《誘発補助実験(アシスタント)》
暴走能力の意図的な発動実験のサポートにあたる研究。
指導者である
木原算術が命名。
人臣が指揮していた本命実験に必要とされる薬物や機械を実験データと参照しながら作製するといった内容。
初期の頃は人臣と他の科学者たちが進行しながら同時に作製する役割を担っていたのだが、四方のような適合者が判明してからはよりスムーズに実験を進められるように、と実験の班を分割し、「暴走能力の誘発のための道具」を研究するサポート本部となった。
ここの研究者は道具の開発・研究を義務とするため、データの摂取は行えても直接的に実験に介入することは出来ない。
適正が見られない被検体はこちらでのテスターに回される。
そのため本命の実験ほどではないが少数の死亡者は出ている。
前述の通り実験は中止となったが、指導者である算術の接触により当時の開発データ及び薬物などが
木原乖離に引き継がれている。
なお、脱走した四方にいくつかのデータが灰に葬られてしまったらしい。
当時の研究メンバーは殆んどが何等かの理由で死亡したり違う組織や計画に参入してしまい、算術のように残っている者は少ない。
最終更新:2013年05月30日 20:51