【種別】
魔術・技術

【元ネタ】
ヘブライ語で「地獄」を意味する「 シェオル 」+Fear(恐怖)?

【初出】
七巻

【解説】
インデックスが使用する術式。
10万3000冊の魔道書の知識を使い、相手の信仰する教義の矛盾点を徹底的に糾弾することで精神を破壊する。
この囁きを聞いた者は一時的にその自我を崩され、防衛本能が暴走して自滅してしまう。

魔術ではあるものの、実際には相手の自滅を誘う「技術」である。
そのため発動に際して一切の魔力を必要としない。

集団心理を利用する術であるため、同じ思想を持つ人間がある程度集まった状況で大きな効果を発揮する。
同時に、個人・複数の思想を持った集団にはうまく作用しないという弱点がある。
例えばパラレルスウィーツパークでの天草式との戦闘では、
インデックスの側に上条ステイルといった障害があったため集団の純度が下がり、機能しなかった。
また、オルソラ教会での戦闘では、集団の純度を下げないためステイルや建宮はあえてインデックスに近づかないように配慮していた。

声が媒体となっている関係上、射程はインデックスの声が届く範囲に限られ、「物理的に声を聞かない」という直接的な手段で防げることも弱点。
例えばアニェーゼ部隊のシスター達は、自ら鼓膜を潰すことでこれを回避した。

また、魔道書の著者のように特殊な防壁を施している者にも例外的に効果はない。


最終更新:2025年11月14日 09:20