待っていた
隆「おう、どうしたんだ?」
夏樹「いや・・・母さんがいきなり一緒に出かけようって・・・それでさ、来てもらって悪いんだけど今日は帰ってくれないか?」
隆は一瞬考えてたけど「仕方ないな」と言って帰っていった

181 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:20.83 ID:JZnkkTK30
母さんと車に乗り込む、まだ母さんはなぜいきなり出かけようと思ったのか話してはくれない
夏樹「母さん、あの・・・」
母さん「・・・今までごめんなさいね・・・」
運転しながら母さんはいきなり謝ってきた
夏樹「え・・・」
母さん「夏樹とわかっているのにあなたを夏樹として見てあげれなくて・・・」
夏樹「・・・」
母さん「ずっと息子を育ててきたのにいきなり女の子になっちゃって・・・夏樹とわかってもどうしても『夏樹』って呼んであげれなかったの
    呼んだら今まで育ててきた夏樹と私を否定するような気がしちゃって・・・女の子になっちゃっても夏樹なのにね・・・」
夏樹「母さん・・・」
俺が苦しんでる時も母さんは母さんで苦しんでいたんだ・・・俺は隆しかもう接してくれる人はいないと思っていたのを恥ずかしくなった
母さんはデパートの駐車場に車を止めた
夏樹「なにを買うの?」
母さん「あなたの服よ、いつまでも男の子の格好をさせるわけにはいかないでしょう?」
そうだ、俺はずっと外にも出なかったし服も大きいけどずっと男のものを着ていた


182 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:40.83 ID:JZnkkTK30
女性服売り場に来ると色んな服があった、男の時はあまり気にしていなかったが女の服の種類はまた多い
母さん「これもいいわねぇ・・・」
店員「とてもお似合いでございますよ」
夏樹「そ、そうかな・・・」
母さん「次はこれね」
母さんはさっきから色んな服を俺に着せている、大人し目の服から可愛らしい服・・・着ては脱いでと忙しい
店員「とてもお似合いで・・・」
夏樹「これイマイチ・・・」
店員「・・・・・・」
いつの間にか俺も自分で服を選んではあれはこれはと試着していた
      • これは楽しい・・・女の買い物が長いわけだ・・・男にはわかんないかもしれんね・・・

結局あれこれと着替え大人し目の服に決めた、そのまま着て帰ると言うことで男物の服は別の袋に入れてもらう
次に向かったのは・・・下着売り場だった・・・
夏樹「母さん・・・流石に下着は・・・」
母さん「いるわよ、また胸見られちゃうわよ」
そうだった・・・今日の会話は筒抜けだったんだ・・・


183 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:59.66 ID:JZnkkTK30
試着室の中で胸のサイズを測る・・・わかってはいたけど結構ちっさいな・・・orz
夏樹「これは・・・」
母さん「そんなの駄目よ、もっとかわいいのにしましょ」
しかし女物の服とかすごい量だ・・・女ってこんなに服に気を使うもんなんだろうか?
下着とか見せるわけじゃないけどかわいいのがあるとちょっとつけたくなってしまう・・・

服も下着もかなりの量を買ってしまった・・・2人とも両手に袋をぶら下げてる状態だ
夏樹「重い・・・こんなことなら隆でも連れてきたらよかったのに・・・」
母さん「いやよ、初めて『娘』に服を買ってあるんだもの」
これは譲れないわと母さんは笑った

191 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:20:58.14 ID:JZnkkTK30
その夜、家に夏樹のおばさんが来た
おばさん「隆君・・・今時間あるかしら?」
隆「どうしたんですか?」
おばさん「あなたと・・・決着をつけにきたの・・・」
決着・・・おばさんは女の子になった夏樹がいきなり俺にくわれたことが納得できていなんんだろう
おばさん「あの日から・・・ずっと山に篭ってたのよ・・・」
おばさんは夏樹が女の子になってからというもの姿をまるで見せなかったがまさか山に篭っていたなんて・・・
隆「・・・わかりました」
今日の事もあり気は進まないがおばさんの頼みだ、俺は近くの公園に行くことにした

ザッ・・・ザッ・・・
隆「おばさん・・・いきます・・・!」
構えるとまさに野獣のような気を放つおばさんがいた
隆「おばさん・・・!?」
おばさん「コオオオオオオオォォォォォォォォ・・・・・・!!!!」
隆「うぅ・・・!」
厳しい修行をしたんだろう、顔には傷の後がくっきりと残っていた
おばさん「さあ・・・かかってきなさい・・・」
隆「・・・・・・」
人と話している気がしなかった、まるで虎とか大型肉食獣に話しかけてるみたいな気分だ
おばさんくらいなら勝てるかなと思ったんだが、思いっきりアテが外れた
隆「・・・・・・」
おばさん「こないのかい?」
隆「え?」
おばさん「突っ立っててもつまらないでしょ?きなさい」
俺に『きなさい』?大型肉食獣に殴りかかるなんてできないよママン・・・
おばさん「こないならこっちから・・・」
隆「ちょっと待ってください」
さっきまでの夏樹は危ない色気があったが今のおばさんは普通に危ない、一人で闘うわけにはいかない、そう思った

194 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:57:36.39 ID:JZnkkTK30
隆「いや・・・あなたに勝つ必勝の策があるんですよ」
おばさん「へぇ・・・」
隆「それには少し準備がいりましてね・・・」
さっきからこのやり取りがずっと続いている、俺は頻繁に口を開らき『策がある』『少しかかる』と言うだけ
理由を聞けばだんまりを繰り返しているのだ
おばさん「ねぇ隆君・・・」
隆「・・・」
俺はおばさんが話しかけてもまったく返答しなかった、どちらかというと少しずつ後ずさりしている
おばさん「かかってこないのかい?」
まただ・・・確かに夏樹をくったとはいえ、そのくらいで俺をフルボッコにしようとか思う理由が俺にはわからなかった
隆「すいません助けてください」
とりあえず許しを請う、俺はフルボッコにされたくなくビクビクする、俺は『策がある』ではなく『助けてください』と答えた
おばさん「ふん・・・」
この返答はおばさんにとって予想済みだったらしく、俺を蔑むような反応を示した
隆「おばさんが許してくれるまで土下座してますから!」
俺はこの反応を逃さず一気に畳み掛けることにした、多分時間を空ければおばさんは襲い掛かってくるだろう
おばさん「もう謝っても手遅れよ・・・だから・・・」
隆「許してください」
『諦めろ』と言う言葉を俺は遮った
隆「俺なんてただの引き篭もりですし、もうほんとに駄目人間で声からしてオタっぽいし、今のアナタ様には勝てませんよ」
おばさん「・・・」
隆「最近は夏樹にも尻に敷かれてまして、いやまたそれがいいんですけど・・・」
おばさん「ふざけるな!!」
おばさんが怒鳴った

198 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:52:01.16 ID:JZnkkTK30
隆「おばさんなんか何にもわからないくせに!俺がどんだけ怖いかもわかってないくせに偉そうに言うな!!」
俺は恐怖で今まで溜め込んでいたものを吐き出すかのように喋りだした
隆「夏樹くった時も『私もして~』とか言ってくれなかった!今俺が怖くて怖くて仕方なかったのに平気な顔で殺そうとしてる!」
もう俺は恐怖で『命乞い』から『錯乱』になっていた、『命乞い』をする精神的余裕もなくなっているんだろう
隆「俺はどれだけ親子丼に期待してたかもわかってない!もう・・・おばさんと居ても怖いだけなんだよぉ・・・!」
俺は言うだけ言うと失禁してしまった
おばさん「・・・」
      • 俺は勘違いをしてたんじゃないか?おばさんが俺を怨むのもわかっていたのに
俺は『おばさんもほんとは俺とギシアンしたいんだろ?』とか思っていたんじゃないか?
おばさんが俺に『こういう行動』を起こすことを考えてなかったんじゃないか?
おばさんの『復讐』に対する心配はできていなかったんじゃないか?
隆「・・・たしゅけて・・・」
気付けてなかったんだ・・・俺は『おばさんは熟れたカラダを持て余してる』と思い込んでいたんだ・・・
おばさんは山で毎日俺をフルボッコにすることを考えて獣のように強くなっていったんだ・・・
隆「だじゅげでぇ・・・」
俺は他に何も言えなかった・・・
2週間以上もほとんど毎日、それこそ家族の人より夏樹と話してる筈なのにおばさんが山に篭っていたのを気付けなかったんだから
結局その後俺とおばさんはは一言も話すことはなく
おばさんは呆れ返り山に戻り、俺は死人の気持ちで家に戻った・・・

201 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:01:32.79 ID:JZnkkTK30
次の日の俺はオナニーしようとしたものの昨日のことでまったくチンコは勃ってくれず、俺はうなだれていた
少しは気が紛れると思ったんだがそうもいかないらしい
いつもと妄想をしてみても俺の気持ちは少しも紛れることはなかった
窓の外を見ると夏樹の家が見えた・・・今日は・・・来てくれない方がいいかもしれない・・・
部屋を出ると誰も居なかった、まあ、両親共働きの一人っ子なら当たり前ではある
夏樹も一人っ子だ、思えばだからこそ腐れ縁でも仲良くここまできたのかもしれない
30分くらいぼけっとしていて気付いた、だからこそ、腐れ縁の悪友だからこそ昨日の今日で来てくれるんじゃないか?
そう思ったら俺はもうギンギンに勃っていた

ドアの鍵を開けて待つことにする、確かにあいつは今女の子だが元々悪友の何もかも知った仲だ
鍵をかけること自体まずあいつに対する壁だったんだ
隆「よし!」
勢い良くドアが開くと目の前には小太りの強盗が居た
強盗「おるあぁぁ!!!」

5分後、頬に拳の後をつけた俺が亀甲縛りで転がされていた、まさか強盗が入ってくるなんて思っていなかったんだ
作戦はいきなり失敗に終わった

204 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:15:48.95 ID:JZnkkTK30
強盗「ほんとなんにもねぇなこの家は!!」
強盗は大変ご立腹の様だ、何でも昨日からなにも食ってないからお金欲しさに強盗に入ったとか
隆「ごめん!強盗が来るなんて思ってもなかったんだよ!」
強盗「まったく・・・」
強盗は怒ってはいるようだが昨日の残り物をあげたからまだ機嫌が良さそうだった
俺は強盗に身の上話をしていた
強盗「そりゃその時のことといい昨日のことといいおめぇはデリカシーなさすだよ」
人の家に強盗に入っておいて自分のことは棚に上げてよく言う・・・俺も少しカチンときた
隆「よく言うよ!人の家に強盗に入っておいてさ!」
強盗は怖いし俺は亀甲縛りのままだがそんなことはどうでもいい、ここは俺も反撃に出る
隆「そんなんだからキャバ嬢引きとめようとして借金まみれになるんだよ!」
強盗「ぐ・・・なんだと!このガキぶっ殺す!!」
隆「さっきのことは嘘です!『うわ!こんなカッコイイ人になびかないなんて見る目ないなー』って考えてたんですよ!」
強盗「嘘言ってんじゃねぇ~!」
      • 強盗に殺される!そう思い諦めかけた瞬間・・・おばさんがやってきた
隆「あ・・・おばさん」
おばさん「ちょっと来てくれる?」
隆「あ、はい」
おばさん「あぁ・・・隆君じゃないの、強盗、ちょっと来て」
強盗「え・・・はい・・・」
おばさんが俺じゃなく強盗を呼びつけた、それもさっきのおばさんは昨日の『野獣』だった
家の外から強盗の『断末魔』が聞こえる・・・

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