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翠ブルマ」を以下のとおり復元します。
雛苺「翠星石って全然色気がないのー。ヒナみたいに可愛くもないのー。」 
酒の席でのその一言が原因だった。 
その日から、いや正確には次の日だけだが翠星石は変わってしまったのである。 
男子生徒「おー。」 
と廊下ですれちがった生徒から歓声があがる。 
中には前カガミになっている生徒もチラホラみられる。 
廊下にいる全ての生徒の視線を集め歩く翠星石、彼女の顔はやはり恥ずかしさ 
を隠せないでいたが、それ以上に優越感とでもいうのだろうか、とにかく 
そんな感情が露骨に顔に出ていた。 
何故、翠星石が皆の視線を集めているのだろう? 
答えは翠星石の格好を見れば分かる。 
いわゆるブルマと体操服という姿であった。 
丁寧なことに胸には平仮名で「すいせいせき」と書かれたワッペンも 
張ってあるのである、男子にとってはとても喜ばしいことであろう。 

そんな翠星石が職員室に帰ると一人の教員が必死になって走ってきた。 
蒼星石である。 
翠星石「なにをあせってやがるんですかぁ?」 
そう翠星石が言うと同時に蒼星石は翠星石の首根っこを掴んで 
人気の無い裏庭まで引っ張っていった。 
当然翠星石は暴れたが蒼星石は意に介さずという感じだった。 
翠星石「なにしやがるですぅ。」 
裏庭に着くと同時に開放された翠星石は蒼星石に向かって不満をあらわにした 
声をだした。 
そんな翠星石を蒼星石は強くにらみつけると 
蒼星石「なんだじゃないとっとと着替えるんだ。」 
と怒りをあらわにして翠星石に言う。 
そのときの蒼星石の顔は本気の顔だった。 

そんな蒼星石に対して本気でびびったのか声をだせないでいる翠星石 
に対して蒼星石は言葉をつづける。 
蒼星石「今日は何かのイベントがあるわけでもないのに、そんな 
格好をして君は教師として恥ずかしくないのか?」 
翠星石「ごめんなさいですぅ。」 
親に怒られた子供のように声をだす翠星石に 
蒼星石「ごめんなさいじゃない。そう思うなら早く着替えてきなさい。」 
親のようにしかる蒼星石。 
小さな声で「はい。」というと翠星石は職員室に向かって走っていった。 
その後翠星石のブルマ姿をみたものはいない。 

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