ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「水銀燈」で検索した結果

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  • 水銀燈
    水銀燈 ・・・・設定・・・・ 男子生徒に絶大な人気がある。逆に女子生徒からは人気があまり無い。 好物はヤクルト。喋り方は「~わぁ」「~ねぇ」などの猫撫で口調。 しかし、お化けが苦手らしく肝試しでは幼児化して泣き出してしまう始末。 くんくんファンであると公言している真紅とは違い、隠れくんくんファン。 表面上はおちゃらけて見えるが、その裏では、どこか冷めている。 また、教師になる前から色々とあったらしいが、不明。 いい加減に見えて、何気に熱い先生。 上記にも書いてあった通り女子生徒からの人気はあまり無いが、 水銀燈の心に触れた女子生徒からの人望は厚い。 体育課 担当教科は保健体育で副担任 水泳部顧問 獅子座のB型 height:172 3size:88(D)、60、87 愛車はコルベット 時々、ランボルギーニ・ディアブロ 注:設定は、絶対に...
  • 水銀燈の胸
     ワイワイガヤガヤと、グラウンドの片隅で騒ぐ生徒たち。 水銀燈「今日は、棒高跳びするわよぅ~」  と、三本の長い棒を手に持ってくる水銀燈と棒高跳びをする為の台を運んでくる数人の生徒。  台を持ってきた生徒にテキパキと指示を出しあっという間に棒高跳びをする為の舞台は完成。 女子「せんせー。棒高跳び初めてなのでお手本みせてくださーい」  内心、失敗してしまえと。思いながら女子の一人がそう提案する。  水銀燈は、そうねぇ~。棒高跳びなんてテレビで見るぐらいの知識しかないものねぇ~と、  女子の提案を至極マジメに受け取る。 水銀燈「いいわよぅ。講釈しながら飛ぶから見ててねぇ」  と、言って棒を手に取る水銀燈水銀燈「まず、女子は低いバーで飛ぶからあんまり問題ないんだけど。男子は高いバーで飛んでもらうから」  との言葉に、うぇっ。と男子からの声。 水...
  • 水銀燈の憂鬱
    ...クラスに入る実力者”水銀燈”が追い詰められているという衝撃のニュースだった  水銀燈の憂鬱 水銀燈「はぁ・・・はぁ・・・なんだって言うのよぉ・・・」  廊下では息を切らせながら走る水銀燈、そしてそれを追う一人の生徒の影・・・ ?「・・・ふふふふ、絶対逃がさない・・・」  その影は今まで水銀燈が相手にしてきた生徒とは違い、水銀燈の手の込んだ苛めも全て”愛”で捕らえていた  いままでの水銀燈なら確実に相手を葬り去り自分の足場を固めるのだが・・・今回は相手が悪すぎた  ガタンッ!!  まるでドアを蹴破るようにして中に入る水銀燈、その姿には今までのような余裕は微塵も感じさせなかった 水銀燈「はぁ・・はぁ・・なんでこんな事になったのよぉ・・・あの子おかしいんじゃない!?」  そこまで言うと水銀燈の肩に冷たい手が伸びる・・・・ ?「・・・ふ...
  • 水銀燈の補習
    ...こなしていた。 水銀燈「ほんっと、おばかさんねぇ~。私の筆記試験簡単だったはずよぅ? 基本的な事だけなんだから」  プリントをこなす男子生徒にそう声かける水銀燈。  男子生徒は、苦笑しながら「ヤマかけして失敗しました」と告げた。  その言葉に、やはり苦笑しながら水銀燈は「おばかさん」と言い窓の外から見える黄昏色の空を見る。  その姿を見た男子生徒は、しばらくの間ぽけぇっと水銀燈を見ていたが、慌てたように頭を振り  プリントをこなすことにした。 水銀燈「良い空ねぇ……」  やる事が無い訳ではないが、水銀燈は窓から見える空を見てそうつぶやいた。 水銀燈「そういえば、アナタは将来についてどうするのぅ?」  ふと、水銀燈にそう声かけられ男子生徒は手を止めて水銀燈を見る。  しばらくの沈黙の後男子生徒は「教師になるのもいいかな? って思ってます」と、...
  • 水銀燈と屋上
    ...んな事を思う。 水銀燈「何やろうとしてるのぅ?」  ふと、男子生徒の後ろからいつの間にか居た水銀燈がそう声かけた。  金網から手を離し水銀燈の方を振り向き別に。と、そう漏らす男子生徒。 水銀燈「ふぅん……言っておくけど、そのフェンス。鉄片にワイヤー引っ張って電流流してるから超える事は無理よ?」  と、水銀燈の言葉に、別段焦った様子も無くそうっすか。と答える。 水銀燈「アナタ暇そうだから、ちょっと私の話聞いていきなさい」  別に暇って訳でも……のつぶやきは、水銀燈の「此処でぼぅとする暇あるんでしょ」と、言われて何もいえなくなる。  観念したのか、なんすか? と、屋上に設置されているベンチにおもむろに腰を下ろしてそう尋ねる。 水銀燈「アナタ死にたいなぁ~とか考えてる節ない?」  男子生徒と同じようにベンチに、腰掛けてタバコを胸ポケットから取り出し一...
  • 水銀燈の英語
    ガラガラガラ 水銀燈「さぁ授業するわよぉ」 男子A「あれ、英語じゃないんですか?」 水銀燈「真紅先生の代わりでーす」 男子たち(ラッキー!) 水銀燈「それじゃ今日は歌を使って英語を覚えましょぅ」 女子A「何の歌です?」 水銀燈「せっかちねぇ、聴けば分かるわよ」 カチッ ラジカセ(Last night I said these words to my girl♪) カッカッ 水銀燈「じゃあ黒板に書いた歌詞を誰か訳してちょうだい」 男子B「はい!昨夜、僕は彼女にこう言いました」 男子C「君は試すことすら拒むんだね」 男子A「さあ来て、僕を楽しませてくれ、僕が君にしているように」 水銀燈「はぁい、よくできました」 男子B「せせ、せんせっ、どういう意味なんですか?」 水銀燈「え?」 男子C「もしかして、誘ってるんですかっ!」 ...
  • 水銀燈の嘆き
    水銀燈の嘆き~ 水銀燈はスタイルがいい。これは周知の事実である。 しかしその事実を覆す信じられないような出来事が起こった・・・ 朝。 水銀燈は目覚めた。そして朝のシャワーをしに浴室へ向かう。が・・・ 水「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 悲鳴を上げる水銀燈。無い。無いのだ。何がって・・・胸が。 いつもはボイ(以下作者恥ずかしいので規制)・・・なのだが、今の水銀燈は真紅に勝るとも劣らない貧乳になっていた。 ん、後ろから凄まじい殺気が…え、薔薇の花びら!? 水「嘘よねぇ・・・これは夢よねぇ・・・」 一人呟く。目がうつろである。 しかし学校を休むわけにはいかない。とりあえず詰め物をして学校へ行った。 雛「あ、水銀燈!おはよーなのー。」 水「えぇ・・・おはよう・・・」 雛「?」 明らかに元気の無い水銀燈。何か...
  • 水銀燈とメグ
    メグが倒れた。そんな知らせを聞いた水銀燈はすぐさま有栖川病院へと向かった。 (どうしてっ!?3日前まであんなに元気だったのに・・・) 金曜日に会った時には元気にはしゃぎまわっていためぐ。 だが、月曜日に水銀燈が聞いたのは土曜日に倒れたとの事だった。 倒れたと聞いた時、水銀燈はラプラスに掴みかかった。 「どうして・・・もっと早く教えてくれなかったの!?」 「貴方は言いませんでしたか?休みの日は教師ではなく一人の女性だと  学園関連の知らせは休みの日にはするなと」 その後、水銀燈はすぐに学園を飛び出し、現在に至るのだ。 病院に着いた水銀燈は走ってメグの病室へと向かう。 病室のドアを思いっきり開け放つ水銀燈。そこには、目にクマが出来、少しやつれたメグがいた。 「先生、来てくれたんですか・・・?」 弱々しい声を出し、微笑むメグ。 「当たり前じゃなぁい・・・これで授業がサボ...
  • 水銀燈と禁煙
    ...通り煙草を吸っている水銀燈。 そこに一つの影は現れる。 「全く・・・学園内で煙草を吸わないで頂戴」 「あら、真紅じゃなぁい・・・どうしたのぉ?」 「どうしたもこうしたもないわ・・・  貴女・・・健康診断の結果、出たわよ」 健康診断、水銀燈にとって一年のうち、最も嫌な行事である。 真紅は一呼吸置き、口を開いた。 「貴女・・・今のままじゃ死ぬわ」 「へ・・・?し、死ぬ・・・?この私がぁ?」 真紅は健康診断の結果が書いてある紙を水銀燈に渡す。 そこには禁煙しないと死ぬ、と書いてあった。 冷静な人なら、健康診断でそんな事書かれるはずがないとわかるだろう。 だが、今の水銀燈には冷静な判断は出来なかった。 水銀燈は持っていた煙草の箱を握りつぶしそれをゴミ箱に捨てた。 次の日から水銀燈は額に鉢巻を付けた。 その鉢巻には「目指せ禁煙」の...
  • 水銀燈短編
    無題短編集 水銀燈編1 水銀燈の受験
  • 水銀燈逃亡劇
    ...反対したのは、やはり水銀燈だった。 水銀燈「冗談じゃないわ!何で、休みの日まで働かなきゃいけないのよ!」 その声に呼応して、他の教師からも続々と非難の声が上がる。 翠星石「その通りですぅ!そんなのは、清掃業者のオッサンに任せやがれですぅ!!」 金糸雀「2人の言うとおりかしらー!清掃業者の人の仕事を奪うのも、良くないかしらー!!」 雛苺「うゆー…休みの日ぐらい、ゆっくり寝てたいのー…」 雪華綺晶「やだ。」 ある程度の反発は予想していたが、これは真紅の予想を超えていた。 何を言おうか迷う真紅に、すかさず蒼星石が助け舟を出す。 蒼星石「まぁまぁ…翠星石だって、駅前の花壇はひどいって嘆いてたじゃない。それに、街が綺麗になれば、きっと気分も良くなると思うよ。ね?」 翠星石「うー…しゃーねーな、蒼星石に免じて一肌脱いでやるかですぅ…。」 薔薇水晶「姉さんと銀...
  • 水銀燈の水泳
    ...ある。 「なぁ、水銀燈先生ってやっぱ今日は…」 「水着で来るんだろうかなぁ?」 「やべぇ!想像しただけで興奮してきた!!」 ストレッチをしながらはしゃぐ男子生徒を、女子生徒は反対側のプールサイドから完全に見下した目で見ている。 目の前に水着姿の女生徒がいるというのに、男子の目はプールの入り口を見つめるばかりであった。 銀「ふぅ、暑ぅい」 プールのフェンスのドアが、ガシャンと音を立てて閉まる音がした。水銀燈が入ってきた。 男子生徒の動きが完全に止まる。 しかし、フェンスのドアからプールまでは、階段を上らないと行けないほどの段差があり、水銀燈の姿を見ることはまだできなかった。 ぺたぺたと、コンクリートの階段を上る音がする。男子生徒は一瞬で裸足であることを理解した。 階段を上るにつれて次第に現れる水銀燈の姿。まず、頭が見えた。 男子生徒は、思...
  • 水銀燈と初等部
    ... 真紅「…薔薇水晶、水銀燈がどこにいるか知らない?」 薔薇水晶「それが…一応学校まで連れてはきたんだけど、『寒いからやだ』って保健室の布団に入ったっきり…」 真紅「…今すぐ呼んで頂戴。明日から1週間、水銀燈には初等部を担当してもらうわ。」 こうして、水銀燈は臨時で小学生を相手に授業をすることになった。 1日目(火) 男子A「おい、何か新しい先生来るみたいだぞ!罠の準備は出来たか!?」 男子B「完璧、完璧♪」 教室で、騒ぐ小学生たち。どうやら、新しく来る先生に対して『歓迎』の用意をしているらしい。 そんなことなど露知らず、一歩一歩その教室に近づく水銀燈。そして、教室のドアを開けると、いきなり上から棒状のものが、水銀燈の頭めがけて落ちてきた。 どうやらドアを開けると、それに連動して世界地図が落ちるという仕組みらしい。 しかし、水銀燈は...
  • 水銀燈の胆試し
     肝試し。組み合わせ 水銀燈 男子B 女子A 水銀燈「さぁ、貴方達いくわよぅ」 男子B「はい!」 女子A「はぁい」  水銀燈の言葉に、男子Bは元気良く答え女子Aはやる気なさそうにこたえた。  男子には絶大な人気を誇る水銀燈だが、女子からの人気はかなり低い。  とりあえず、そんな事はおいておいて三人は、校舎へ入っていく。  入った途端、水銀燈の様子がおかしくなる。 水銀燈「さ、さぁ、さっさと済ませてかえりましょう」  いつもの舌足らずの艶のある声じゃなく、限りなく普通の声でそう促す水銀燈。  なんか、変だと男子Bは思い。女子Aは、もしかして……と、何かに思い当たる。 水銀燈「………(こ、こわくなんてないわよ……冷静に冷静に行くのよ水銀燈)」  いつも賑やかな水銀燈と打って変わってダンマリになる水銀燈。  三人の間に、会話らしい会話はなく校舎...
  • 水銀燈と新入生
    ...男子生徒の誰しもが、水銀燈の美貌に目を奪われた。 水銀燈「というわけで、何か質問あるぅ?」 ある一人の男子生徒が手を上げる。 水銀燈「ん~?何かしらぁ?」 男子A「せ、先生…今付き合ってる人とか、いるんですか?」 水銀燈「ん~?いないわよぉ?便利な子はいっぱいいるけどぉ。何か、1人の男に縛られるのってイヤなのよねぇ…♪」 「魔性の女だ…」と思うもの、「縛る」という言葉に反応するもの等、その反応は様々だが水銀燈はさらに続ける。 水銀燈「でもぉ、気になっている子はこの中にいるわよぉ。授業でカッコいいトコ見せてくれたら、惚れちゃうかもねぇ…♪」 実はこれ、水銀燈のいつもの手なのだが、みんな面白いように引っかかる。 かくして、この学校は他校に比べ、男子だけ身体能力が異様に高く見えるのだそうな…。 完
  • 水銀燈×薔薇水晶
    水銀燈「はぁ、なーんか私女子からの人気低いわねぇ」  それは、アナタの保健体育での授業が思いっきり原因なのですがわかっていますか?と、水銀燈の隣のデスクで数学の問題を作成している蒼星石はそう思った。 水銀燈「薔薇水晶先生が、うらやましいわぁ~。男子女子ともに人気者じゃない」  まぁ、確かに薔薇水晶先生は男子女子ともに人気ありますね。と、心の中で相槌を打つ蒼星石。 薔薇水晶「水銀燈……先生」 水銀燈「は、はぃっ!?」  突然、後ろからかけられた声にいつもの水銀燈らしからぬ素っ頓狂な声をあげる。それを見た薔薇水晶と蒼星石は、目を丸くして水銀燈を見ていた。 水銀燈「え、えっと。何か用ですか? 薔薇水晶先生」  とりあえず、調子を元に戻し水銀燈は、薔薇水晶の方に向き直る。水銀燈の頬が、少しばかり赤いのは気のせいじゃないだろう。 薔薇水晶「あ……えっと、その……」...
  • 水銀燈の恋愛観
    ...放課後、職員室にいる水銀燈の元に、珍しく1人の女子生徒が相談に来た。どうやら、恋愛に関しての質問らしい。 普段、あまり女子から好かれない水銀燈にとって、このように生徒が自分を頼って来てくれるのは嬉しいことだった。なので、ありったけの知識を、その生徒に教え込もうとする。 水銀燈「なるほどねぇ…。ところで、あなたが好きなのはその人だけなのぉ?」 女子A「は、はい!もちろんです!!」 水銀燈「ダメよぉ…。恋愛なんて、ある意味受験みたいなものなんだから、しっかり滑り止めとか用意しとかないとぉ…」 女子A「え?え!?」 水銀燈「だからぁ…1人の人に絞るのは危険だって言ってるのよぉ…。万が一失敗してもいいように安全パイをいくつか用意して、そのうち誰かと付き合えれば、あなたのステータスも…」 薔薇水晶「銀ちゃん!!」 突然割り込んでくる薔薇水晶。急いでその女子生徒を...
  • 水銀燈の日記
    ここは水銀燈宅。珍しく本当に風邪になり、熱を39度も出たというので、薔薇水晶と真紅、蒼星石と翠星石の四人で見舞いに行った。 翠「相変わらず、無駄に豪華な家ですぅ。一個ぐらい貰っていってやるですぅ。」 高級品が並ぶ家をいつものように愚痴る。 蒼「やめなよ。翠星石。」 有栖学園きってのストッパーが制止をかける。 銀「あんたたち何しに来たのよぉ。ゴホッ。」 真「見ての通り見舞いなのだわ。」 銀「だったら、静かにして・・・」 水銀燈は特徴の猫撫で声も出ない。薔薇水晶は申し訳なさそうに居座っている。 薔「・・・大丈夫?・・・銀ちゃん?」 銀「大丈夫なら、学校に行ってるわよ。」 皆(元気でもろくにこないくせに・・・) 翠星石はふと本棚を見ると分厚い本の中に古ぼけた薄いノートらしきものを幸い水銀燈は 気付いていないようだ。 翠(ふふふ、見てやるかで...
  • 勝負師伝説水銀燈
    「勝負師伝説水銀燈」 ある日の放課後、いつもは静かなはずの教室だが、この日は学校には相応しくない音が鳴り響いていた。 ジャラジャラジャラジャラ・・・ 生徒A「うし、やるか!」 生徒B「結局メンツ足らずでサンマか」 生徒C「まぁたまにはいいべ。点5のアリアリな」 水銀燈「あらぁ~メンツ足りないのぉ~?入ってあげてもいいわよぉ~」 生徒A「す、水銀燈先生!」 生徒B「す、すいません!学校で麻雀なんて・・・」 水銀燈「何言ってんのよぉ。私は真紅みたいに石頭じゃないわよぉ。それより私も入れてぇ~」 生徒C「えっ?先生もできるんですか?」 生徒A「じゃあ入って下さいよ!ちょうど一人足りなかったんで」 水銀燈「じゃあやりましょうかぁ。あっ、でもぉ~せっかくだから点5なんてショボいのじゃなくてぇ~点5ピンでや...
  • 水銀燈と体育倉庫
    男子には絶大な人気があるが、女子には疎まれている水銀燈。 そんな水銀燈のもとに、ある日の放課後、1人の女子生徒が血相を変えて職員室へ飛びこんできた。 女子A「先生!Bちゃんが!Bちゃんが~!!」 話を聞くと、どうやら学校の七不思議…「4時44分44秒に体育倉庫に入ると、何者かに異次元に連れて行かれる」といううわさを検証すべくBという女子生徒が入ったところ、その姿が忽然と消えてしまったそうである。 他愛も無いうわさと言えばそれまでなのだが、それを本気で信じるものもいた。 水銀燈、その人である。 ましてや、本当に人が消えてしまったとあればなおさら… 水銀燈「…わかったわぁ…。一緒に探しましょぉ…」 …内心、怖くて全然行きたくないのだが、生徒の手前そんなことは言えるはずもなかった…。 水銀燈「…で、4時44分44秒ちょうどに、Bさんが体育倉庫に入ったとこ...
  • 水銀燈とチョーク
      銀「タバコは20才まで吸っちゃだめよぉ~    水銀燈とのや・く・そ・く♪よぉ~」  男子「「「は~~~い♪」」」 女子「「「チッ」」」    いつものように保健の授業をする水銀燈。    ふと教室に目をやると、真ん中の列の1番後ろの生徒が寝ていた。   銀「あらぁ、いけない子ねぇ、私の授業で寝るなんてぇ」    どうするのかと教室中が見守る中、    水銀燈はチョークを1本手に取った。投げるつもりなのだろう。    なんだ、ありきたりだなとクラスの男子はがっかりした。    が、水銀燈の次の行動で男子のテンションはМAXになった。    水銀燈はチョークの先端を舐め始めたのだ。    艶かしい舌づかいで丁寧に。    その光景に男子はもちろん、女子までが目を引き付けられた。   銀「さぁ~、いくわよぉ~」    チョ...
  • 水銀燈の誕生日
    ...た。 真「あら、水銀燈先生もくんくんをご存知なの?」 銀「ま、まぁねぇ」 知っているなんてものではない。くんくん探偵は毎週欠かさず見ている。 ビデオ録画だってしている。もちろん標準だ。 銀「か、可愛いお人形さんだことぉ…」 その人形は、先月発売された『くんくん探偵コレクションドール』シリーズの最新作、くんくん探偵服バージョンであった。 値段の割に完成度が高く、ファンの間では今世紀最高のキャラクター商品と言われている。 しかしその商品は、若者が集まる巨大ショッピングセンターにしか売っていない。 いい歳をした大人が、こどものおもちゃを買うというのはかなりの抵抗があった。 しかも、ある程度くんくんファンとして認知されている真紅ならともかく、 隠れくんくんファンの水銀燈が生徒のよく行くショッピングセンターにくんくん人形を買いに行くことは、公開処刑に...
  • 最終回 水銀燈Ver
    「最終回 水銀燈Ver」 水銀燈がくんくん探偵の次回最終回を知った夜、彼女はおもむろに電話を取り出してある男に電話をかけ始めた。 水銀燈「どうもぉ~お久しぶりですぅ~お元気でしたぁ~?」 そんな挨拶もほどほどに水銀燈はその男にさっそく本題を切り出す。 水銀燈「今日お電話させていただいたのはぁ~他でもないあなたにぃ~ちょおっとお願いがありましてぇ~・・・」 水銀燈は以前行っていた男に貢がせる時のいつもより余計に甘ったるい口調で話を始める。 水銀燈「いえ、たいした事じゃないんですけどぉ~あなたしか頼れる人がいなくてぇ~・・・」 そこまで言って彼女は背後に人の気配を感じて振り向いた。なんとそこには彼女の同僚でありお世話役(?)である薔薇水晶が立っていてこちらを睨んでいる。 水銀燈「あ・・・ちょっとごめんなさいお客さん...
  • 水銀燈と『商談』
    ...誌をペラペラとめくる水銀燈。しかし、その手が急に止まる。 水銀燈「いいわね、これ…。」 そういうと、おもむろに電話を取り出し、誰かと話しだした。 水銀燈「もしもぉし。うん…で、今日はお願いがあるんだけどぉ…ありがとぉ♪やっぱりあなたは世界一だわぁ♪ 実は、『フランクミュラー』って言う時計のぉ、ロングアイランドって種類なんだけど…私のお金じゃ、どうしても買えなくてぇ…。 実はそれ、1個70万ぐらいするのよぉ…」 唖然とした様子で、水銀燈を見る一同。そんなのお構いなしに、水銀燈は話を続ける。 水銀燈「…でも、こういう高いものつけるたびに、あなたの事思い出せるしぃ…うん、ちゃんとしたところで買わないとダメよ?ありがとう、じゃ、よろしくねぇ♪」 どうやら、『商談』は成立したようだ。 しかし、大して喜ぶそぶりも見せず、また雑誌を見始める水銀燈に、真紅が重い口を開...
  • 水銀燈と林間学校
    ...ではないものもいた。水銀燈である。 電波も入らなければ、TVも何も無い。おまけに夜10時には消灯という閉鎖的な環境に、水銀燈は飽き飽きしていた。 1日の行事も終わり後は寝るだけなのだが、夜12時になっても目はさえてくるばかり。かといって誰かと話をしようにも、相部屋の薔薇水晶、雪華綺晶、そして翠星石はもう完全に寝入っている。 翠星石にいたっては、人の布団を奪い取る始末。 水銀燈「…これじゃ、寝ようにも寝れないじゃなぁい…」 と言いつつ布団を引っ張ってみるが、それでも全く起きる気配の無い翠星石。 水銀燈「…つまんないわねぇ…ちょっと街まで行ってこようかしら…」 そう独り言をつぶやくと、コテージの外へ出て行ってしまった。 さて街に出ようと言っても、行きはバスでここまで来たため車は使えない。かといって歩くのには遠すぎるとあって早々にそれを諦めた水銀燈。...
  • 水銀燈と写真立て
      朝。水銀燈は、自宅のベッドで、ぼんやりと目を覚ました。   遮光カーテンのすき間から、まぶしい朝日が射し込んでいた。   体が重い。思考から霞が拭えない。昨夜は飲み過ぎたようだった。どこをどう帰ってきたのかすら、にわかには思い出せない。   ショーツ一枚しか身に着けていなかった。パジャマに着替えるのすら煩わしく、布団に潜り込んだのだろう。   視点の定まらない目で、壁掛け時計を眺める。まだ六時を過ぎたばかりだ。   今日は日曜のはずだ。もう少し寝ていよう、と愛用のくんくん抱き枕を手探りで探す。   あった。ぎゅっと抱きしめる。……何か感触がおかしい。柔らかいことは柔らかいのだが、ところどころごつごつした。   頬擦りしてみる。ふわふわな感触を隔てて、しっかりとした硬さが伝わってきた。 「んんっ……」   抱き枕が、小さく吐息を漏らしたような。水銀燈は...
  • 水銀燈とインターンシップ
    真紅「あ…凄い企業から、インターンシップの募集が来てるわよ。水銀燈、あなたも行ってみる?」 ある夏休み直前の日、真紅は送られてきた手紙を見ながら水銀燈に話しかけた。 ちなみにインターンシップとは、学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度のことで、就職を控えた学生にとっては大変有意義なものである。 しかし、もはや学校で勤務している水銀燈にとっては、全く意味の無いもののはずだった。 手紙の内容も見ずに、水銀燈はぶっきらぼうに返答する。 水銀燈「やぁよ。何が楽しくて、夏も働かなきゃいけないのよ?」 その様子を見て、真紅は残念そうにため息をつき、こう言った。 真紅「…いいの?せっかく、ヤクルト本社からお誘いが来てるのに…」 水銀燈「何で、それを早く言わないの!?行くに決まってるじゃない!!」 こうして、水銀燈は他の生...
  • 水銀燈と尾行とめぐ
    真紅「水銀燈!!何なの、これは!?」 水銀燈「うるさいわねぇ…一体何の話よ…」 面倒くさそうに水銀燈は振り返る。見ると真紅の手には、この前提出した新聞部のアンケートがあった。 真紅「何よ!この、好きな言葉『お金・自由』、嫌いな言葉『慈善・努力』ってのは!!こんなの載せられる訳無いじゃない!!」 水銀燈「自由に書けって言ったのは、顧問の金糸雀よぉ。文句があるのなら、金糸雀に言ってもらえるぅ?」 そう言うと、水銀燈は自分の仕事に戻ってしまった。 真紅「…というわけで、今日は水銀燈を尾行するわよ。探せば、あの子にも少しぐらい良い所があるはず…。いいわね?みんな。」 昼休み、薔薇水晶と雪華綺晶を前に、そう説明する真紅。しかし、1人だけこれに異議を唱えたものがいた。 金糸雀「何で、カナはついて行っちゃダメなのかしらー!?元々、カナの仕事かしらー!?」 真紅...
  • 水銀燈と生徒指導
    水銀燈「ふぅ…ほんと、あきれたお馬鹿さんねぇ…」 そう言うと、彼女は頬杖をつきながら深くため息をついた。 その前には、1人の生徒が青ざめた様子で椅子に腰掛けていた。 実は彼女が見回り…と称して校内を徘徊していた時、たまたまある女子生徒のロッカーをあさる男子生徒の姿を発見し、この生徒指導室までつれてきたのだ。 彼にとって、この日は人生一番の災厄であったに違いない。 しっかり現場を目撃され、しかもそれがよりによって、ある意味一番ばれたくない先生に見つかってしまったとあっては…。 そんな思いからか、ただ下を俯くばかりの生徒に対し、彼女は髪を掻き上げながら呆れたようにこう言った。 水銀燈「全く…そんなに後悔するのなら、最初からやらなきゃいいじゃない…」 男子A「そ…それはそうなんですが…」 水銀燈「大体、あなた…その子のこと好きなんでしょう?だったら、普通は守って...
  • 水銀燈×真紅
    真紅「期末テストの採点で徹夜なのだわ」 水銀燈「そんなことやってるから成長がとまるのよぉー」 真紅「うるさいわね!あんたみたいな年増になりたくないから 成長しなくてもいいのだわ,乳酸菌摂っても無駄よあんたはw」 水銀燈「ふふっ,そんなこと言ったって結局は うらやましいんでしょぉー,しんくぅー」
  • 水銀燈の憂鬱・後半
    水銀燈の憂鬱・後半  前編・水銀燈の憂鬱 一体水銀燈を追う人間は誰なのか。それは何とあのめぐであった。 周知の通り、めぐは水銀燈のことが好きだ。いや、最早愛していると言っても過言ではないだろう。 しかしそのせいかめぐは水銀燈にかまってもらえないと非常に欲求不満が溜まるようになってしまった。 そして最近水銀燈の仕事が多く、めぐにかまってやれなかったことが原因で、その不満が爆発したのである。 ということで施錠のため最後まで残っていた水銀燈を追いかけている、ということだ。 しかしここで疑問が一つ。水銀燈には相手がめぐだと分かっているはず、何故逃げるのか? ・・・それには現在の状況とめぐの容姿が大いに関係していた。 まず、ここは夜の学校である。それがいかに不気味かはお分かりであろう。 さらに問題だったのがめぐの容姿だ。めぐは色白で長髪...
  • 水銀燈vs雪華綺晶
    ...抜いているのが 水銀燈と雪華綺晶である・・・・・ 水銀燈は生徒を誘惑し、あるときは色仕掛け、あるとき見た目によらずの行動力で他者を圧倒していた 対する雪華綺晶は教師になる前は軍人であり、その行動力と胆力は有栖学園1であった・・・・ ○月×日、晴れ ラプラス「今日もいい天気ですね・・・・これで馬鹿校長が何も起こさなければ良い日になるでしょう」 と職員室へ向かう教頭ラプラスは呟いていた ローゼン「そりゃあんまりだよ、僕だって毎日遊びに来てる訳じゃないんだから」 その隣でラプラスに捕まったばかりのローゼンが悪気も無く言う もはや見慣れた日常、逃げる校長・追うラプラスこの二人だけでも珍妙な学校なのに教師陣まで大変だから胃が痛むラプラスに同情する そして、朝礼の為にローゼンを引き連れたまま職員室へ入る二人・・・しかしそこは戦場であった 水...
  • 水銀燈保健体育1
    ...就任した、保健担当の水銀燈は、瞬く間に男子生徒を虜にした。 その思春期の男子学生には刺激の強すぎる容姿と、猫なで声による授業は、彼らにとって最も大事なものとなった。 例え風邪を引こうと、怪我をしようとその授業を休む生徒は誰一人としていなかった。 水銀燈の授業を休むことは、男子生徒の間では受験を放棄することよりも愚行であるとされていた。 順調に教科書を読んでいたAが、突然どもり始めた。 A「じょ、女子は、それまで男子と変わりの無かったち、ちぶ、ちぶ…」 教室の男子全員が、心の中でAを応戦する。だが、Aは耳まで真っ赤にするばかりで、続きを読むことができなかった。 銀「どうしたのぉ?読みなさぁい」 教壇で聞いていた水銀燈が、つかつかとAに歩み寄った。歩き方一つでさえ、妖艶だった。 水銀燈は、Aの教科書を覗き込むと、小さく鼻で笑った。 銀「こ...
  • 水銀燈へのプレゼント
    ...と言うと 真紅「水銀燈はどっちの方が喜ぶかしら……」  そう水銀燈への誕生日プレゼントだ。  ヤクルト三十本セットと言う飲めば終わりのプレゼントにするか  はたまた、くんくん人形~ぜんまい仕掛けのカラクリ屋敷編~をプレゼントするべきか。  三時間と二十四分四十三秒悩んで、手にしたのはヤクルト三十本セットだったが  本当にコレでいいのだろうか? 確かに我がライバル水銀燈はヤクルトが好きだが……  と、ヤクルト三十本セットを手にしてまた悩む。  三十一分と五十七秒考えて、ヤクルト三十本セットを元に戻し  くんくん人形~ぜんまい仕掛けのカラクリ屋敷編~を手にした。  そして、それを購入した。  後日。 真紅「はい。誕生日プレゼント」 水銀燈「へ? あ、そういえばそうだったわね」  自分でも忘れていたのか水銀燈はそうのたまう。 真紅...
  • 水銀燈、JUMとの遭遇
    水銀燈「あら、JUMじゃない」  それは、学校業務が終わっての帰り道。現在、登校拒否の生徒JUMと偶然であった水銀燈。 JUM「……水銀燈先生」  少しおびえた様に、JUMは顔をしかめ少し後ろに下がった。 水銀燈「そんなに、怯えなくていいわよぅ」  苦笑する水銀燈。さて、ここでこう会ったの何かの縁だろうし、いつもいつも薔薇水晶に面倒かけるのもアレよねぇと、考える水銀燈水銀燈「学校。まだ、これないわよね?」 JUM「……正直、いまこうやって外に出かけれるのが限界なんです」 水銀燈「そぅ。皆、アナタの事まってるわよ」 JUM「っ」  水銀燈の言葉に、自分の服を握り締め辛い表情をするJUM 水銀燈「ふぅ。まぁ、私もJUMと同じ事になった事あるからわかるけど」 JUM「ぇ?」 水銀燈「覚えておきなさい。少なくとも私と薔薇水晶先生は、心からJU...
  • 無題短編集 水銀燈編1
    水銀燈「先生ねぇ・・最近保護者からの苦情が多いの・・・。     みんな、あたしの授業嫌い・・?     それとも好きぃ?」 スキデース!!!!! 水銀燈「ほんとぉ?やったぁ♪(チラ」 水「こんな時間に・・・こんな手紙までだして一体どぉしたのぉ?」 生徒A「先生、じ、実はおれ・・・どうしても先生に言いたいことあって・・・それで・・・ お、俺せ、先生のことが、・・・す、好きです!!そ、それで・・・その・・・」 水「ふふっ、ありがと。でもごめんね。その気持ちは好きってことじゃないのよ?」 生徒A「え?そ、そんなことないですよ。俺は先生を愛して・・・」 水「だぁめ。それ以上言っちゃ。・・・いい?そこから先は本当に好きになった人に伝えなさぁい。 じゃ、先生はもう行くからぁ。じゃぁねぇ。」 生徒A「せ、先生!!」 そ...
  • 保健室と二日酔い水銀燈
    ...そこには先客がいた。水銀燈である。 倒れこむように寝てしまっているので、その艶かしい足があらわになっている。 しばしその姿に見とれていると、突然その目がパチッと開いた。んーっ、と伸びをし立ち上がる水銀燈水銀燈「あらぁ…?なに、そんなところに突っ立ってるのぉ?もしかして私に見とれてたとかぁ?」 男子A「え…いや、えっと…」 どうやら、今日の朝方まで飲んでいたらしい水銀燈はろれつの回らない口調でさらに質問する。 水銀燈「ふふ…答えられないって事は、そうみたいねぇ♪もしかして、襲ってやろうとか考えてたぁ?」 フルフルと、急いで首を振る生徒。 水銀燈「そう…別に襲ってくれてもよかったのにぃ…♪」 生徒の首に手をまわしながら、続ける。 水銀燈「そうねぇ…今なら誰もいないしぃ…先生と、したい?」 『したい?』の意味を理解するのに、何秒かかった...
  • 昔の水銀燈と薔薇水晶
    水銀燈「おっはよぉ~♪」 少々遅刻気味なことなどお構いなしに、元気よく職員室のドアを開ける水銀燈。 それは、いつもと変わらぬ光景だった。ただ、ある一点を除いては。 真紅「遅いわよ、水銀燈。教師として時間に…」 そこまで言ったところで、完全に動きが止まる真紅。その目は、今まさに水銀燈が抱えているものに釘付けになった。 真紅「…ね、猫…!?」 そう、水銀燈が抱えてきたのは1匹の猫だった。しかし、猫嫌いの真紅にとってはたまったものではない。 真紅「な、何でそんな野蛮な動物を学校に持ってくるのよ!?汚らわしい!!」 水銀燈「あらぁ?こんなに可愛いのに何でそんな事言うのぉ?」 そういって、真紅に猫を近づける水銀燈。それを威嚇する猫。 真紅「お、怒ってるじゃないの!!早く捨ててきなさい!!」 水銀燈「…うるさいわねぇ。まぁいいわぁ、別にあなたに助けてもらおう...
  • 水銀燈vs不良in清水
    水銀燈「あなたたち…後で私の部屋に来なさい。いいわね?」 ある修学旅行の日、そう厳しい口調で女子生徒数名を叱りつける水銀燈。 そう、旅と言うものは人の気持ちをつい大きくしてしまうもの。そしてそれは良くない方向にも…。 きっかけは、女子生徒Aの「水銀燈、ウザくない?」の一言が原因だった。話はどんどん大きくなり、ついには陰湿な嫌がらせへと発展した。 しかし、悪事と言うものはいずれバレるもの。すぐにそれがばれ、先の水銀燈の発言へつながったのだ。 女子A「あー…超気分悪い…。ねぇ、気晴らしにどっか行かない?」 女子B「えっ?水銀燈のとこ行かないの!?後で超怒られそうだよ?」 女子A「大丈夫大丈夫。どうせ向こうは教師なんだから、うちらに手ぇ出せないって♪」 そういうと、女子生徒Aは他の2人を引き連れ、外に遊びに行ってしまった。 女子A「ねぇねぇ、次は清水寺行...
  • 水銀燈のホームルーム
    ...生徒の出席を確認する水銀燈。呼ばれた男子はこの上ないといった歓喜の顔で威勢良く返事をするが、 女子達は呼ばれても、あまり覇気がない。それもその筈、水銀燈は女子からはあまり好かれてないからだ。 銀「今日もJUMと女子Aは欠席・・・ねぇ・・・。」 男子A「何時もの事じゃないですか。気にしなけりゃいいじゃん?」 男子B「そうそう、案外引き篭もり同士出来てたりしてなぁ。ハハハ。」 男子C「実はもう妊娠してました・・・みたいな?」 女子B「ちょっと、あんた・・・」 と、委員長タイプの真面目そうな子が男子達に食って掛かろうとした瞬間 水銀燈「冗談でも・・・そんなこと言うもんじゃないわ。」 とあまり見せない厳しい顔で一喝する水銀燈。 男子A・B・C「す、すいません・・・」
  • 推測と水銀燈
    ...前話してたんだけど、水銀燈先生に彼氏っているのかな?」 「さぁ?」 「いそうだけどねぇ?」 「案外居ないんじゃない? 白馬の王子様でも待ってるって気がする」 「白馬の王子さまぁ?」 「そ、私は女だからわかるけど。水銀燈先生タイプの女性って現実主義者なんだけど何処かでソレを求めてる」 「難しい事言うなよ。俺の頭でも分かるように言ってくださいな。巴さん」 「えぇ、ではジュン君の頭にわっかり安いように言うと」 「うむ」 「現実に夢を求めて夢を現実に求めてる」 「ワカリマセン」 「あーもう……だから……彼氏って存在が自分にとってどんな利益になるかっていう商品にしか見てない」 「うん」 「その一方で素敵な出会いを求めてるの!」 「あーやっとわかった。てか、そう言ってくれよ最初っから」 「………はぁ………」 「なんだよそのため息」 ...
  • 蒼星石×水銀燈の百合
    ...上げる蒼星石。 水銀燈「なぁ~に、やってるのよぅ~? 蒼星石先生?」 蒼星石「水銀燈先生……突然抱きつくのは、前々からやめてって言ったよね?」  少しばかり、頬を赤くして蒼星石は、後ろの水銀燈に顔を向けてそう言った。 水銀燈「いいじゃなぁい。だーぁれもいないんだから」 蒼星石「そう言うことじゃなくて」  水銀燈は、蒼星石の話なぞ聞いていなくベタベタと抱きついたままだ。 蒼星石「ひゃっ!? ど、どこ触ってるんですか!」 水銀燈「胸」 蒼星石「そ、そうじゃなくてぇ!」  蒼星石は、余計に顔を赤くして抗議するが、水銀燈はお構いなしに蒼星石の胸を自分の手で揉んだりしている。 水銀燈「私の胸とは、やっぱり違う感触よねぇ~」 蒼星石「んっ! ぁ! やめてって……言ってるじゃないですか!」  ドゴンッと、鈍い音を立てて後ろ向きに頭突きを水銀燈に喰...
  • 昔の水銀燈と翠星石
    ...「…いつになったら、水銀燈先生は帰ってくるんですか…?」 それは、2学期も中盤に差し掛かった頃の出来事… 水銀燈…彼女は1学期の後半に体育以外の全ての任を外された後、徐々に学校へ来なくなり、ついに期末テストのあたりからずっとその姿を現さなくなっていた。 男子B「確かに、いつ帰ってくるんだろ…?体育だけは、水銀燈先生に唯一会いたいと思える授業だったのになぁ…」 男子C「そうだよなぁ…。『受験』ってものが絡まなければ、そこまで怒らなかったしなぁ…」 男子D「むしろ寝てたな…。その寝顔がまた…」 1人の生徒の質問は、連鎖的に他の生徒へ広がっていった。 それを急いで制止させると、翠星石はみんなに向かってこう言った。 翠星石「そんなに心配しなくても大丈夫ですぅ♪あいつのことだから、そのうちヒョッコリ帰って来るですぅ♪」 …嘘だった。あの日以来、水銀燈...
  • 混じった世界 水銀燈の邂逅
    ...な日となった。  水銀燈と呼ばれる彼女は自宅の自室で目を覚まし  まだ眠いのか欠伸を一つ漏らした。  馬鹿な男に貢がせた豪華なベットから降り  覚束無い足取りで顔を洗いに行く水銀燈。  冷水で顔を洗い幾分かの眠気が晴れるが……  やはりまだ眠いのかまた欠伸を一つ漏らした。  再び自室に戻り下着を新しい物に履き替える。  脱ぎ捨てた下着は、後で纏めて洗う為に部屋に  設置してある洗濯籠に無造作に放り込んだ。  化粧をする為に水銀燈は、鏡の前に座る。  鏡の直ぐ下には高級品の化粧品の数々。  水銀燈は手早く化粧を済ます。ナチュラルメイクと言うヤツで。  さて、此処までくると眠気も大方消えたのか  最後の眠気を追い出す為に水銀燈はンーッと伸びを一つした。  そして、立ち上がり母親から貰い受けたクローゼットを開ける。  何時ものスーツを...
  • 水銀燈イラストまとめ
    水銀燈その1 水銀燈その2
  • 全ては水銀燈を中心に
    真紅「次に、明日の創立記念日についてだけど…聞いてるの?水銀燈…!?」 いつもの、朝7時半からの定例会議…。 この日、水銀燈は朝からたいそう機嫌が良かった。 もうすでに会議の事などどうでもいいといった様子で、彼女はスケジュール帳を開きながら1人自分の世界に入っている。 そんな彼女に、真紅はこう付け加えた。 真紅「…言っておくけど、明日の創立記念日は休みでは無いわよ?地域の方々に感謝を示すという意味で、それぞれの教師が学校で何か出し物をしなければいけないって、去年も言ったでしょう?」 その言葉を聞いた瞬間、水銀燈の顔から笑みが消えた。 そして、ある人物のほうへ振り返ると、キッと睨みながらこう叫んだ。 水銀燈「メイメイ…!」 その声に、「ご、ごめんなさい…!」とメイメイは必死に頭を下げる。その様子を見て、真紅は呆れたようにこう言った。 真紅「…人の...
  • 水銀燈の奇妙な逃亡 第一話
    ...事ではあるが。 水銀燈「…まったく…何であんたまでついてきたのよ…」 めぐ「いいじゃないですか、先生♪旅は道連れ、バカンスを楽しみましょう♪」 水銀燈「はぁ…」 何故こんなことになっているかというと、ラプラスの一言が原因であった。 ―今度の参観日には教師方みなさんの親にも来てもらいます。 水銀燈とするとたまったものではない。 直後から逃げ出して来たわけだ。 最初は一人だった。いや、水銀燈はそう思っていた。 めぐの存在に気が付いたのはパーキングエリアに入った時だった。 ―…ごきげんよう♪水銀燈先生♪ ―ッ?!!なんでいるのよぅ! トランクの中を確認すると…そこには何故かめぐが入っていた。 そのめぐは今はというと助手席に収まっているというわけだ。 めぐ「まあ、あの中は少し窮屈でしたけどね♪」 水銀燈「…ハァ」 平...
  • 水銀燈の奇妙な逃亡 第三話
    水銀燈「なんで…こんな所に…」 めぐ「私はどこでもいいですよ♪それよりこの麺美味しいですね♪」 質素な店でベトナム料理、フォーをすする二人。 当初の予定とは違い東南アジアに来ていた。 何故ベトナムにいるかと言うと、想定外の潜水艦の襲撃によってコースから外れてしまったからだ。 めぐ「そういえば、あの時の事、詳しく説明して貰いたいのですが…巴ちゃんが瞬間移動したり、先生に羽が生えたり、突然メイメイさんが現れたり…」 水銀燈「…私たちは『スタンド』と言われる能力を持っているわぁ…語源は『後ろに立つ』ってところから来てるみたいね。 まあ、一種の超能力みたいな物よ。これから追手が来るかもしれないし、めぐも持っておいた方がいいかもねぇ…」 そういうと水銀燈は懐から指輪を取り出した。 薔薇のようなデザインの綺麗な指輪だ。 水銀燈「これを指に通せば能力を発現させる事...
  • 水銀燈と浮気発見術
    水銀燈「全く…何で私がこんな事やらなきゃいけないのよ…」 どこまでも続く灰色の空の下、彼女は肩をすぼめながら、誰に言うでもなくそう呟いた。 冬のこの時期になると、体育の授業には生徒にとって…そして彼女のような教師にとっても嫌なものが増える。 …そう、マラソンである。 ベンチに座り、時を計りだしてから約15分…。本来なら、学校や自宅など暖房の効いたところで暖まっていたいところなのだが、今回は同僚たちがそれを許さなかったようだ。 水銀燈「…大体、こういうのは雪華綺晶にやらせればいいのよ…。それに、何でマラソンが必修課目なのよ…」 イライラした様子でそう呟くと、彼女はもう一度グラウンドの隅のほうを眺めやった。 「早く、あそこから生徒全員がコースを走り終えて帰ってくればいいのに…。そうすれば、後は体育館の中で授業が出来るのに…」 そんな事を考えながら… 一方、生徒達の方は...
  • 水銀燈とくんくんストラップ
    ...ストレッチをしながら水銀燈が至福の笑みを浮かべている。 何故なら今日はくんくんストラップの発売日だからである。 「楽しみだわぁ・・・待っててねぇ、くんくん~」 普段の水銀燈からは想像もできないほど滑稽な姿をしている。 「水銀燈?何をしてるの?」 突然現れた真紅にビックリする水銀燈。 「な、なんでもないわよぉ?じゃあ私は先に帰るわぁ」 水銀燈は真紅にくんくんストラップのことを教えていない。 明日学校に持ってきて自慢するつもりなのだ。 そんな事とは知らない真紅。 「そう、貴方にしては仕事も速かったようね」 「そういうことぉ、じゃあねぇ?」 真紅は水銀燈に軽く手を振ると、そのまま自分の席で仕事を始める。 水銀燈はその姿を見て少し安心し、そのままショッピングモールに向かった。 一時間後・・・ 「買っちゃったわぁ、買っちゃったわぁ」 ...
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