【名前】ジグミンネ=ブラオス
【性別】女性
【所属】イギリス清教/必要悪の教会
【能力】
『 巨人の造りなした古剣の柄』
べーオウルフに登場する剣の霊装で、フルンティングで傷一つ負わすことできなかった水妖を斃した「勝利を呼ぶ」特大の剣の霊装。
しかし、水妖の毒性で柄だけを残して刀が溶けてしまった。
柄頭に環がついた柄であり、洪水が巨人族を滅ぼす模様として蛇紋様が施され、
黄金の銘板にはルーン文字の刻印で本来の所有者の名前「誰がために造られたか」と刻まれている。
本来の所有者として彼女を認識し、彼女が振るう時に水妖のような実体ではない対象(相手の魔術攻撃も含む)を切ることに特化した「剣」としての効果を発揮する。
巨人の造り直した特大の剣に相応しく、百メートルほどが一振りの攻撃範囲となる。

『勝利の手套(シールスハンスカル)』
北欧フェロー諸島に伝わるバラード『スクルィームスラ(スクルィームスリの韻歌)』に登場する手袋の霊装。
農夫がこれをはめてテーブル将棋でスクルィームスリと呼ばれる怪物に勝利し、望みのままに願いをせしめたというもの。
逸話通り、この霊装の着用者は勝負事にとことん強くなるという性質を身に付けるので、
賭け、ゲーム以外にも剣を握れば、命中率、威力が向上するなどの効果が表れる。

『聖イェルゲン(聖ジョージ)の上衣』
ディートリヒが巨人を倒して取り上げた絹製(パーム椰子の絹で織られ、聖パンクラティウスの聖遺物がこめられていた)魔法のシャツで、ドイツ英雄譚に登場する霊装。
常に着用者にぴったりあうという性質を持ち、年毎に男一人分の力が増すという効果がある。
竜の棲む洞窟で、着用していたので仔竜に食べられずに済んだという逸話があり、怪物(動物)除けの加護を得られる。

いずれもレプリカ。
【概要】
クラルテ=ブレンヒネズと同じ出身で、窃盗団を組織していたメンバーの一人。18歳。
対照的で自由奔放(ネストとは別の意味)で、大食漢な上に三度の飯より賭け事が大好き。
改心後、ジョフリー=サマーセットの下に4年間師事し、魔術の才を開花。北欧やドイツなど各地を旅しながら実力を付け、
クラルテに誘われる形で必要悪の教会に入り、ネスト=モンフォールの護衛として付いている。べったりなクラルテと異なり、性格上、放任主義である。
ゆえにモンフォール家としては彼女はそぐわない人物ではあるが、推薦もあって侍女としてではなく純粋な護衛としての形で雇用されている。
しかし、友人想いで義理堅い一面も持つので、仕事上で知り得た秘密は漏らさず、しっかり守り、主人からの言いつけがあれば文句は口にすれど行動する。
束縛されることを嫌いとし、ジョフリーに感謝しつつもあのような老人を苦手とするため、さっさと独立したいという思いを持っていた。
見かけによらず意外にも才能があったため、それが可能だったが、口には絶対に出さない。
英雄趣味があり、ジョフリーから貰った各国の英雄譚の書物を大切に保管している。
主人からは好意的だが、おバカな子と見られており、しばしば趣味についてからかわれる。
【特徴】
赤毛の短髪。小奇麗な衣装は好まず、社交の場でさえなければショートパンツとシャツを主とする。
スタイルが良く、ネストはもとより、クラルテよりも上回る胸を持つ。
【台詞】
主に一人称はあたし、二人称はあんた。
「あたしの目指してるのは、英雄ってやつ。」
「はーはっは、こんなのどーてことたぁない! 英雄は弾さえも避けて通ってくれるって聞いたし、あたしなら大丈夫、大丈夫!」(弾幕の中を突進する)
「うしし、またしても、あたしの勝利だあ。 皆ぁ、調子で過ぎてごめんなー。」
「誰がために造られたか、契約に従い、剣よ我が名の下に出でろ!」
【SS使用条件】
とくになし

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最終更新:2013年06月23日 00:01