【名前】ヘラクリーズ(あるいはヘラクレス)
【性別】男
【所属】魔術/革命者の王冠
【能力】十二の難行(トゥエルヴレイバー)
【能力説明】
ギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスの行った十二の難行を基にした魔術。
ヘラクレスの代表的な逸話である十二の難行を基にすることで、ヘラクレスそのものに近付くことを目的としている(最終的にヘラクレスは人から神になっているため、そういった方向でも)。
この魔術においては術者の身体特徴も利用しており、巨体を持つ彼は『アトラスに代わり天空を支えた』逸話の模倣には便利だったとか。
これらの逸話をこなすごとに彼自身の肉体がヘラクレスに近付くように強化されていく。

模倣内容例は次のような感じ。他にもヒュドラの代わりにキングコブラ九匹倒したとか。
ネメアの獅子の逸話
→武器の効かないライオンをヘラクレスが素手で倒した逸話の模倣。実際にアフリカのライオンを素手で倒してきた。

魔術的条件なども可能な限り揃えて行ったが、それでもオリジナルのヘラクレスには及ぶべくもない。
それでも結果として極めて強大な戦闘能力を手に入れており、なんだかんだで適正があったといえる。
これらの過程で次のような霊装を作成している。

○ネメアの獅子の鎧
 武器の効かない獅子の毛皮。外見はライオン毛皮のコート。タテガミ以外地味。
 あらゆる武器攻撃による影響を軽減・無効化する。凡百の霊装による攻撃であれば完全に無効化することが出来るが、一級霊装などは防ぎきれないこともある。
 また、あくまでもコート越しの武器攻撃に干渉する霊装であり、露出部などには影響しない。
 また、外側から内側への干渉ではない武器攻撃(相手の内部に直接干渉するようなものなど)に対しても無力。
○ヒュドラの毒矢
 何故かギガントマキアでも使われてた、ヘラクレスだろうとケイローンだろうと悶絶するヒュドラの毒矢の模倣。
 霊装としては単なる毒矢。並みの解毒方法では解毒することが出来ず、更に激しい痛みを伴う。
○ヘラクレスの棍棒
 言うまでもない棍棒。逸話ではオルトロスとか番人ぶちのめしたり山叩き割って海峡にしたりしてる。
 際立った特殊能力はないが、恐ろしく頑丈な上巨大で重い。全長およそ3m、重量100kg以上。

現在の彼の身体能力は極めて高い。素手でトラックを投げ飛ばしたり、ビルの壁を叩き壊したりできる。
また単純な力のみならず武技にも優れ、特に弓と格闘術は達人級で、戦いにもこれらを良く使う。
更に霊装なども用いれば並の騎士程度であれば容易に撃破可能という恐ろしい戦闘能力を誇る。
【概要】
魔術結社『革命者の王冠』に所属する20代前半くらいの魔術師。名前は偽名(某ジーンズ切り裂きヴァルキリーみたいな)。
表向きは『シルク・ド・ラ・クローヌ』の道具方をやっており、また舞台で自分のような大男が必要なときは出張っている。
ティアとともに『革命の王冠』の設立に携わった男で、同時に『第一紅蓮騎士部隊』の千人長を勤める。
また、彼は結社の裏の信条を知っており、ティアと同様にその成就を目標としている。
魔法名は『人の頂を踏破せん(Heroa900)』。

元々は一般家庭の子供だったが、巨人症(先端巨大症)及びミオスタチン関連筋肉肥大の二つを患っていた。
前者の影響で巨大な体を手にし、それだけでは筋力不足などで運動に支障がでるところを後者である程度補っていた。
しかし、脳や内臓への負担のせいで病気がちであり、また代謝が高すぎる(ほとんど脂肪を蓄えることができない)などの問題もあり、長く生きられないだろうと言われていた。
病気がちであったため多くの時間を病院で過ごしていたのだが、ある時その特異性に目をつけられたのか過激派魔術結社によって囚われてしまう。
その後、生贄として殺されそうになっていた所をティアによって救われた時に『革命者の王冠』の設立を助け、その後早死はごめんだとばかりに魔術を身につけた。
現在は『十二の難行』によって得られた真に強靭な肉体をもって健康を保っており、この魔術の完成によって完全な健康を手に入れ、またティアの求める『人類の昇華』の足がかりになれないかと考えている。

本人の性格は一見して豪快で大雑把な自信家。流石にティアからの命令は遵守するが。
しかし馬鹿というわけではなく、豪快さも大雑把さも確かな知識や知性に裏付けられたもの。
自信満々なのも「自らの命をつなぐ魔術に自信を持てずしてどうする」という考えからである。
また、入院生活中はずっと本を読んでいたこともあって様々な分野についての知識を持っている。そのため意外と色々聞けば教えてくれたりするとか。

恋愛盛りの十代をずっと病院で過ごしていたこともあって現在は大分はっちゃけてしまい、元の神話ほどじゃないにしろ女好き。
でも人付き合いの経験は薄く、物事の感想をすぐ口に出して呆れられることも。
【特徴】
身長約270cm、体重およそ400kgもある大男。
ギリシャの彫刻のように美しく整った肉体を魅せつけており、上半身は『ネメアの獅子の鎧』しか着ていない(下半身は普通に特注品のレザーパンツを履いている)。
濃いが整った顔つきで、フルベアードな髭面。髭や髪はくすんだ金色で、目は碧。
【台詞】
よく笑う。一人称は基本的に「俺」、相手は大体名前+役職呼びか、役職がなければ呼び捨て。
「はーはははは!我こそヘーラクレース!『第一紅蓮騎士部隊』が千人長である!よく来たな!」
「ティア団長、相変わらず良い体をしているな!エロくて大変素晴らしい!ブリュヌオー補佐にも分けてやりたいくらい……な、なんだその冷たい目は」
「ふ、俺はここに所属していなければとうに死んでいた身よ。なればこそ俺はティア団長の正しさを証明するのだ。俺はそのためにここにいる」
「ふっふははははは!弱敵!故に抵抗してみせよ!可能性を見せてみよ!……『人の頂を踏破せん(Heroa900)』!」
【SS使用条件】
ご自由に

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最終更新:2014年02月06日 07:17