1:
【種別】
都市

【初出】
十一巻

【解説】
ヴェネツィアの別名。


2:
【種別】
霊装

【初出】
十一巻

【解説】
女王艦隊の旗艦。護衛艦に比べその大きさは高さ・全長ともに二倍ほど。
本来のスペックは通常艦一隻の200倍をゆうに越すらしいが、
作中ではその分の力をアニェーゼの方へと回していた。

船内の装飾の構造・配置を常に変化させることで艦隊を制御する管理の術式を全体に張り巡らせており、
そのため装飾だらけで外観はまるで宮殿のようになっている。
ブロック構造によって受けるダメージを抑えているため、幻想殺しでも3m立方ずつしか消せなかった。

紛らわしいからか最初に呼ばれて以来表記は『旗艦』で通されている。


3:
【種別】
魔術

【初出】
十一巻

【解説】
ローマ正教の保有する大規模魔術『聖霊十式』の一つ。同名の旗艦内で発動される。
ヴェネツィア、及びそこより齎された文明を破壊する大規模な魔術で、対ヴェネツィア用の切り札。
結局は使われることはなく牽制だけになったものの、
ヴェネツィアの国力を疲弊させるという意味ではかなりの意味を持っていたとされている。

その発動は二段階に分けられていて、一段階目はソドムとゴモラを破壊したように炎の雨で都市を破壊、
二段階目において、どのような手段かは分からないが
「対象となった場所によって齎された文明の全て」を破壊するという。

乗っ取られて自身に向けられることを恐れてヴェネツィアにしか撃てないように作られたが、
その照準のロックを解除するために『刻限のロザリオ』が用意された。

ローマ正教の敵となった学園都市に対する攻撃手段として、
司教ビアージオ=ブゾーニに預けられ、
アニェーゼ部隊への懲罰と合わせて運用されようとしていたが、
『刻限のロザリオ』完成前に乗り込んできた上条当麻天草式十字凄教にビアージオが敗れ、
計画は失敗に終わった。

なお、『刻限のロザリオ』の作成・調整をおこなった前方のヴェントはこの霊装・魔術とある程度の親和性があり、
女王艦隊ならびにアドリア海の女王を部分的に操作可能。
天罰術式を失った後、この霊装を入手することで攻撃力を補ったようだ。

最終更新:2019年09月13日 21:46