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球技大会~プロローグ~ - (2006/03/20 (月) 15:10:04) の1つ前との変更点

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   9月9日、快晴。    この日は年に一度の球技大会の日だ。    体操着姿の生徒が続々とグラウンドに出てくる。    しかし、なぜ2学期も始まったばかりのこんな日にすることになったのだろうか。    それにはやはり「あの人」の思いつき発言があった。    それは1学期の終業式のこと・・・ ---- ローゼン「今年の球技大会は2学期始まってすぐやろうと思う。      なので、夏休みに各クラス練習しておくよーに」  生徒(うぇっ、マジかよ…)    (はっ、練習なんかするかよ)    (せっかくの夏休みなんだしぃ~)    心の中でそう思う生徒。まぁ当然であろう。しかしそこはさすがのローゼン、    次の一言で生徒達のやる気を引き出させた。 ローゼン「今年は学年別で行い、各学年の優勝クラスには賞金100万円を      与えることとする!」  生徒「「「おおぉぉぉぉぉ!」」」    どよめきたつ体育館。 ローゼン「さらに!夏休み中球技大会の練習に参加するものは夏休みの宿題を免除する!」  生徒「「「「「おおおおぉぉぉぉぉ!!!」」」」」    ものすごいことを言ってのけるローゼン。当然、ラプラスは黙っていない。 ラプラス「校長!そんなことは認めませんよ!      大体、学生の本業は勉強。それをないがしろにしてまで~」    そう言いながらローゼンのいるステージに登ろうとするラプラス。    すると、1人の黒人がラプラスをつかまえた。 ラプラス「・・・ちょっと離しなさい!校長!どういうことですか!?」 ローゼン「キミが説教をしにくることはわかっていたよ。      だからSPを雇っておいたのさ。さぁ、連れて行け!」    SPに抱えられながら体育館をあとにするラプラス。 ラプラス「馬鹿校長~!覚えてろよ~!」    ラプラスの罵声が体育館に響き渡った。 ローゼン「邪魔者もいなくなったところで…      夏休み中の生徒の指導は担任の先生にお願いしたいと思う。      副担任の先生は大会の準備をしてもらう」    ローゼンがそういうと1人の教師が声を上げた。   銀「ちょっと校長!私も生徒と一緒に練習したいです!」    そう言ったのは水銀燈だった。彼女は薔薇水晶のクラスの副担任で、    このままでは裏方になってしまう。するとローゼンは ローゼン「あっ!言うのを忘れてた。夏休みの間、H組の担任の西田君が語学留学を      するので、水銀燈君にはH組の面倒をみてもらう」    そう言われにやける水銀燈。ちなみに現在の水銀燈の心の中は   銀(やったわぁ、これで賞金はいただきよ。薔薇水晶先生の鍛え方では     おそらく賞金はもらえないわ。やっぱり自分で鍛えないとぉ)    水銀燈がそんなことを考えているうちに、 ローゼン「組み合わせは当日発表する。諸君、しっかり練習に取り組むように。      では、これで1学期の終業式を終わる。解散!」    そして、教室に戻った各クラスの生徒と担任は夏休みの計画を立て、    その計画通りに練習し今に至るというわけだ。    開会の挨拶のためにマイクの置かれている壇の上に昇るローゼン。    その壇の横にはジャージ姿の教師陣が並んでいた。   真「やっとこの日が来たのだわ」    3-A担任の真紅。   薔「みんなよくがんばったよ…優勝目指そう」    3-B担任の薔薇水晶。   雛「ヒナのクラスのほうががんばったのー」    3-C担任の雛苺。   翠「チビチビ雛苺のクラスなんてよゆーで勝てるです」    3-D担任の翠星石。   金「カナのクラスだって負ける気はないかしらー」    3-E担任の金糸雀。   蒼「まあまあ、みんな落ち着いて…」    3-F担任の蒼星石。   雪「あれだけの訓練をした…勝率は99,78%だ」    3-G担任の雪華綺晶。   銀「賞金はいただきよぉ」    3-H臨時担任の水銀燈。    そんなことを言っているとローゼンが話し始めた。 ローゼン「諸君!今日は待ちに待った球技大会だ。各自存分に力を発揮してくれ。      さて、注目の組み合わせだが…」    全校が息を呑む。 ローゼン「まずは1年………次は2年………」    1年と2年の組み合わせが発表される。そして… ローゼン「3年の組み合わせは…これだぁ!」          優 勝       ____l____    __l__     __l__   _l_   _l_   _l_   _l_ |  |  |  |  |  |  |  | G  F  C  B  D  E  A  H
   9月9日、快晴。    この日は年に一度の球技大会の日だ。    体操着姿の生徒が続々とグラウンドに出てくる。    しかし、なぜ2学期も始まったばかりのこんな日にすることになったのだろうか。    それにはやはり「あの人」の思いつき発言があった。    それは1学期の終業式のこと・・・ ---- ローゼン「今年の球技大会は2学期始まってすぐやろうと思う。      なので、夏休みに各クラス練習しておくよーに」  生徒(うぇっ、マジかよ…)    (はっ、練習なんかするかよ)    (せっかくの夏休みなんだしぃ~)    心の中でそう思う生徒。まぁ当然であろう。しかしそこはさすがのローゼン、    次の一言で生徒達のやる気を引き出させた。 ローゼン「今年は学年別で行い、各学年の優勝クラスには賞金100万円を      与えることとする!」  生徒「「「おおぉぉぉぉぉ!」」」    どよめきたつ体育館。 ローゼン「さらに!夏休み中球技大会の練習に参加するものは夏休みの宿題を免除する!」  生徒「「「「「おおおおぉぉぉぉぉ!!!」」」」」    ものすごいことを言ってのけるローゼン。当然、ラプラスは黙っていない。 ラプラス「校長!そんなことは認めませんよ!      大体、学生の本業は勉強。それをないがしろにしてまで~」    そう言いながらローゼンのいるステージに登ろうとするラプラス。    すると、1人の黒人がラプラスをつかまえた。 ラプラス「・・・ちょっと離しなさい!校長!どういうことですか!?」 ローゼン「キミが説教をしにくることはわかっていたよ。      だからSPを雇っておいたのさ。さぁ、連れて行け!」    SPに抱えられながら体育館をあとにするラプラス。 ラプラス「馬鹿校長~!覚えてろよ~!」    ラプラスの罵声が体育館に響き渡った。 ローゼン「邪魔者もいなくなったところで…      夏休み中の生徒の指導は担任の先生にお願いしたいと思う。      副担任の先生は大会の準備をしてもらう」    ローゼンがそういうと1人の教師が声を上げた。   銀「ちょっと校長!私も生徒と一緒に練習したいです!」    そう言ったのは水銀燈だった。彼女は薔薇水晶のクラスの副担任で、    このままでは裏方になってしまう。するとローゼンは ローゼン「あっ!言うのを忘れてた。夏休みの間、H組の担任の西田君が語学留学を      するので、水銀燈君にはH組の面倒をみてもらう」    そう言われにやける水銀燈。ちなみに現在の水銀燈の心の中は   銀(やったわぁ、これで賞金はいただきよ。薔薇水晶先生の鍛え方では     おそらく賞金はもらえないわ。やっぱり自分で鍛えないとぉ)    水銀燈がそんなことを考えているうちに、 ローゼン「組み合わせは当日発表する。諸君、しっかり練習に取り組むように。      では、これで1学期の終業式を終わる。解散!」    そして、教室に戻った各クラスの生徒と担任は夏休みの計画を立て、    その計画通りに練習し今に至るというわけだ。    開会の挨拶のためにマイクの置かれている壇の上に昇るローゼン。    その壇の横にはジャージ姿の教師陣が並んでいた。   真「やっとこの日が来たのだわ」    3-A担任の真紅。   薔「みんなよくがんばったよ…優勝目指そう」    3-B担任の薔薇水晶。   雛「ヒナのクラスのほうががんばったのー」    3-C担任の雛苺。   翠「チビチビ雛苺のクラスなんてよゆーで勝てるです」    3-D担任の翠星石。   金「カナのクラスだって負ける気はないかしらー」    3-E担任の金糸雀。   蒼「まあまあ、みんな落ち着いて…」    3-F担任の蒼星石。   雪「あれだけの訓練をした…勝率は99,78%だ」    3-G担任の雪華綺晶。   銀「賞金はいただきよぉ」    3-H臨時担任の水銀燈。    そんなことを言っているとローゼンが話し始めた。 ローゼン「諸君!今日は待ちに待った球技大会だ。各自存分に力を発揮してくれ。      さて、注目の組み合わせだが…」    全校が息を呑む。 ローゼン「まずは1年………次は2年………」    1年と2年の組み合わせが発表される。そして… ローゼン「3年の組み合わせは…これだぁ!」          優 勝       ____l____    __l__     __l__   _l_   _l_   _l_   _l_ |   |  |  |  |  |  |  | G   F  C  B  D  E  A  H

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