【種別】
魔術霊装

【初出】
十一巻

【解説】
旗艦、また同名の大魔術『アドリア海の女王』を護衛する、氷の巨船による大艦隊。

一隻一隻が上条の住んでいる学生寮よりも大きく、
艦隊全てでちょっとした都市程度の規模を持つ。

水を冷やして氷にしているのではなく、融点を改変して固体の状態にしている。
船体に使われる氷は海水から精製されるため、沈んでも沈んでも再構築することができる。
作中ではそれを利用し、敵の乗った船を沈めてあとから船だけ再構成するという戦法を採っていた。
すでに終了した現象だからか、再生型だからなのかは不明だが、幻想殺しで触れても消すことはできなかった。

攻撃には『聖バルバラの神砲』と呼ばれる砲撃魔術を用いる。
船内は月光を取り込んでいるのか壁がうっすらと光っている。
実際に描写が行われたのは、二九番艦、三七番艦、四一番艦、四三番艦など。


最終更新:2025年10月16日 14:50