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ファイブオーバーOS(アウトサイダー) - (2018/07/03 (火) 12:16:46) の編集履歴(バックアップ)



【初出】
新約11巻

【解説】
「根底となる技術は超能力者と全く異なるが、結果として出力される現象が超能力者に酷似しているもの」を指す。
OSはOutSiderの略。本来のファイブオーバーからすると下位機種のような存在。

例えばグラウンド・ジオ蜜蟻愛愉が用いた磁性制御モニターは、
人間の脳の内部構造をダイレクトに操る食蜂操祈とは違い、心の内側ではなく外側を装飾する事で、
「心の方が間違っているのではないか」と思い込ませて精神操作を行う技術体系となっている。

【 Five_Over (OutSider). Modelcase_"MENTAL_OUT".】

操作する人間の指示に従い、磁性制御モニターをコントロールする基幹に当たるもの。
丸い大きな頭のようなもの胴体に、タコやイカの触腕のように表面を無数の吸盤で埋め尽くした関節のない軟体性の機械の腕を持つ。
デザイナーズゲルと呼ばれる人間の手で再デザインされた脂肪で作られており、機械でありながら身に纏うことができる。

高い効果を発揮してはいるものの、試作品故の様々な問題点があり、量産体制は確立されていない。
一つはファイブオーバーOSを操作する一人の視点だけでは広範囲に及ぶ景色をカバーできず、多くの『視点』協力者が必要という点。
この欠点を看破した食蜂は、『常盤台中学最大派閥』という戦力を活かし、超広範囲包囲網を形作る協力者全員のレンズを奪い
それら全てを掌握。レンズ全てに悪意を込めてフィードバックを返すことで、操り人形の糸を一本一本動かすようにファイブオーバーOSの制御を乗っ取った。

事件収束後、本機及び同系列のファイブオーバーは食蜂によって完全に破壊され、設計データも抹消されたはずだったが、木原唯一が磁性制御モニターのサンプルデータを流用して理想送りの奪取に利用している。

詳細なデザインは灰村キヨタカ氏の公式HPを参照のこと。