塩辛循環百合は下記の式によって表される。 アオホタ = ホタアオ アオホタとホタアオは常に交換可能であり同一である。 これを塩辛循環百合という。 ※いくらでも編集していい #image(http://www30.atwiki.jp/ikachang/?cmd=upload&act=open&pageid=118&file=名称未設定%2071.png) -はじめに -塩辛循環百合の発見 -塩辛循環百合の構造 -塩辛百合の事例 -おわりに *はじめに 循環百合を語るにあたり「」ikiにまとめることに抵抗があったことを書き留めなければならい。 循環百合を「」ikiにページを設けるということは、循環百合を言葉や文章によって定義することに他ならない。 循環百合という無限の可能性を己の矮小な想像力でカタチを固定してしまわないか恐れがあったのだ。 しかし2016年にもなって「循環百合…?」「はじめて見た」「あいつ」「よしなよ」といったレスが散見したことに危機を覚えた。 また >論文か怪文書にして提出しなさい と指示があったので「」ikiに投稿する決意をしたのである。おあしす。 *塩辛循環百合の発見 筆者はホタルちゃん派である。 パン派で、みどたぬ派で、ミルクティー派で…これからもずっとだ。 イカ愛好家の読者諸君はご存知のようにホタルちゃん派はどちらかというとフェスで負け気味だ。 そんなホタルちゃんを勝たせたくてフェスに全力を尽くすほどホタルちゃんに感情移入できると思い込んでいた。 第4回フェスのキリギリスvsアリではホタルちゃん陣営は苦戦を強いられていた。 6時間ほど連戦して疲れがピークに達したとき、心はキリギリス派への殺意と憎しみに満ちていた。 そこであることに気付く。 ホタルちゃんを勝たせたくアリ派を応援している自分がキリギリス派を憎むということは殺意をアオリちゃんに向けているのと同じではなイカ? それをホタルちゃんは望んでいるのだろうか? むしろ、ホタルちゃんはアオリちゃんがフェスで勝って喜ぶ顔を見て幸せになるだろう。 そうアオリちゃんの幸せはホタルちゃんの幸せなのである。 そしておそらく、ホタルちゃんの幸せはアオリちゃんの幸せなのだ。 アオリ「&italic(){勝っても負けても うらみっこ無しね!}」 フェス結果発表時のアオリちゃんの台詞は、用意されたものでなく本心からくる言葉なのだろう。 二人にとってフェスはどっちが勝利しても、それは自分の喜びでもあるのだから。 *塩辛循環百合の構造 本章では本論の冒頭に示した「アオホタ = ホタアオ」の構造について二人の関係性から明らかにしたい。 お互いの幸せが当人にとって幸せであることは前章にて書いた通りである。 そこで読者諸君は「なぜ循環なのか?」という疑問を抱いたに違いない。 アオリちゃんとホタルちゃんの百合的感情は双方向性を持ちながら一方通行なのである。 ホタルちゃんはチビカラ-ズの頃からお姉さん的役割を担ってきた。 団地ではしゃぎ過ぎたアオリちゃんの代わりに注意されたり、夏休み終了前に宿題の山を処理するのを助けたり。 ホタルちゃんにとってアオリちゃんの世話を焼く事は当然のことであり、その関係性を壊さない事が何よりもー自分の本心よりもー重要なのである。 ホタルちゃんはアオリちゃんへの想いをそっと胸に秘める事にした。 アオリちゃんにとってホタルちゃんは頼れるおねーさんでありおかーさんでもある。困った時は助けてくれるし慰めてほしい時は頭をヨシヨシナデナデしてくれる存在である。 そんな甘え過ぎではないかと考えるアオリちゃんがいる。アオリちゃんのなかでホタルちゃんはおねーさんやおかーさんではない存在になりそうだけど、それでいいのだろうか? アオリちゃんはホタルちゃんへの想いを表に出すのは押さえることにした。 ホタルちゃんはアオリちゃんに、アオリちゃんはホタルちゃんに、お互いがお互いに悟られないように好意を伝え合っているのである。 ここに百合が循環する構造が生まれる。 お互いが想いが強くなるほど一方通行の性質は強まり、求めようとするほど逃れようとする循環は加速する。 そう、彼女達は両想いであるがゆえにお互いに片思いなのである。フヒヒヒョ-!! *塩辛百合の事例 ハイカラニュースいいよね… いい… 時間の無駄とかいってるやつまじせんすなーい もっと百合に心を開こ? 定時に二人のイチャコラを公共の電波にのせるとかもう社会福祉じゃん? アオリ「&italic(){ドライブに連れてってくれる イケメン君! れんらく、ヨロシクー!}」 ホタル「&italic(){公共の電波は、正しく使いましょ~}」 正論でカモフラージュした嫉妬と牽制ですよねホタルさん アオリ「&italic(){ねえねえ、ホタルちゃんなら ここは どう攻める?}」 ホタル「&italic(){ガンガン攻める}」 ステージの攻略法にカモフラージュした欲k アオリ「&italic(){ヨットでプカプカ揺られて おひるねしたいなー}」 ホタル「&italic(){アオリちゃん そのままどっかに 流されちゃいそうだから やめてね…}」 ホタルちゃんはアオリちゃんを喪失する事への恐れを強く抱いている事がわかる。 アオリ「&italic(){暗い工場の 片スミで若い2人が…}」 ホタル「&italic(){バトルに 明け暮れま~す♪}」 ふーーn… アオリ「&italic(){荷物に乗って、高いとこから ショーーット!}」 ホタル「&italic(){……ん? 一番好きなのは ローラーなんじゃん?}」 アオリちゃんが一番好きなのは…ね? バトル中もホタルちゃんを見ている事が察せられる。 アオリ「&italic(){ホタルちゃん、こないだここで ボロ負けしてたよね?}」 ホタル「&italic(){いやあれは…… 新しいブキを試してただけやし……}」 バトル中もホタルちゃんを見ry アオリ「&italic(){ホタルちゃん、ここの必勝ポイントは?}」 ホタル「&italic(){……………え? ゴメン、何だっけ?}」 本番中にアオリちゃんに見とれていたホタルちゃん アオリ「&italic(){あ、ヘリ! 運転したーい}」 ホタル「&italic(){仮免落ちる人のヘリとか乗りたくないわ~}」 このやりとりからホタルちゃんは免許を取得している事がわかる。}」 つまりアオリちゃんがどこか遠出したいときはホタルちゃんにお願いする状況が想定される。 アオリ「&italic(){オフの日、ここでキャンプしたーい!}」 ホタル「&italic(){アタシ お家でゴロゴロしたい…}」 アオリ「&italic(){昼間は太陽があったかくて、気持ちいいー!}」 ホタル「&italic(){同じあったかいなら、床暖がいいわ…}」 アオリ「&italic(){ホタルちゃん! アタシ、はんごうで ポテト作る方法 編み出したよ!}」 ホタル「&italic(){着実にレパートリー増えとるね}」 アウトドアで活発で積極的なアオリちゃんとインドアでものぐさなホタルちゃんの構図が見える。}」 アオリ「&italic(){ここから見る港の夜景がキレイなんだー!}」 ホタル「&italic(){こないだ夜 無理やり起こされて連れて行かれたっけ…}」 惚気ですよね アオリ「&italic(){見て見て!水平線が見えるよ!}」 ホタル「&italic(){バトルに集中しような…}」 喜びを即座にホタルちゃんと共有しようとして…これは……駄犬… アオリ「&italic(){なつかしー! ここもバイトやってたなー}」 ホタル「&italic(){アオリちゃんの肉体労働って絵になるわ~}」 汗だくアオリちゃんいいよね!僕も大好きだ! *おわりに なぜSplatoonで殺意を研ぎすまし敵をインク溜まりに変えて床の塗装面積を競い合っているのか考えた事が有るだろうか? ウデマエをあげるのは何のため?フェスで勝ってサザエを集めてウニに貢ぐため?それは本当ですか? フェスで勝って喜ぶアオリちゃんを見て嬉しくなるホタルちゃんという循環百合の前にフェスの結果など瑣末なこと気付いてほしい。 最後にこの言葉を読者に送り本論を閉じたいと思う。 &bold(){アオリイカ、ホタルイカ、ユリイカ} -----ここまで前提知識------ くコ:彡〜〜 -----ここから怪文書------ *シオカラーズ結成 アオリちゃんとホタルちゃんは小さいときから仲好しだ。 家が近い事もあって一緒に遊ぶことが多く、友達になるのに時間は掛からなかった。 性格は凸凹だけど二人で一つ。 ちびっこ民謡選手権で全国一位にだってなれた。 明るく活発で積極的なアオリちゃん。 知的でインドアで大人びたホタルちゃん。 だけど二人は小さいときからずっと一緒だったわけではない。 アオリちゃんが天真爛漫なのは親の愛情を欠かす事無く育ち、基本的に不安や恐れから無縁だったからだ。 習い事だってやりたいと言えばやらせてくれたし、わからないことは何だって教えてくれるやさしい両親。 大人になっても新しい料理を身につけたりかわらない。 アオリちゃんにとってホタルちゃんはそんな家に加わった、新しい家族のような存在だ。 ホタルちゃんが大人びた性格なのは、彼女は幼い頃から自分の事をなんでもこなさないといけなかったからだ。 分からないことがあっても頼れるのは自分だけ。まじめに勉強していれば怒られる事も無い。 シリアルやレトルトぐらいなら用意するけど、自分が食べるだけなら手間はかけたくない。 ホタルちゃんにとってアオリちゃんは唯一心を許せる、新しい家族のような存在だ。 アオリちゃんは世界を救うには愛が必要だと思っている。 アオリちゃんはホタルちゃんと一緒に居ればどんな時でも幸せだと知っている ホタルちゃんは世界を救うには金が必要だと思っている。 ホタルちゃんはアオリちゃんとずっと一緒に居るにはお金が必要だと知っている 家にお金があればホタルちゃんはシオカラ地方から引っ越さずに済んだし、ホタルちゃんはアオリちゃんと一緒に遊べたのだ。 家から出たくてホタルちゃんはハイカラシティで一人暮らしをしていた。 安アパートでも自分の城だ。ヒステリックに怒鳴る母親も嫌らしい目で見てくる”新しいお父さん”もここにはいない。 平穏な世界でバイトで日銭を稼ぐ毎日に、アオリちゃんも上京してくるという話をおじいちゃんから聞く。 なんでも学校が都心にあるので、下宿先を探しているのだとか。 だったら、いやせっかくだから、でもなんて声をかけたらいいのか。 「アオリちゃん、ハイカラシティに済むならうちとシェアハウスしない?二人で家賃出し合えばいいと借りれるよ?」 返事は即OK 「ホタルちゃんと一緒に暮らせるの!?やった!嬉しい!!毎日がたのしそうだね!」 この子はなんだって自分の思ってる事を言ってくれるんだろうか。 平穏だった世界は崩される事になる。 でも二人一緒ならどんなときだって楽しめるよね。 *崩される平穏 ホタルちゃんはアオリちゃんと一緒に居れば幸せだ。 だから休みの日はダメになるクッションにもたれかかってアオリちゃんがホタルちゃんのイカ腹を枕にしてる空間は至福の時。 世界は完結したかに思われた。 「暇!どっかいこうホタルちゃん!このままじゃゲソ天になっちゃうよ!」 「いいなそれ。アオリちゃんといっしょに衣に包まれるのも悪くないんね」 「そうじゃなくって!せっかくの3連休なんだし旅行とか行こうよ!」 「そんなことゆうても車運転するのは私なんよね」 「うっぐ……」 ホタルちゃんは逡巡する。アオリちゃんかわいい、天使だ。このままずっとまったりくつろぎ空間を堪能したい… でも自分だけ満足するのはよくないんね。フェアじゃないのはよくない。 「…わかったどっかいこか」 「やったぁ!ホタルちゃん大好き!」 前言撤回、アオリちゃんかわいすぎる。 こうして二人は矜…モンガラキャンプ場へ旅立ち百合ニュースのレパートリーを増やすのでしたとさ めでたしめでたし *アフターフェスティバル 〜後の祭りが本番だ〜 あるフェスではアオリちゃん側の陣営が勝利を収めた。 アオリちゃんがホタルちゃんに「ねぇねぇ悔しい?いまどんな気持ち?」って冗談のつもりで煽りイカする。 煽ったものの、ホタルちゃんは別の事考えて聞いてなくて無視した形になってしまった。 アオリちゃんが不安になって涙目で「ごめんさっきの無し」といいながらホタルちゃんにオヨヨヨと抱きつく。 ホタルちゃん、よくわからないがアオリちゃんがかわいいので良しとする。 *シオカラメシ ホタルちゃんは食べるものに無関心だ 幼い頃から1人で食べる事が多く、小学校高学年になるころには親から食費を貰って自分でお惣菜を買うかコンビニ弁当で済ましていた ハイカラシティで2人の住居を探すとき、ホタルちゃんの四畳半アパートに泊まる事が多々あった。 「アオリちゃんカレー好きよんね。今夜はカレーにしよっか」 「やったー!何カレー!?ウナギカレー?それともポテトかれー?!」 「…?カレーはカレーだけど…強いて言うならニッシンカレー?」 「えーそれルーしかないじゃーん…じゃあ帰りに具材買って帰ろうよ」 そうして2人はスーパーヤドカリで買い物してホタルちゃんハウスへ帰る。 アオリちゃんの料理は手際よくテキパキと鮮やかなものだった。 小さい頃から料理の手伝いをして自然に覚えたのだとか。 今までお湯を沸かすぐらいにしか使われなかったコンロからお腹を減らす匂いが漂ってきた。 (家族ってこんな感じなのかな…) 味見をするアオリちゃんを見てそう思った。 「どうお味は?」 「うん、おいしい。すごいねアオリちゃん、これならお店で出せそう」 「えへへーでっしょう?」 「…これならいつでも嫁さんになれそうね」 「ふっふーん…まぁもう胃袋は掴んだかな?」 「えっほんとに誰なんね相手は」 「まだ内緒!」 なんかもうお腹いっぱいですね(筆者談) *「循環百合」を加速させろ! 「タチウオパーキング」「ポテト」「ネギトロ炭鉱」「メガホイップチョコチップ ダブルワッフル」「ポテト」「カンストへの道」「ポテト」「リスポン地点」「トマト」「アオリちゃん(エンジェル)」「百合」「ポテト」「リスポン地点」「秘密の花園」 *アオリちゃんはカンペキなカラダが欲しい まだシオカラーズがチビカラーズだった頃。アオリちゃんは薄暗いへあの中で布団にくるまっていた。 (ほんとなら今頃はホタルちゃんと映画観てるはずなのに。) 布団のなかでモゾモゾとアオリちゃんは思った。 (よりによってこんな日に風邪を引くなんてついてないな…楽しみにしてたのに…) 本日上映開始の「デンチナマズの大冒険」は全国イカキッズに大人気のアニメ映画であり、幸運な事にアオリちゃんは予約チケット2名様の抽選に当たったのだが、不運なことに高熱を出し自宅で寝込んでいた。 (退屈…つまんない…ホタルちゃん今頃観始めてるところかな…) ホタルちゃんの家にはアオリママから「申し訳ないが今日は一緒に行けない」と連絡をいれてもらった。 (…もしこのまま死んじゃったらホタルちゃん悲しんでくれるかな…) アオリママはお仕事で出てしまってる。真っ暗な部屋に1人で居るとアオリちゃんは心細くなる。 …スヤァ (¦3[_ ] (ごはんの匂いがする…) ポテトを煮込む音と一緒に美味しそうな匂いが布団の中のアオリちゃんに届いた (そっか、おなかったへってたんだ…) 寝て体力を回復したアオリちゃんに食欲が戻ってきた (明日ホタルちゃん遊んで今日の分取り返そ…ご飯食べて元気にならなきゃね!) ガチャリとアオリちゃんの部屋の扉が開く。ホタルちゃんがポテト粥を持って入ってきた 「!!!??!?」 「あ、アオリちゃん目が覚めたん?思ったより元気そね」 「なんで!?なんでアオリちゃんがうちにおるの?」 「なんでってお見舞いにきたらオバさんに留守番頼まれたんよ」 「頼まれたってそんな…!ホタルちゃん映画はどしたの!?」 「映画?そんなんアオリちゃんと一緒じゃなきゃ観てもオモロないもん」 顔が赤くなるアオリちゃん 「なんね?まだ熱っぽいん?」 おデコとおデコをぴったんこ。シオカラおデコがPITTANKO! 「あらら熱まだあるんね。ほらポテト粥作ったから、あーん」 あわわわわわわわアオリちゃん状況の理解が追いつかずにあわあわしてる 「アオリちゃん猫舌やっけ?仕方ないんね」 ホタルちゃんスプーンのポテト粥フーフー。薄いピンクの唇すぼめてふーふー。暗い部屋に2人がFOO!FOO! はいアーン… パクリ : : 「それじゃあね、アオリちゃん。早う元気になるんよ」 コクリと頷くアオリちゃん。 閉まる扉。 再び暗闇に静まるへあ。 なのに胸の鼓動は高まって収まりそうもない。 ホタルちゃんはイトコで、仲の良い友達で…?それだけではこの気持ちの説明がつかない。 この日の出来事はアオリちゃんにとって忘れられない日となった。 *共依存シオカラ循環重百合 ホタルちゃん→アオリちゃん 保護欲と独占欲。かけがえのない存在。アオリちゃんを傷つけるものは消す。その為のカンペキな頭脳がほしい。金、人脈、自分自身など全てはアオリちゃんを守る為につかう。 アオリちゃん→ホタルちゃん 憧れと親愛がエスカレートしてる。ひとつになりたい。ストーカー気味?いいえ愛です。カンペキなカラダがあればホタルちゃんを魅了できると思っている。ホタルちゃんのためなら全てを捨てられる。 アオリちゃんがベタベタ暑苦しくホタルちゃんに引っ付いてるときは下心を隠している。 「昔からこんな感じだよね」が共通の見解。 たまにやり過ぎてホタルちゃんに制される。 アオリちゃんはどこまで許されるか線引きを試してる。 ホタルちゃんはアオリちゃんの下心に気付かないフリをしている。 ホタルちゃんは過去のトラウマから性的なことはノ-マンメンミだけどアオリちゃんならいいかと思つつアカンやろと思ってる。 とかいいつつバイトしてるときに汗だくのアオリちゃんを見て目覚めかけた。目覚めた。 そのうちいとうえいされる。 ※いくらでも編集していい