Lyrics > Weihnachtskater

Weihnachtskater 「クリスマスの雄猫」

詞/In Extremo
曲/In Extremo
言語/ドイツ語

歌詞

Das alte Jahr stirbt leise
Seht, wie der Docht verglimmt
Es beendet seine Reise
Der Engelschor klingt verstimmt

Tief im Wald lacht es verhohlen
Still und klar ruht der See
Vati hat’n Baum gestohlen
Kein Taler im Portemonnaie
Und leise rieselt der Schnee

Freunde, wir feiern zusammen
Und uns ist kein Weg zu weit
Wir heben die Gläser auf das was noch kommt
Egal ob es stürmt oder schneit
Ein Hoch auf die Weihnachtszeit!

Die weiße Pracht kommt nimmer
Sie lässt uns im Regen stehn
Um Knecht Ruprecht steht es schlimmer
Als wir ihn vom Schlitten ziehn

Ihn plagt der Weihnachtskater
Das Rentier das schläft schon im Stehen
„Viel Glück!“, wünscht der Heilige Vater,
„Musst nicht nach den Kindern sehn
Du darfst heute saufen gehen“

Freunde, wir feiern zusammen
Und uns ist kein Weg zu weit
Wir heben die Gläser auf das was noch kommt
Egal ob es stürmt oder schneit
Ein Hoch auf die Weihnachtszeit!

Lange vor der Bescherung
Bläst er sich die Kerzen aus
Bricht den Zacken aus der Krone
Und findet dann nicht mehr nach Haus

Trefft ihr einen Mann mit Bart
Mit einem dicken Sack
Fragt ihn bloß nicht groß nach Rat
Denn er ist nicht mehr auf Zack
Nehmt ihn besser gleich Huckepack

Freunde, wir feiern zusammen
Und uns ist kein Weg zu weit
Wir heben die Gläser auf das was noch kommt
Egal ob es stürmt oder schneit
Ein Hoch auf die Weihnachtszeit!

日本語訳

古い年は静かに死を迎え
ほら、蝋燭の芯が次第に光を失っていく
古い年は旅を終えて
天使の歌声の響きが崩れていく

森の奥から密かに笑い声が聞こえ
湖は澄んで静まり返る
パパは木を盗んできて
財布には銀貨もない
そして静かにさらさらと雪が降る

友よ、一緒に祝おう
俺達には遠すぎる道などない
やがて来たるものにグラスを高く掲げよう
嵐が吹こうが雪が降ろうが関係ない
クリスマスのひと時に乾杯!

白く眩い光景は一向に訪れない
俺達は雨の中に置いてけぼり
従者ループレヒトは具合が悪そうだった
彼を橇から引きずり下ろした時は

彼を苦しめていたのはクリスマスの雄猫(=二日酔い)だった
トナカイは既に立ったまま眠っている
「幸多かれ」と教皇は祈った
「子供達の方を向いてはならぬ
今日は飲みに行くがよい」

友よ、一緒に祝おう
俺達には遠すぎる道などない
やがて来たるものにグラスを高く掲げよう
嵐が吹こうが雪が降ろうが関係ない
クリスマスのひと時に乾杯!

クリスマスプレゼントを配る大分前に
彼は自分で蝋燭を吹き消した
すっかり面目を失って
こうなっては家には向かえないと悟った

髭をたくわえた男に出会っただろうか
大きな袋を持った男に
君達も大して忠告を求めなかっただろう
彼はもはやどうしようもない状態なのだから
むしろ君達が彼を負ぶった方がいいくらいだ

友よ、一緒に祝おう
俺達には遠すぎる道などない
やがて来たるものにグラスを高く掲げよう
嵐が吹こうが雪が降ろうが関係ない
クリスマスのひと時に乾杯!

解説・補足

曲名にある Kater は一般的には「雄猫」を意味する単語ですが、口語で「二日酔い」のことも指す語です。この曲では曲名では雄猫と見せかけていますが、曲中では完全に二日酔いの意味で使われています。二日酔いの意味の語源は諸説ありますが、発音が近い Katarrh (カタル)を文字ったとも、あるいは19世紀に Kater という名前のビールが存在したからとも言われています。

曲中に出てくる「従者ループレヒト(原語そのままでクネヒト・ループレヒトとも)」とは、聖ニコラウスの同伴者・従者のことです。ドイツの風習では、聖ニコラウスの日(12月6日)に聖ニコラウスとともに現れ、悪い子供を懲らしめるとされています。聖ニコラウスは日本で一般的となっているサンタクロースのモデルとされ、紅白の立派な主教の服を着て、良い子にリンゴや木の実やお菓子といったご褒美を与える存在です。一方、従者ループレヒトはそれとは対照的で、質素でみすぼらしい服装で長い棒や灰の入った袋等を持っており、信心のない子を罰として灰袋で叩いたり、石炭やおがくずといった嬉しくないプレゼントを置いていったり、更には袋に子供を入れてさらったりすることもあるとのことです。


最終更新:2021年12月24日 23:56
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