【種別】
魔術

【初出】
九巻

【解説】
土御門オリアナの迎撃術式による妨害を探知する為に使用した、リトマス紙のような逆探知用の魔術。

下拵えした折り紙でテーブルに布巾を走らせるように描いた、直径二メートルほどの朱色の魔法陣で、
飛んでくる術式の魔力に反応し距離と方角を割り出す。
反応があると魔法陣の色合いが変化するらしく、その度合いで距離などを割り出す模様。

下拵えには少々時間が掛かり、
朱墨の筆ペンで折り紙に印をつけ、更に別の箇所やそれらの印の上に別の印を重ねる事を繰り返し、
最終的には破れていないのが不思議に思えるほど朱墨で濡れた状態に。
どの順番でどの印を重ねていくかが重要らしい。
なお理派四陣に比べて使用に必要な魔力は微々たるものであるとのこと。

最終更新:2025年08月24日 20:53