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闇符「聖者は磔にされました」



ここまでのあらすじ

謎の男、高槻を退け(勝手に退いて)、妖夢を仲間にした霊夢達
半人半霊の剣士と共に次の戦いへと赴くのであった


霊「さて、いきなりだけど次の目的地が決まらないわ」
魔「闇雲に歩き回るのも非効率的だしなぁ」
妖「とりあえず、折角なんだし街で装備を整えません?」
そうですね、街に来たら装備強化は基本です
霊「まあ、そうね」
てくてくてく
売り子さんはすごく阿求さんっぽい人と霖之助さんっぽい人です
魔「よう!香霖!売ってくれ!」
香「おお、魔理沙じゃないか。何がご入用だい?」
あれ、本物の霖之助さんなのかー?
でも二人居るような…
香「分身してるのさ」
流石幻想郷の住人、無駄にハイスペックです
香「いや、本当は新商品の魔法人形。使用者そっくりの身代わりを作りだし、それを自由に動かす事も出来るのさ」
やはり無駄に凄いアイテムですね
いや、無駄じゃないか…
魔「つまり、セルフダブルスパークが出来るんだな!」
それ、セルフって言うんですか?
妖「値段はどれぐらいなんですか?」
香「そうだな…特価で5万…いや、3万で良いよ」
霊「高っ!」
魔「貧乏人一行には無縁の代物だぜ…」
香「ははっ、まあ他にもリーゾナブルな値段の商品はあるから、ゆっくり見ていってくれよ!!!」
他には…魔道書なんかもありますね。でも既に魔理沙さんが数冊魔道書を持って来てますし、要りませんかね
魔「回復魔法は買った方が良いんじゃないか?とりあえず使えるのは霊夢だけだろ?」
霊「それもそうね。阿求、このアースヒールの魔道書を二つ頂戴」
阿「はい!毎度っ!」
うわぁ、俺の中のあっきゅんのイメージが…
魔「これも新境地だと思うぜ?」
むぅ…いいね。
阿「そんな…照れちゃいますよ…」
妖「うぅ…私も阿求さんみたいに自然に乙女っぽく振る舞えたら…」
魔「私は今のままのお前の方が好きだぜ、妖夢」
妖「魔理沙さん…」
そこ!非生産的なやり取りはやめてください!ここに一人男が居るんですから!目に毒です!本当に!
香「僕も居るしな…」
おお、そういえばそうだ!香霖さん!一緒に幻想郷一夫多妻計画を推し進めましょう!
香「でも僕は男でも行けるクチなんだ…」
アッー!
霊「さて、大体これで買い物は済んだわね」
丁度良い感じに…
魔「意外とすぐに終わったな」
霊「無駄な物は買いたく無いのよ。資金難だから」
妖「貧乏って本当、嫌ですよね…」
あんな大きなお屋敷に住んでいるあなたが何を仰います
妖「まあ、そうなんですけどね…でも幽々子様に何も言わず飛び出して来てしまったし…お腹空かされていないかな…」
魔「間違いなく餓死直前だな」
妖「ひえぇ!あの世で恨まないでください!幽々子様!」
霊「もう死んでるじゃない」
妖「あっ、そうか」
魔「妖夢は天然だぜ」
と言うか、幻想郷の方々は皆何処か抜けているような、そこが萌えポイントのような…まあ、結論から言うと可愛いからオールOKです
魔「えへ、照れるな」
霊「はいはい、もう行くわよ」
妖「行くって何処に…?」
霊「そりゃあ…」
魔「まだ決まってないぜ」
ここは街の人から情報収集がRPGの基本じゃないですか?
霊「なるほど」
魔「RPG攻略の基本だな」
もう言いました
妖「ですね」
っと、早速人が…
ヘイ!そこのヤングマン!ちょいとおいらの話を聞いてくれヨ!
「え?俺?」
そうそう!そこのイケてるヤングマンのことサ!
「そんな…イケてるなんて本当の事…」
霊「ナルね」
魔「ナルだぜ」
妖「ナルですね」
ナルだ
ナルが4つでナルシー!
上手い!
霊「上手くないわね」
魔「上手くないぜ」
妖「上手くないです」
「上手くないな」
orz
「で、俺に話って?」
霊「ちょっと聞きたいんだけど、最近この辺りで変わった事は起きていない?例えば変な妖怪が出たとか、妖しい屋敷があるとか」
「んー、そうだな…そういえば南の霊園、つまりは墓地な。その辺りが不思議と何時行っても、真夜中の暗さらしいんだ。調査に行った物好きが居るが、そいつらの話では闇の中に赤い眼をした怪物を見たとか見なかったとか…」
魔「妖しいな」
妖「心当たりもありますね、そういう妖怪」
霊「ありがとう、すごく為になったわ」
「…もしかしてあんた等、その霊園に行くのか?」
魔「勿論だ、どうやらそいつが次に倒すべき相手らしいしな」
妖「人々の平穏を脅かす妖怪を野放しには出来ません!」
「別に霊園なんか滅多に近寄らないし良いんだけどな…まあ、墓参りに行った婆さんが暗闇でこけたりしたら危ないから、退治してもらうに越した事は無いけどな」
霊「だったら尚更行かないといけないわ」
お年寄りには優しいんですね
霊「“にわ”は余計よ、“にわ”は」
「うーん、俺の所為であんた等みたいな娘に怪我されたら叶わないが…俺は別に妖怪退治が出来たりする訳じゃないからな…」
妖「その気持ちだけで十分です。それに私達、自分で言うのも何ですが結構そういうの慣れているんですよ?」
魔「自画自賛だぜ」
ですね
妖「///」
「そうか?…でもなんか心配だな。そうだ、これを持って行くと良い」
霊「これは…?」
「サンシャインって言う日属性の魔法の魔道書だ。何故か家を掃除してたら見付かったんだが、俺は魔法を使えないしな。でもあんた等に渡しておけば役立ってくれるだろう。闇の妖怪には光が効くだろうし」
妖「お気遣い、ありがとうございます」
「いやいや、そんじゃ、俺はこれで」
魔「この礼は妖怪退治で払うぜ。明日にはきっと元に戻ってるからな」
「ああ、期待して待たせてもらうよ」
…青年は行ってしまいました
霊「普通に良い人だったわね」
魔「だぜ」
妖「ですね」
昨今稀に見る善人ですね。私もああいう人間になりたいです
魔「無理だな」
しょぼりんぬ
霊「さて、それじゃあこの魔道書は魔理沙、あんたが持っているのが一番なんじゃない?私には夢想封印があるし」
魔「そうだな、じゃあ今回はマジックバーストの魔道書は良いか、こっちの方が有効そうだし」
妖「良いですねぇ、色々と選択肢のある皆さんは…」
剣二本と後は剣技だけって言うのも、格好良いと思いますよ
妖「防具はありますけどね」
霊「前衛は硬くないとね」
魔「すぐに死ぬ前衛は駄目だぜ」
ですねぇ、アーマーナイトの守備が低いとか、マジ簡便です
魔「避けてくれない剣士も酷いぜ」
霊「ギィのことかー!」
最近の所で言えば、エディですね
妖「えーと、話について行きかねている者が一人」
霊「さて、霊園に出発するわよ」
魔「おう、さっさと片付けるぜ」
うはあ、切り替えが早いのは主人公に必要なスキルでしょうか?
妖「やっぱり、私には無理でしょうかね…主人公…」
まあ、まだ名脇役と言うポジションはありますし
魔「霊夢は名腋役だな」
そこ、上手い事言わない



すたこらさっさよいさっさ



霊「そんな感じに霊園に着いたわ」
魔「ちなみに移動中は妖夢がお漏らしをした事意外に面白い事は無かったから、割愛だぜ」
妖「そんな事していません!」
ヌヘヘ
魔「グフフ」
妖「斬りますよ!」
み、緑キャラにそれは駄目だぜ
魔「後衛に剣向けるとかマジ引くわぁ…」
妖「ああ!もう!霊夢さん!助けて下さい!」
霊「本当に真っ暗ね…ルーミアの力ってそこまで強かったかしら?」
妖「Σ一人真面目モード入ってるし」
魔「この世界は色々と変な感じだからな。それにもしかしたら、誰かに魔力を貸し与えられているとか、そんな事も考えられる」
誰かとは?
魔「そりゃあ、文字通り黒幕じゃないか?おてんばな方かもしれないが」
妖「咲夜やメディスンはそういうまだるっこしい方法は取らなさそうですね」
霊「案外メディスンはそういうのをして来るかもしれないわ。どうやら今回相当強い力を新たに得たみたいだし」
魔「力を見せ付ける為、か?悪趣味な事だぜ」
むぅ、今回の戦いは結構ヤバそうです
霊「異変解決が骨が折れる仕事なのは毎回だけどね」
まあそうですよねぇ。冥界まで押し掛けて行ったり、夜止めてかぐや姫ぼこしに行ったり
魔「思えば、凄い戦いして来たんだなぁ」
妖「春雪異変の時は咲夜も二人に一緒でしたよね。一度は一緒に戦った仲間なのになぁ…」
霊「そういうあんたも反乱起こした癖に」
魔「一番初めに負けたけどな」
妖「うう…」
とりあえず、進んでみません?
魔「今こいつが始めて良いこと言った気がするぜ」
ええ!?私ってその程度の存在したか!?
霊「そうね」
しょぼりんぬ



同時刻、霊園深部

ルーミア「…なんで私があんな妖精の言う事を聞かないといけないんだか…」
ル「そもそもあの妖精、何であんな強い魔力を持ってるのよ。こちとら封印と慣れない気の流れの所為でまともに魔法使えないってのに」
ル「はぁ…リトルは何処に居るのかしら…緊急でメイド長になったとか聞いたけど、張り切り過ぎて無茶してないかしら…」
ル「…早く巫女達に適当に負けてこんな役目、おさらばしたいな…」
ル「はぁ…本当に面倒」



舞台を戻そうか

霊「さて、それでは突入…と思ったのですが、絶賛暗闇中でございます」
魔「足元さえ見えないぜ」
妖「こんなに霊園が暗いから?」
霊「魔理沙!本気でサンシャイン使ってみて!」
おおっと、お兄さんの形見をいきなり無駄遣いだ
霊「有効利用でしょ」
妖「それ以前にあの人、死んでませんよ?」
魔「でりゃ!使ってみるぜ!」
おお、これは確かに…
霊「闇が照らされ…って一瞬かい!」
妖「まあ下級魔法ですから、仕方が無いと言えば仕方が無いですよ」
魔「もうちょっと使える魔法くれよ~」
それ、攻撃魔法ですから、本来の使用法じゃありませんから
妖「あれ…あれは、霊魂?」
ぼう~っと、赤白い光がやって来ます。霊園だけに霊ですね、はい
霊「辺りが照らされてるわね。妖夢、あれを操れたりしないの?」
妖「幽霊の扱いには長けてますよ。こんな時の為にちゃんと屋敷から卒塔婆を持って来ました」
魔「卒塔婆!?もっとちゃんとしたアイテムは持ってなかったか!?」
妖「あれは幽々子様の所有物なので…」
霊「まあ、卒塔婆でも操れるのなら良いわ。明かりになる様に適当に誘導して」
妖「はい、そーら、こっちだぞ~っと、成功。ここの地縛霊と化してるみたいですね。こういうのは扱いが楽です」
魔「おー、確かにこれは良い明かりだな」
霊「霊魂にしては暖かいわね。死にたてほやほや?」
妖「その逆、ですね。悪霊寸前って所でしょうか、これは放って置いたら間違いなく質量を持った悪霊になるでしょうね」
魔「悪霊って言うと、魅魔様みたいな?」
妖「私はその方をよく知りませんが…多分そんな感じだと思います。喋る事の出来ない霊魂の状態から、生前の様に活動を行える様になったのが悪霊ですから。でもその名前の通り、大抵は負の感情に支配されていてロクな思考を持っていません」
魔「魅魔様は普通だぜ」
霊「ええ、普通の悪役だったわね」
魔「照れるぜ」
さて、そろそろ霊園も深い所に来た訳だ
妖「随分と早いですね」
ちなみに、最後の魔理沙さんの台詞から半刻は経っています
その後も旧作談義がありましたが、私と妖夢さんがついていけなかったので割愛です
魔「この先にはルーミアが居る訳だな」
霊「どうやらいつもより力が強いみたいだし、油断は禁物ね」
妖「ですね」
霊「それじゃ、たのもーっ!」
ル「来たなヤマト!」
魔「へ?なんだぜ」
妖「お前がサイアークか!」
霊「あっるぇー?」
ル「その通りだ!私は一回刺されただけで死ぬぞぉ!」
妖「食らえ新必殺『楼間より弾をも絶つ心の眼』!」
ル「ぐわあああああ!このザ・宵闇と呼ばれたこの私がー!」
ル「サイアークがやられたようだな…」
ル「こんな小娘に負けるとは四天王の面汚しよ…」
ル「しかし奴は我々四天王の中でも最弱…」
妖「うおー!『未来永劫斬』!」
ル「ぐわあああああ!」

ル「ふふっ、良い夢は見れたかしら?」
妖「はっ!今のは夢!?」
霊「妖夢、どうしていたの?さっきからぼーっとしてたけど…」
魔「所謂レイプ眼をしていたぜ」
妖「はい、まあ大丈夫と思います。みょんな夢を見てましたが」
ル「私は新たにこの『邪眼』の能力を得たわ。受けた相手は現実とも区別の付かない夢を見る事になる。ちなみに日に使用は三回までだわ」
魔「風邪薬みたいだぜ」
うぉっ、少し時期外しながらもタイムリー
霊「それで、あのルーミアの妙な口調には誰も突っ込まないの?」
ル「Σ!そ、そーなのかー、わはー、そーなのだー」
魔「いつも通りの平和なルーミアだぜ?」
霊「…」
ル「と、とりあえず勝負なのかー!手加減してあげるから全力で掛かって来るのかー!マジでぶちのめす五秒前なのかー!」
妖「魂魄流の構え!更に未来永劫斬!」
ル「言ってなかった?邪眼を受けた相手の攻撃は、最早私に当たらない!」
妖「未来永劫斬を避けられた!?」
魔「ならばマスパだぜ!」
出た、ごり押しマスパ
ル「おやすみなさい。黒白魔法使い」
霊「!?今度は魔理沙がレイプ眼に!?」

魅魔「魔理沙~、私と寝てくれよ~」
魔「魅魔様!?」
アリス「ちょっと!魔理沙は私の夫よ!」
パチュリー「私のよ、忘れてもらっちゃ困るわ」
咲夜「魔理沙、あなたの心も私のもの…」
フラン「魔理沙!遊ぼー!」
にとり「河童と盟友は一緒に一つの河童巻きを食べる仕来りがあるんだよ?」
魔「うおおお!?なんでこんなに一杯…」
霊「やっぱり、主人公同士親睦を深めないといけないわよね…?」
妖「魔理沙さん、私に主人公とは何か…体で教えてくださいよ…」
魔「ええ!?」
ア「ちょっと!抜け駆けは許さないわよ!」
フ「何あんた達?全員壊していいの?」
に「河童の技術は世界一ィィィィィ!」
魔「うわあああああ!どうすれバインダー!」

ル「良い夢見れた?」
霊「そこはかとなく魔理沙が酷く消耗してるわ…」
魔「魅魔様、アリス、パチュリー、咲夜、フラン、にとり、霊夢、妖夢…みんな私の為に争わないでくれ!一夫多妻で良いじゃないか!みんな家族になろう!」
妖「…どんな夢ですか?」
ル「わからないのかー」
霊「ルーミア、戦いの最中に気を緩めるのは関心出来ないわよ?霊符『夢想封印』」
ル「最後の邪眼、ちゃんとあなたにも使ってあげるわ」
ル「……そんな、効かないっ!?」
霊「どうやらその力は、人の迷いを利用して夢を見せるものみたいね、でも私には迷いなんて無い!今私の心の中にあるのは、妖怪を退治しようという感情だけよ!」
妖「えーと、私にも迷いってあるんですか?白楼剣持ってるのに…」
霊「細かい事は無視!折角格好良く決めたんだから!」
ル「っ……流石、博麗の巫女と言っておくわ。でも、次に会う時は…」
魔「次は無いぜ!恋符『マスタースパーク』!」
ル「っ!何て馬鹿魔力…」
ばたむ
霊「なんか始終様子がおかしたかったわね」
魔「霊夢、何か待ちガイルってるぜ」
ちなみにこれ等の台詞はガチで間違えました
もう駄目だ
リテイク!
霊「なんか始終様子がおかしかったわね」
魔「そうだな、これはアレじゃないか?」
妖「邪気眼の暴走ですね」
魔「そうそう、邪気眼を持たぬ者にはわかるまい…ってやつ」
霊「とりあえず事情聴取の為にも拉致りましょう」
魔「そうだな」
幼女誘拐、いきなりの大罪ですね
妖「有罪判決ですね」



続く




あとがき的ゲッ○バッカーズ

えーと、まずはすみません
○ットバッカーズファンの皆様、マジサーセン
正直うろ覚えなので、「邪」眼なのか「蛇」眼なのかさえわかりません
と言うか漫画は持っておらず、アニメで見ただけなので文字で見た事が無いです

何故ルーミアにこんな能力を持たせたか
アニメ放送当時、この「一日に三回だけ、相手に夢を見せる能力」ってのがすごく面白く、格好良く感じたからです
前にブログでも書いたと思いますが、どうやらウチのルーミアは私の考える理想のキャラの具現みたいです
なので、こんな属性を付加してみたり

まあ、次に目覚めた時には消えてると思います

ああ、次は魔貫光殺法だ…(それは無い









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最終更新:2008年09月16日 23:47