【種別】
魔術理論?・概念

【初出】
新約十八巻で少し示唆
新約二十二巻

【解説】
ミサカネットワークに接続したクリファパズル545が、
ネットワークの在り方を魔術的な解釈で定義することで成立した
生命の樹(セフィロト)でも邪悪の樹(クリフォト)でもない、第三の樹。

大雑把にセフィロトがプラス、クリフォトがマイナスの心の形を表しているとすると、
クロノオトが表現するのは
自ら生み出した最先端の文明に振り回される人間の心の形。
つまり二本の樹以降に生まれた、科学という新しい価値観による「後世の魂の変化」を網羅した図面。

「文明による魂の変化」という特性上善と悪を持たず、当然どの神話伝承にも登場しない。
成立したての概念ではあるが、神が創造した二本の樹とは違い、人の手で制御出来る可能性を秘めている。

一方通行はクリファパズルの案内で、この樹における「深淵」を踏破。
さらにこの新しい樹を世界に埋め込んだことが、コロンゾンを弱体化させる決め手となった。


最終更新:2025年06月12日 20:37