【名前】此岸端渚(しがんばな みぎわ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】拡大鏡眼(マグニファイアイズ) レベル2
【能力説明】
視力系の能力。能力発動中は眼球に虫眼鏡の機能が備わり、手元の物体を拡大して観察する事が出来る。
所謂人間虫眼鏡。「虫眼鏡を携帯すれば誰でも同じ事が出来る」とは言ってはいけない。
【概要】
唱和園高校三年生。風紀委員であり、唱和園支部の支部長を務める。
秩序ある学園生活を愛し、校内の風紀を徒に乱す噂話や都市伝説を厭悪する鉄壁の委員長タイプ。
都市伝説の正体はすべからく人間の犯行・トリック、そして超能力による現象に過ぎないというのが持論であり、そこにオカルティックな空想を挟んで面白可笑しく話の種にしようとする輩の思考が理解出来ないと常々ボヤいている。校内の見回りでも嬉々として噂話を囁いている生徒によく注意を飛ばしているが、一部の噂好きからは煙たがられているようだ。
そんな訳で都市伝説の着火装置たる役割の『新聞部』は不倶戴天の相手と見做しており、特に部長の七種臥鳶とは反りが合わないらしい。『新聞部』が都市伝説の『火種』を探すために行き過ぎた取材をしていないかと日頃から目を光らせている。
九九支部から転属してきた白帝学園の生徒である花詠妃睡には能力強度で多少のコンプレックスがあるものの、その実力を素直に認めた上で、
「自分達の学校は在校生たる自分達の手でなるべく取り締まりたい。それでも力及ばない時は、貴方の力を貸してほしい」と告げている。
花詠も支部員達の意思を酌み、その願いを尊重する事にしたようで、心強い仲間が後に控えているという心理的な余裕から支部員達にも活気が生まれている。
風紀委員としての能力は頭脳労働を重視しているらしく、自身の能力をフルに使って現場に残された痕跡を洗い出し、科学捜査によるオカルトの駆逐に精を出す。謙遜しているがベテランらしく格闘術でも優秀であり、訓練所で学んだ逮捕術やゴム弾による射撃の腕も精度が高く一対一ならスキルアウトにも遅れをとる事はない。
支部員達への指示はきつい口調も多々あるがいずれも的確であり、彼らの信頼は厚い。中でも特に自分を慕う後輩の女子には目を掛けており、厳しくも温かく接しその成長を見守っている。軽度の癇癪持ちかつ頭痛持ちであり本人もその事を自覚している。そんな自分を支えてくれる仲間達に恵まれた事を感謝しているが、言葉ではなく行動で示す不器用な所もある。
【特徴】
身長167センチで体格は細見。胸は後輩女子支部員の推定によるとCカップ、なお成長中との事。
腰下まで届く黒髪のストレートロング。凛とした顔立ちでへの字に結んだ口が印象的な女子生徒。
右目にモノクルを掛けている他、風紀委員の活動中は両手に白の長手袋を嵌めている。
【台詞】
「私は風紀委員唱和園支部支部長、此岸端渚よ。これより貴方たちを拘束する。手荒な真似はしたくないの、大人しくしていて頂戴」
「貴方がウチに来た理由? 訊かないわよ、そんなの。重要なのは、今貴方がここにいて、私達は仲間だって事。そうでしょ、花詠さん?」
「七種、臥鳶……ッ! また貴様ら『新聞部』の仕業だな。ゴシップごっこも大概にしなさい。何が『呪いの本』よ、大方精神系能力者の干渉って所でしょうよ」
「おいちょっと待て、お前が何故花詠さんのバストサイズを知っているんだ? それになんだその手の動きは! まさかお前、私以外にもあんな事をしてるんじゃないだろうな!?」
【SS使用条件】
なし

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最終更新:2014年04月24日 08:04