『この世に巣食う寄生虫、汚らわしいウジ虫。それは貴様たち人間だろうが!』
魔導世紀814年、大魔王
ジャネスの憎悪が生み出した最強の魔界獣。
(大抵は息子として扱われるが、厳密には小さな分身のような存在である)
性格は残忍・冷酷で、妹の
ヒロと対照的に氷の魔術を得意とする。
両肩についているのは触手である。
ちなみに
ヒロの企画段階の絵には、ジャドウと同じ触手がついているバージョンがある。
ジャネスにその存在を危険視されたため、幼少時に魔力を奪われて捨てらてしまうが、人間の女性スノー・ホワイトに拾われて育てられる。
だが魔族を我が子同然に育てる彼女は、裏切り者として人間たちに殺される。
ジャドウは生き延びたが、これをきっかけに人間撲滅を決意する。
捨てられた理由について、生まれながらにジャドウが持っていた魔力を危ぶんだ説(ネバーランド大全)、980年にヒロが生まれた際、ジャドウが幼少のヒロを殺そうとしたためだという説があり(スペクトラルフォースキャラクターズ真書)、正確な理由は不明。
城に戻ったジャドウは、985年の勇魔戦争で五勇者とジャネスの間に結ばれるはずだった和平案を否定、人間への支配体制が生ぬるいと父を批判し、
百日戦争と呼ばれる親子喧嘩が勃発。
これはジャネス側の勝利に終わり、ジャドウは封印されてしまう。
シフォンによってジャネスが討たれ、封印が解けたジャドウは、人間と神への復讐のためにルネージュ公を誑かし、
リトル・スノーの召喚に成功。
大陸統一をすれば元の世界に帰すと約束し、彼女を陰から操る存在としてルネージュ公国を暗躍していた。
大戦勃発から二年後、リトル・スノーの力を借りて
ザラック、
ゴルベリアスを復活させ、ヒロの新生魔王軍を壊滅させる。
その後、
バイアード13世や
ルドーラを強引な手腕で引き込み五魔将に任命し、新たに魔王軍を設立し自ら大陸掌握を目指す。
しかしムロマチ軍の勢いに敵わず、魔王軍対ムロマチ軍の最終戦でヒロと因縁の一騎討ちを行うが、背後からシフォンに刺されるという予想外の結末を迎える。
瀕死の彼のもとに現れたリトル・スノーの願いで、二人はゲート・オブ・ヘブンによって共に冥界で封印されることとなった。
封印されたまま。
NEXTやKOCモードでは登場するが、正史ではない。
ちなみに見た目は髪が伸び、かなり大人っぽくなっている。
やはり封印されている。
終盤でジャネスと共に真ジャドウ(表記上はただの「ジャドウ」)が出てくるが、本人ではない。
リトル・スノーと共に復活し、
ゼロスと行動を共にする。
終盤ではなんと、リトル・スノーと一緒にスペクトラルタワーを制覇。
10000階にあるアカシックレコードをスノーの結界によって封印した。
この際、自身の暗黒面を真ジャドウとして放出し、結界の中に閉じ込めている。
ちなみに見た目はフォース時代のものと同じであり、GOC時代のグラフィックは無視されている。
ただしこれらは全てXbox360版の追加要素で、後の時代であるジェネシスでの扱いもあり(後述)、まだ正史かどうかを完全には確定できないということを付け加えておく。
登場しない……のだが、ボスである「ジャガンデュラ」が見た目、技ともにジャドウと酷似しており、同一人物なのではないかと言われているが、真相は不明。
ジャドウやタワー登頂については一切触れられない。
ネバーランドシリーズプロデューサー東風輪氏のお気に入りキャラクターであるせいか、妹ほどではないが妙にゲスト出場が多い。
しかし剣を装備したり、ガイツシュトロームを使えなかったり、玉座に座ってワイングラスを傾けていたり、弱かったりラスボスの踏み台になったり、全体的にやっつけ臭がひどい。
初登場作品
強くて忠誠度が低いため、「ジャドウを引き抜け」が攻略の基本であった。
これは2でも同じ。
登場作品
真ジャドウが登場。
君主になったため引き抜けなくなってしまった。
性能だけ見れば「直接攻撃」を会得しパワーアップしている。
愛邪と同じ。
おまけ的If展開として新生五魔将を率いる。
真ジャドウのみ。
彼にとどめを刺すか刺さないかでストーリーが分岐する。
本人は仲間にならないが、魔魂ジャドウとして使用可能。
触手キャラであるためか、リーチを活かして戦うスタイル。
スト2でいうダルシム的キャラ。
が、システムと完全にミスマッチのため弱く、最弱キャラとされる。
真ジャドウも「魔界獣ジャドウ」という名前で登場。こちらは隠しキャラなこともあって幾分かマシな性能になっている。
久々の復活。
途中加入なのにLv1からスタートなのは、ソウルズ2のロゼが高レベルスタートだった事についてユーザーが「自由に育成させろ!」と反発したからだと言われる。
必殺技
魔招・氷結樹
魔界粧・黒霊陣
ガイツ・シュトローム
関連キャラ