イヅモ皇国とは
イヅモ皇国はヴァレフォール星団ネルヴィル恒星系の第3惑星ワタツミ及びその衛星群を領域とする人類国家。
目次
設定
| 国旗 |
 |
| 国の標語 |
なし |
| 国歌 |
大八洲が君(おほやしまがきみ) |
| 所属星系 |
ネルヴィル恒星系 |
| 種族 |
人類種(ヤマト民族) |
| 公用語 |
ヤマト語 |
| 国家元首 |
初瀬斎王(斎王宮初瀬内親王)※ |
| 首都 |
アスカ(飛鳥) |
| 最大都市 |
ロクハラ(六波羅) |
| 総人口 |
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| 公式略称 |
皇国、IDU |
| 英語国名 |
the Empire of Idumo |
| 建国 |
ターン5 |
| 通貨 |
圓(エンYen、IDY) |
※実際の業務は今上皇王が代行
国名
イヅモ(出雲)の名は始原惑星(人類単一起源発生説に於ける、人類が発祥したとされる惑星)でのヤマト民族の神聖にして枢要な場所の名称に由来しているとされる。
歴史
建国まで
イヅモ皇国の起源は始原惑星・地球の或る地域の住民による民族コミュニティーだとされている。公的な歴史記録に基づけば、そのコミュニティーは≪大災厄≫と呼ばれる地球を襲った未知の大災害とそれに続く惑星居住圏の滅亡以降、建造した大型移民船による移民船団で組織と民族の同一性を維持し続けながら居住に適した惑星を探査しつつ放浪していた。その放浪の末に当時発見されたばかりだったネルヴィル星系に調査に訪れた探査船が星系の第3惑星が人類種の居住に極めて適している事を発見したのだった。第3惑星は表面積の殆どを海洋に覆われている事から“ワタツミ”(=古ヤマト語で海、或いは海神の意)と命名され、移民船団から多くの人々が新たな土地を踏みしめた。彼らはワタツミの激しい気候に高度な技術力で対応、安定した恒久的な居住地を建設する事に成功したのであった。
その後のヴァレフォールでの人類種と原住種の対立の中でそれまでのゆるやかなコミュニティーを民族の祭祀者であり象徴である皇室の許に国家として再編、イヅモ皇国との名称の許で星間社会に進出した。
皇室
イヅモ皇国の皇室は主神・アマテラス大神の子孫であるとされ、永らくヤマト民族の元首を務めている一族で、皇王及びその他の皇族で構成される。皇族の姓は「アマツ(天)」であるが、一般的には用いられない。
政治
イヅモ皇国はその政治体制として、やや特殊な立憲君主制の下に議会制民主主義をとっている。
国家元首
一般的な君主の地位にあたるものは皇王であるが、皇族の未婚女性から選ばれ主神アマテラス大神の御杖代として仕え、神託を受ける立場にある斎王が皇王より上位に置かれており元首であるとされる。但し斎王は卜定が降ってから任期を終えるまで名前以外の素性を秘される為に元首の業務の殆どは皇王が斎王と相談しつつ代行している。その為、イヅモ皇国の元首を皇王と斎王の共同執行、或いは皇王であるとも言われる。
皇王と斎王は議会の解散、大臣の任免、宣戦の布告などの“大権”と呼ばれる重大な権利を保有しているが、慣習によって内閣や議会の助言・嘆願無く独自に大権を行使する事は斎王に神託が降った時を除いて無く、実際に行使できる権利は首相に対する“助言”“忠告”などと言った効力の弱いものに限られている。
政府
行政府の長たる内閣総理大臣(首相)は斎王によって、皇王との会談や重臣、皇国議会の助言や推薦を以って任命されるとされるが、実際は皇国議会の第一党による推薦が採用されるのが慣例となっている。また議会で不信任決議が採択された場合に首相が議会の解散を上奏しなければ首相の職を解かれる事も同じく慣例であり、事実上議会に責任を負う議院内閣制度の一例だとされる。
| 役職 |
閣僚名 |
備考 |
| 内閣総理大臣 |
藤波 有恕(ふじなみ・ありひろ) |
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| 宮内大臣 |
松平 康晟(まつだいら・やすあきら) |
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| 内務大臣 |
大河内 信竹(おおこうち・のぶたけ) |
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| 外務大臣 |
榊 勝彦(さかき・かつひこ) |
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| 大蔵大臣 |
内田 崇(うちだ・たかし) |
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| 兵部大臣 |
佐竹 周防(さたけ・すおう) |
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| 法務大臣 |
河上 昭二(かわかみ・しょうじ) |
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| 式部大臣 |
道垣内 和人(どうがきうち・かずと) |
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| 商工大臣 |
清水 章太郎(しみず・しょうたろう) |
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| 民部大臣 |
榎 慶視(えのき・よしみ) |
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| 逓信大臣 |
山本 啓三(やまもと・けいぞう) |
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| 国務大臣 |
芦部 允好(あしべ・のぶよし) |
海洋政策及び防災担当 |
| 国務大臣 |
山野目 亮(やまのめ・あきら) |
科学技術政策担当 |
| 国務大臣 |
水野 典子(みずの・のりこ) |
貿易振興政策担当 |
議会
議会は一院制で皇国議会と呼ばれ、議席定数は300。選挙制度は小選挙区制及び比例代表制を併用した制度が採用されている。
地方行政区分
外交
入植時に現地勢力との摩擦が少なかった経緯から国民の在来種に対する偏見・反感は少ないか穏やかであり、星団機構加盟時に榊外相が「在来種との外交関係の樹立には何等の障壁も無く、相互理解の促進を通じて協力関係の構築に務めたい」との談話を発表するなど在来種との積極的な関係構築を標榜している。しかし乍ら同じネルヴィル星系、しかも隣接する第4惑星で
インセクト・ネストの活動が活発化した事で安全保障体制の構築が主要課題となった結果、同じく純粋な人類国家であるフェイルディラシア恒星系の
リグリー星域国家共同体との間に安保協定を締結しており、借款を行うなど相互の強化の為に行動している。他にも人類系国家と外交関係の構築を積極的に働きかけるなどの外交活動を見せている。
- 国交を有する国家――括弧内は皇国内での一般的な呼称、略称
- 所属組織・締結条約
- 星団管理機構
- イヅモ皇国とリグリー星域国家共同体の間に於ける相互協力と安全保障に関する協定
経済
鉱業
農業
水産業
ワタツミ在来種の魚類は人類が直接食するには適さないものが多い為、蛋白源として加工食品の素材とされている。一方ヤマト民族は魚類を主食の一としてきた歴史からワタツミにも多くの地球魚類が持ち込まれ、環境適応の為の改良を加えられて放流され繁殖している。この地球魚類は国内のみならず星外の人類国家でも需要が高く主要な輸出品目の一つになっている。
貿易
主要な企業
皇国の国策会社の側面を持ち、その株式の過半数を政府系金融機関などを通じ政府が取得している半官半民の星間貿易商社。政府が政策上必要とする物資を政府の指定代理人として購入する事が多く、業務の中心を大口の貿易案件が占めている。皇国企業の活動が認められている国家には人類種在来種を問わず支店を開設しており、その素早さは“大使館の開設よりも早い”と言われる程。
地理/代表的な都市
秋津洲(あきつしま)
ワタツミ最大の島。北半球にある。海底トンネルで結ばれる筑紫洲、二名洲と共に纏めて「本土」「内地」と呼称される事もある。
- アスカ(飛鳥):皇国の首府。京(みやこ)、アスカ京とも。碁盤の目状の街路を持ち皇王の宮城(キヨミハラ宮)や官庁、刑部院(裁判所)などの政府機関・施設が整然と配置される計画都市となっている。ミモスソ川を挟んだ対岸には斎王の祭祀所であるイスズ宮が所在している。
- ロクハラ(六波羅):政府によって計画都市として造られたアスカを補完する為に一般に開かれた都市。中心には皇国議会が置かれ、そこから放射状に伸びる街路に沿って高層ビルディングが並ぶ。皇国でも第一位の都市であり、商業の中心。
- オノゴロ(自凝):移民船が始めて降り立ったとされる場所の周囲に建設された都市。移民から数世代は惑星の首都として機能し、古都と呼ばれる。移民船の遺構を利用した国産み記念館や皇室博物院、秋津洲皇国大学など学術・研究機関が集中している他、大規模な自然公園などのレクリエーション施設も存在している。
- ミヲツクシ(澪):アスカの玄関口であるスミヨシ宇宙港や軌道管制施設、海軍本部などの宇宙関係の政府施設や航空宇宙企業がある総合航空宇宙研究都市。秋津洲に付随する島にある。アスカとは連絡鉄道によって20分程度で結ばれている。
筑紫洲(つくしじま)
秋津洲の西方にあるワタツミ第2の面積の島。
- ナニワ(難波):筑紫洲最西部にある島内で最大、ワタツミでも第2の都市。海港、空港、宇宙港(オオワダ宇宙港)ともに整備の行き届いた施設を保有しており、物流の中心として繁栄している。
- チンゼイ(鎮西):緊急時にアスカの代役を果たせるように副首都として建設された街で、一部の政府機関の本部や中央の出先機関が多く立地している。
二名洲(ふたなじま)
秋津洲と海峡を挟み南方に浮かぶ島。温暖な気候から農業がさかんで、面積の殆どが農業プラントで占められている。
蝦夷(えぞ)
北極近くに広範囲に散らばる群島だが、周囲の海が氷床や流氷で覆われている為に一見すると巨大な氷の島の内部に岩山が点在している様に見える。過酷な環境から居住地は存在しないが、研究・観測施設や軌道防衛基地などの軍事施設、群島周縁部の漁業基地などがある為に常時数百人規模の人間が生活している。
琉球(りゅうきゅう)
北半球に陸地の殆どが集中しているワタツミにあって、赤道直下~南半球にかけての地域に所在する琉球諸島は稀有な存在であり、また温暖な気候からリゾート地としての開発が主に行われて来た。
- ナミノウエ(波上):南半球の行政を統括する南洋府や、皇室の南洋離宮があり琉球は勿論南半球の政治の中心となっている。
- シュリ(首里):赤道以南に於けるワタツミの最大都市で、全国的な観光・歓楽リゾート都市として全国的な知名度を誇る。
衛星“ヒョウキョウ(氷鏡)”
衛星“ヒノカカ(火之炫)”
住民
歴史的な経緯から、イヅモ皇国の国民は全てが人類種である(惑星ワタツミはその表面積の9割近くを海洋が占めているものの、高度な知性を保有する生命体は発生していないとされる)が、その内でも特に≪ヤマト民族≫と呼ばれる単一の人種によって構成されている。ヤマト民族は他の人類種と比べ肌の色など生物学的に些細な差異があるが、特に文化面で始原惑星でのそれの特徴を色濃く残しているとされ人類学者の研究の大きな対象となっている。また、遺伝子に人為的な操作を加える事は基本的に嫌悪されており、遺伝病の治療など一部の例外を除き法律で厳しく禁止されている。
国民性としては勤勉、真面目、“世間体”第一、事勿れ主義などの言葉がイメージとして挙げられる。また国の元であるコミュニティーの性質から伝統を重んじる保守的な気質が高い事が言われる。
ヴァレフォール原住種に対しては、入植時に大きなトラブルが無かった事から表立って差別したり嫌悪感を表すと言う事は余り無く(奇異の目で見られたり珍しがられたりする事は多い)、留学生の受け入れなどの交流政策も盛んだが、移民・永住を認めない(人類種でも帰化できるのはヤマト系の遺伝子を受け継いでいる等厳格な要件を満たした者のみ)など排外的な一面も併せ持っている。
宗教
イザナギ神道、又は単に神道とも呼ばれる原始アミニズム宗教の流れを汲む多神教が皇室によって奉祭され、国家の運営と密接に関係している事もあってイヅモの於ける独占的な宗教の形態をとっているが、神道が信徒に特定の行為を強制するような性質を持たないこともあって宗教行事が国民にとっては習俗・風俗に等しい位置に付けられている。その為日常の行動とは裏腹に自らが神道の信徒であるとのはっきりした自覚を持っている国民は多くは無い。
文化
軍事
イヅモ皇国の軍は一般的に“皇軍”と呼ばれ、その起源は地球時代の軍事組織やそれを継承したコミュニティーの保安部門まで遡る。軍の名目上の最高指揮官は皇王で、首相が名代として軍令機関である軍令本部の助言を受けて実際の戦争指導を遂行する。また政府の軍政部門としては兵部省がある。制服組のトップは軍令本部長。
陸軍
基本的にワタツミ大気圏内での任務を担当する。大まかに地上部隊・海上部隊・航空部隊に分かれている。海が表面積の殆どを占め陸地が島嶼の形をとっている事から地上部隊は装甲機動歩兵(パワードスーツを着用した打撃歩兵部隊)を中心とした機動力の高い緊急対応部隊が中心となっており、また海上部隊・航空部隊は軌道からの攻撃を防衛する事を一義的に考慮した装備・編成がとられている。
少ない兵員規模を補う為、基本的に装備は国内の電子・機械分野での高い技術力を応用し個人当たりの戦闘能力の向上や無人化を目指したものとなっており、主力戦車の代用として採用された陸上部隊の装甲機動服(パワードスーツ)は起伏に富みかつ狭隘な国土に対応するものでその代表。その他、核融合炉を搭載した雷鯨級戦略型潜水艦や空中要塞と呼ばれる鳳級戦闘飛行艇、肉体の限界による制限を受けない無人戦闘機などが惑星内での代表的な装備となっている。
衛星防衛や軌道降下作戦の管轄権を海軍(特別陸戦隊)と争っており、当面の妥協の結果として月面に旅団規模の真空下戦闘教導部隊を駐留させている。
海軍
宇宙空間での行動及びワタツミへの大気圏外からの攻撃の防衛を担当する。少数の宇宙艦艇やワタツミ軌道上の防衛衛星などが主力だが、高々度邀撃機部隊や迎撃ミサイル部隊など地上にも幾らかの戦力を有している。衛星基地や軌道ステーションに駐留している海軍特別陸戦隊は緊急即応任務や軌道降下任務をこなすきっての精鋭部隊として知られる。聯合艦隊司令部が軌道上のマイヅル・ステーションに設置されている。他に月面のオオミナト泊地などの拠点を持つ。
インセクト・ネスト脅威論へのひとつの答えである第5次海軍整備計画に基づく外洋戦闘能力付与の中核として進められていた外洋戦闘艦が完成し巡洋戦艦“比叡”を旗艦とする小規模な外洋艦隊が編成され、これらに続いて艦隊の整備が行われた。これらの艦艇はIPCA加盟国で採用されているカザン理論に基づくものでは無く、皇国海軍技術研究所の平賀博士による新理論、ヒラガ理論に基づいて設計されている。所謂“新世代型”と言われる現代戦闘に耐えうる外洋戦闘部隊が配備されるのは人類国家としては初めてであった。
皇国海軍はカンナギ及びイヅモ本国での機械獣出現に対し出動し貴重な実戦経験を積んでおり、質量あいまって星団の中でも有力な海軍として認知されている。
- 聯合艦隊(GF)
- 護衛艦隊(EF)
- 練習艦隊(TF)
憲兵隊
陸海軍から独立し、軍令本部に直属して軍内部の綱紀粛正、秩序維持や儀仗、戦時の交通整理・捕虜の管理を主な任務としているが、必要に応じて一般警察の能力を超える事態に動員される事もある。
その他の準軍事機関
海上警備隊
衛星軌道を中心に大気圏外・惑星周辺宙域での警察・救助任務を行う組織。行政機関としては海上警察庁。原子力推進による旧式艦艇が中心ながらも警備艇の数は相応のものであり、また軌道ステーションや衛星上に一般の警察任務を担う警官部隊が配置されている。
禁衛府
外部リンク
最終更新:2007年12月27日 02:53