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近代西洋魔術(きんだいせいようまじゅつ) - (2018/03/20 (火) 14:41:01) の編集履歴(バックアップ)
【初出】
一巻
【解説】
20世紀初頭に確立した魔術の系統。
『
黄金夜明』が雛型とされ、その流れを汲む「黄金系」を始めとして非常に多くの
魔術師が扱う、現代の西洋圏、十字教徒における主流な魔術である。
十字教の裏技的な魔術であり、聖書の記述や伝承を利用するものの、それを額面通りに受け取らず矛盾や抜け穴を捜して利用するため、純粋な十字教徒からは忌み嫌われている。
(ただし「『あくまで十字教の語られざる深部』であり、敬遠な十字教徒である私が使用する分にはかまわない」という理屈で使用する者もいる)
内容としては
天使の力を召喚して利用する儀式魔術や、
魔法陣に
天使の名前を借りたり、
象徴武器を使用したりすることでの
四大属性の利用、タロットカードによる占いなど。
「天使の力」「四大属性」「タロット」などスタンダードなテーマが多いため、他の宗教、神話と組み合わせて使用するものも多い(だからこそ現代の魔術の主流なのだが)。
また、願いを叶える過程で自分たちのルールでは到達できないものがあると、チベットや超古代文明、植民地時代に支配下にあった地域の伝承といったものに手を伸ばすことで矛盾を解決しようとする性質を持つ。