【名前】右河跡取(みぎがわ あととり)
【性別】女
【所属】科学
【能力】衝撃機雷(ショックマイン)
【能力説明】レベル2
出した衝撃をある地点に設置する能力、異能力者。
設置された衝撃は人間が通過する事で自動的に放出させる事も、自分で放出させる事も可能。
彼女はレディース用の拳銃の空砲を利用して衝撃を発生させ空中に設置、破裂させる事で相手の隙を生み出し其処をつく戦法をとっていた。
【概要】
唱和園高校に通う高校一年生で、放送部に所属する女子校生。
都市伝説を「生み出す」方でも「食い止める」方でもない、巻き込まれる側の第三者として時折発生する面白おかしい噂話に一喜一憂しながらごく普通の学生生活を送っている。
同校に友人が多く、同学年の幅広い層の人間と親交を持っている。ある都市伝説が話題になった時にはその友人間で情報を持ち合ってはその都市伝説の真偽について議論を繰り広げ妄想を膨らませるのが友人グループの楽しみとなっている。
同じ放送部の飛砂防備とは特に親交が深く、彼女が『失心ドミノ』を切っ掛けに学校で浮いた存在になった際も変わらず友人で在り続けている。
しかし『失心ドミノ』の事件後何故か積極的に新聞部と接触を図る様になる。

正体は『都市伝説の淘汰』の実験を利用しようとする学生研究者で、『我門構圓子の失踪秘話』という都市伝説を作り出した研究グループの人間。
同研究グループの学生研究者を数名同校に配置、裏から操る事で自信が着手している研究を完遂させようと目論む。
彼女の研究は「第二の我門構圓子の再現」であり全体論の超能力の存在の確認である。無論彼女自身全体論の超能力に関して何も知らず、未だ似ているようで少し異なる数々の環境を再現し厳密な発生条件を模索している状態に過ぎない。
条件として「マクロなフィールド」と「事実として認識された虚構」と仮定した上で、その条件を作り出すのに適する環境として唱和園高校を選択。唱和園高校在校生の間に流れ始めた同調現象のうねりから『都市伝説の淘汰』の存在に勘付き、その流れに便乗する。
研究員を利用して様々な都市伝説に工作を施す事で、其々の都市伝説に信憑性を持たせ生徒に浸透させる行為を繰り返す。

『都市伝説の淘汰』の実行犯とは互いに面識が無いが、互いにその存在については認知している。顔の見えない状態ながらも互いに上手く利用しフォローしつつ水面下では正体を知り交渉材料を得る事で校内の流れをより自分に有利な方向に導こうと暗躍する。
「既存の超能力とは異なる新しい体系の超能力」の存在を提唱するも元の研究グループから理解を得ることは出来ず、それどころか「科学にカブレた子供の妄言」と一蹴される。それを切っ掛けに数少ない賛同者と共に研究グループから離反した。
我門構は言ってみれば周囲の印象や都市伝説のイデアの様なものであり、周囲の人間の抱く印象に依っては周囲に甚大な被害を引き起こしかねない代物であるがそれらを承知の上で「多少の犠牲はやむなし」としている。

基本的に利益と結果優先の現実主義で、研究者で在り続ける為に常に本当の気持ちに折り合いをつける様に心掛けている。
しかし親友である飛砂防備が『失心ドミノ』の材料として利用され、挙句親友の社会的地位を失墜された時は流石に激怒し、研究の影響などお構いなしに『象牙の塔』を始末したい衝動に駆られるという一面を見せた。
【特徴】
160cm程度の身長に赤茶けた髪色のショートボブ、缶バッジを制服に複数個付けている他、制服はばれない程度に改造が施されている。
【台詞】
「今すぐ『731部隊』に連絡しろ、『丁度いい被検体を一体そっちに送ってやる』ってな。……引きこもりの世間知らずが調子に乗りやがって、本当の生き地獄って奴を見せてやるよ」
「いやぁ、やっぱ実在するんだってきっと。じゃなきゃあんなリアルなは見ないって、個人的には『夢想使い説』を信じるかなー。『幽霊説』はオカルトすぎて現実味に欠けるし『プロパガンダ説』だったらあんなハッキリした夢なんか見ないし、消去法で。みんなはどう思うー?」
「科学者たる者出費に惜しむ事をしない事、実験動物はまだいっぱいいるんだから失敗したら次の学校へ行くまでよ。……まぁこんな条件が揃った都合の良い学校ってのも今後中々見付からないでしょうね」
【SS使用条件】
とくになし

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最終更新:2014年03月22日 23:14