論文
ピッチ知覚を考慮した日本語連続音声のアクセント型識別
信学技報 2001 広瀬啓吉、峯松信明、石井カルロス寿憲
- アクセント型を識別する際のピッチ測定方法としては、モーラごとのピッチターゲット(外挿)から2モーラ間のratio(傾き)を計算して、それを使うのがよい。
- 平均を使う場合は、CVではなくVC単位で計測したものが結果がよかった。
- 計測にモーラの代表値を用いる場合に参考になる文献。ただし、ピッチターゲットを計算するのは文系人の私にとっては難しそう。
Mora F0 representation for accent type identification in continuous speech and considerations on its relation with perceived pitch values
Speech Communication 2003
- 『ピッチ知覚を考慮した日本語連続音声のアクセント型識別』の英文版で、ほぼ同じ内容。
- 新しい結果としては、<モーラ単位>と<モーラ間の割合(ratio)>を比べて、<モーラ間の割合(ratio)>のほうがふさわしいことを明らかにしている。