【種別】
超能力

【初出】
創約一巻

【解説】
舞殿星見が所持するレベル4念動能力
念動系の中でも「ゼロから生み出せる力の大きさ」において最強を誇り、最大重量は10万トンを超える。

その出力は50階建ての超高層ビルを軽く持ち上げ、それを圧縮してマグマに変えても一滴も垂らさないほど。
視認できない場所でも対象にでき、地下の構造物を地盤ごと揺らし、地上に持ち上げることも可能。

また固体だけでなく気体に対しても使用可能で、空気を掴んで叩きつけることで暴風を起こすこともできる。

能力の照準は両手の人差し指で行なっており、
タッチパネルのような指の動きによって能力のイメージを補正している。
指先を向けたものを掴み、指を動かした方向に飛ばし、指で弾くことで射出し、指を回転させることで回し、指を降ろすことで圧縮する。
両指先を使うと起こせる現象が増え、
両指を合わせて強烈に圧縮し、両指を離すことで破断させる。

弱点として、無生物限定であり生物に対して使用できない。
そのため他者を念動力で直接攻撃したり、自身を持ち上げたりといったことは不可能。
この点について、上条ポルターガイストのような能力から発展したのではと推測している。

また持ち上げられる重量は大きいが、指先の特性上同時に動かせるのは二つまでとレベルに比して操作数が少ない。
さらに出力と動かすことに特化しているため、
発火や透明化などといった純念動系特有の細かな応用は出来ない。

また能力の出力上昇と最適化のため、指先へ精神を集中させるように脳への調整を何度も繰り返されており、
その影響で舞殿は箸を持つことすらできなくなっている。

出力だけならレベル5確実とされているが、上記のような様々な制約や、
なによりあまりにも破壊に特化されすぎて経済的な利益が見込めないことから、レベル4に収まっている。


最終更新:2020年07月12日 19:39