922 :■■■■
 十六日目



闇城「ああ・・・昨日はひどい目にあった」ズーン

闇城「体と心と財布。どのダメージもすさまじい」

闇城「今日はそれを癒やすのも兼ねて>>923をしよう」

 >>923
何をする?

1 外出(場所も指定)
2 洗濯物干し
3 その他

4 破輩の手伝い

923 :■■■■
やっぱり金がねえ!何か金稼ぎ

924 :■■■■
4

925 :■■■■
闇城「そう、今日も日雇いのバイトだ」

闇城「結局昨日の収入は(おごらされたせいで)ほぼゼロに近い」

闇城「癒しになるかはわかんねえけど昨日のよりはましになるだろ」カチカチ

闇城「よし、何件かヒットしたな。で、そこから治験は除いて・・・」

闇城「うん。これなんていいんじゃないか?」

 >>927
どんなバイト?

927 :■■■■
農業

928 :■■■■
闇城「ふむふむ、十七学区、農業ビルでのスタッフ募集か」

闇城「でもあそこってほとんど機械でやってるんだろ? 何するんだろ」

闇城「でもそういう体験はあまりできないし、なかなかレアなことかもしれん」

闇城「日給もそこそこだし、ここにしますか」

 ☆ 農業ビル 前

担当「やあやあよく来たね。丁度人出が足りなくて困っていたんだ。助かるよ」

闇城「ども」ペコ

闇城「早速だけど何するんですか?」

担当「実はね、先日同時多発的に機械が故障してしまってね。酷使していたからガタが来ていたんだろう。というわけでその機械の代わりをお願いしたい」

闇城「はぁ・・・要するに水やりとか収穫ですか」

担当「まあ、そんなとこか」

担当「希望するならクローン豚の解体でもいいけど」

闇城「い、いえ、それはお断りします」ゾッ

担当「冗談だよ。そっちの機械は未だ健全。今もブタちゃんをバッサバッサと切り裂いてるだろう」ハハハ

闇城「・・・はは」

929 :■■■■
担当「君にはじゃがいもの収穫をお願いしたい」

闇城「おお、芋掘り。懐かしい」

闇城「それなら楽しそうかも。んじゃ行きましょうぜ」

担当「まあそう慌てないでくれ。予定では君とは別にもう一人来る予定なんだ」

担当「おっ、噂をすればなんとやら。来たようだね」

 タッ タッ タッ

??「・・・」

闇城(ん・・・あいつは)

 >>930
誰?

930 :■■■■
ヒナミン(胸部装甲強化版)

931 :■■■■
ヒナミ「すいません! ちょっと遅れちゃって」

ヒナミ「って、なんで闇城。アンタがいるの」

担当「おやおや知り合いかい? それはちょうどよかった」

闇城「知り合いというかなんというか」ハハ

闇城「つーか今日は一段と胸を盛っているな」

ヒナミ「ブッ!!」

闇城「新しい豊胸ブラか・・・? 谷間を強調しているが逆にそれが仇となって全体の調和がとれてねえ。いいか、美乳というものはだな」ブツブツ

ヒナミ「うるさいうるさい!! つーかなんで気づくのよ!? アンタって実は透視能力持ち!?」

闇城「いや、そういう訳じゃねえけど長年の勘と観察眼というやつがだな」

ヒナミ「ただのスケベな目じゃないの!! あーもう最悪! 何でこんな奴と働かなくちゃ」

 ギャースギャース 

担当「ははは・・・」

担当(人選ミスったか・・・?)

932 :■■■■
 ☆

担当「――と、いうわけで、ここのフロア一帯の作物を全て回収してくれ」

担当「説明は以上だが、なにか質問は?」

闇城「特にないです」

ヒナミ「右に同じく。強いていうなら、なんでこんなダサい作業服に着替えさせられるのかくらい」

担当「それは仕方ない。君だってカナミンだっけ? その衣装を汚したくはないでしょ」

ヒナミ「ヒナミンですッ!!」

闇城「いや、そこはどうでもいいだろ」

ヒナミ「まあ・・・汚れるって言うならたしかにこっちのほうが何かと都合はいいけど・・・」

担当「じゃあ始めてくれ。お昼の休憩時間になったらまた知らせに来るから、くれぐれもサボらないでくれよ」

闇城「うぃー」

闇城「よし・・・じゃあ始めるか」

933 :■■■■
ヒナミ「しかし広いわね・・・二十五メートルプール四個分はありそうよ」

闇城「室内でじゃがいも収穫というのも新鮮だな」

闇城「ま、クソ暑い外よりはいいってもんだ。始めるぞ崎野」

ヒナミ「今はヒナミンだっつの!」

闇城「今のヒナミンは作業服で戦うのか」

ヒナミ「ぐぬっ・・・! ぐぐぐぐ」

ヒナミ「もういいわよ。はい、私はこっち闇城はそっち!」

闇城「へいへい」

 ☆ 1時間経過

闇城「・・・」ブジッ

ヒナミ「・・・」ブチッ

闇城「・・・」モギ

ヒナミ「・・・」ポイ

闇城「あのさ・・・」

ヒナミ「なによ」

闇城「思った以上にきついな、この作業」

ヒナミ「なにしろ機械がやるような単調な作業だからね。私は腰が痛くなってきた」ズキズキ

闇城「はあ・・・これなら治験でよかったかも」ボソ

闇城「つーかどうして崎野はここに?」

ヒナミ「決まってんでしょ。お金がないの」

934 :■■■■
闇城「どうせ豊胸ブラとヒナミンコスで金を浪費してんだろ」

ヒナミ「何か文句でも?」

闇城「別に人の趣味をとやかくいうわけじゃねえけどよ、胸に関しては偽るんじゃなくて、成長させる方に金を向ければいいのになって」

ヒナミ「う、うるさいわね! そんなのいくらでも試したけど効果がなかったからこうして妥協してんじゃない」

闇城「え? そうなの? それは・・・悪かったな」

ヒナミ「・・・フン」プイ

闇城(しまった。機嫌を損ねちまったようだ)

闇城(バイト終わりまでこの空気じゃキツイ)

闇城(ここは気の利いた一言を崎野に言ってやるか)

闇城(こいつが喜びそうなこと・・・なんて言おう?)

 >>935
なんて言う?

935 :■■■■
同い年の胸大きい女子のことを教えるw

936 :■■■■
誰か信用出来る男紹介してやろうか?

937 :■■■■
熱膨張って知ってるか?

938 :■■■■
闇城「なあなあ」

ヒナミ「なによ」ギロ

闇城「実はな俺の知り合いにすごい巨乳な女の子がいるんだよ」

ヒナミ「へえ、それが?」ピキ

闇城「俺の中で一番なのは破輩先輩殿かな。やはり高校3年の熟成されたボディに実る果実・・・! あれはいいものだ」

闇城「ついで美坂と焔火ちゃん。彼女らの驚くべき点はまだ中2ってところなんだよな。まだ小学校上がって2年しか経っていないっつーのに、なにがああまでするんだろうな」

闇城「はっ! もしかしたら小学校の頃から巨乳・・・!? ロリ巨乳とは・・・けしからん! それは邪道だ!」

ヒナミ「闇城・・・なにが言いたいの?」ビキビキ

闇城「あ、ああ・・・つまりはお前も成長の余地はあるということだ。ええと、崎野って何歳だっけ」

ヒナミ「私も・・・中2なんだけど」ビキビキビキビキ

闇城「あ」

 バチン!

 ☆

闇城「・・・」ヒリヒリ

ヒナミ「・・・」ムスッ

闇城(さっきよりも険悪なムード)

闇城(崎野って難しいやつだな。コスプレできわどい格好しているからそういう話題にも寛容かと思ったんだが)

闇城(意外と中身は乙女ってことか)

939 :■■■■
闇城(乙女心は複雑だ・・・どうしたものか)

闇城(よし、もう一回話しかけよう)

闇城(もう褒め殺す覚悟でいいかないと機嫌を直してくれないだろう)グッ

闇城(なんて言おう? もっと乙女子喜ぶような言葉・・・!)

闇城(よし! この言葉に決めた)

闇城「なあ崎野」

ヒナミ「・・・」ジロ

闇城「>>940」

 >>940
なんて言う?

940 :■■■■
崎野のこと…ヒナミンのことを俺に教えてくれないか?

941 :■■■■
ヒナミ「え?」

闇城「だから、俺もっと知りてえんだよ!ヒナミンのこと」

ヒナミ「ふ、ふん。いきなり何を言い出すかと思えばッ!わけわかんない」

ヒナミ「・・・でも、そこまで言うなら教えてあげないこともないわよ」

闇城「おっ、頼む!」

ヒナミ「仕方ないわね・・・」

ヒナミ「いいまずヒナミンと言うのはね・・・」

 ☆

ヒナミ「というわけなのよ。どう感動した? しないとおかしいわよ? 正義の味方があえて敵側に回るなんて今までのお子様騙しのストーリーとは違うんだから」

闇城「は、はぁ・・・」

闇城(まさかヒナミンアニメの解説を小一時間されるとは思わなかったぜ)

闇城(俺としてはこいつ自身のことを聞きたかったんだがな。ま、いいか。熱弁のせいか、機嫌は戻ってる)

担当「だいぶ進んだようだね」

闇城「はい。お疲れ様です」

ヒナミ「こんな単純作業、インセクトリアンとの戦いに比べれば楽というレベルじゃないわ」フフン

担当「それじゃ、1時まで休憩としてくれ」

闇城「はい!・・・ってあれ? それだけ?」

942 :■■■■
担当「他に何か?」

闇城「えーその、あの・・・お弁当とか支給されないんですか」

担当「え?」

闇城「え?」

担当「たしか・・・募集要項のところに書いてあったはずだがね。弁当等の賄いは支給されないから各自で用意するようにと」

闇城「まじですか・・・」

ヒナミ「私は持ってきたわよ」

ヒナミ「大方日給にしか目が行かなかったんでしょ。まったく、アンタは」ハァ

担当「とにかく、支給されない。時間があるかどうかは分からないが外に出て何か買ってきたらどうだい?」

闇城「・・・はい」

闇城(とは言ったものの。ここ辺りにそういった店がないのは来る時に把握している。往復してたらまず時間がないよな)

闇城(どうするか・・・)

 >>943

1 崎野! 飯分けてくれ!
2 飯は我慢するか・・・
3 買いに行こう。走りゃ間に合うだろ

943 :■■■■
 >>938
 >闇城「はっ! もしかしたら小学校の頃から巨乳・・・!? ロリ巨乳とは・・・けしからん! それは邪道だ!」
実は安価次第では自分がそうなりかけた闇城さんw(>>869-871)
(参照:闇城の夏休み15日目後半)

安価はおまかせで!

944 :■■■■:2014/08/24(日) 23:31:30
この書き込みの秒数1の位が
1、4、7なら1
2、5、8なら2
3、6、9なら3
0なら、闇城「ハンサムな俺に突如愛妻弁当を持ってきてくれた人物が!」

945 :■■■■
まさかの大当たりwwwせっかくなんで>>944でもOKっす

946 :■■■■
ヒナミ「あれ、闇城。アンタにお客さんよ」

闇城「え? 俺? こんな時に誰だ」

ヒナミ「なんか嬉々としてこっちにむかって手を振ってるんだけど。ははぁ~ん愛妻弁当でも持ってきてくれたんじゃない?」ニヤ

闇城「なわけねえだろ・・・まったく誰だ?」

 >>947
誰?

947 :■■■■
一善くン

948 :■■■■

ヒナミ「知ってる人?」パクパク

闇城「え、まあ知ってるといえば知ってるけど・・・お弁当を持ってきてくれるような関係じゃないぞ」ハハ…

闇城「つーか・・・男の愛妻弁当なんていやだッ!!」

一善(ちくしょう!! 止まりやがれ俺の腕! くそ! 安いパーツで修理したせいかたまにこんな不具合が出やがる)

一善(俺が何でこの見ず知らずの人間に手を振らねえといけねえんだョ!!)

闇城「・・・」サーッ

一善(いや・・・あいつ)

一善(なるほど・・・完璧に赤の他人てわけでもなさそうだ)ニヤ

一善(あいつの仲間にこんな目に合わされたんだ。たっぷり礼を・・・)ケケ

闇城「あ、あのー・・・」

闇城「なんでアンタがここに?」

一善「はっ・・・わかんねえのか?」

一善「そんなの・・・きまってんじゃねえかョ」

ヒナミ「どうでもいいけど、いつまで手振ってるのよ」

951 :■■■■
担当「あ~・・・私から説明しよう。午後から一緒に働いてもらう木原一善君だ。仲良くね」

一善「なっ!? おいテメエ!」

担当「違うのかい?」

一善「いや、違わねえけど・・・」

一善「くそ・・・そうだョ」

闇城「へえ~お前みたいなやばそうな奴でもまじめにバイトしてんだな」

闇城(それとも性映像屋が死んだからか? 裏の仕事を仲介してくれる奴がいなくなったのかも)

闇城(なんにせよ、仕事できたんなら危険ってことはなさそうだな・・・仕事中は)

一善「ちっ」

一善(なんで俺がパンピーと混ざってこんなことしなくちゃならねえんだョ)

一善(確かにこの体じゃ、ゴミをボコッて金を手に入れることもままならねえ)

一善(しかも俺の部下共は実家に帰省中だ、くそ、使えねえクズが)

一善(おかげで俺直々に稼がなきゃならねえはめに・・・サイボーグの修理代は半端ねえからな)

一善(ちっ・・・黒丹羽の野郎が金を貸してくれりゃあいのにな)

ヒナミ「それで、今は休憩中だけど? そっちはお弁当持ってきたの?」

一善「ったりめえだろ」

闇城(こんな奴でもちゃんと持ってきてるというのに俺ときたら・・・)ズーン

952 :■■■■
一善「何なんだョ。まったく・・・」ガツガツ

一善「弁当なんていらねえから金貸せっての」ムシャムシャ

一善「・・・ん?」ムシャ…

闇城「・・・」ゴクリ

一善「なんだョ。テメエ! ヨダレ垂らしてこっちみてくんじゃねえ!」

闇城「あ! わ、悪い! ウマそうだったんでつい・・・」グーッ

一善「テメエはテメエの飯でも食ってりゃいいだろ。こっち見んじゃねえョ」

闇城「いや・・・それがですね」

一善「まさか・・・飯も忘れたってのか」

闇城「」コクリ

一善「はっ!! 言い様だぜ!! テメエは一生そんな負け犬人生を送れよ! ハハ、ハハハハハ!!」

闇城「・・・」orz

闇城(ちくしょう・・・こんなかわいそうな貧民にむかってあざ笑うなんていい性格してやがる)

闇城(いや、だけどこれはギャップ萌えを狙ってんじゃねえか?)ピキーン

闇城(あざ笑うんだけど、泣く泣く頼めば『仕方ないなあ』っていって一口の唐揚げを・・・!)

闇城(それをツンデレ巨乳娘がやってくれれば最高なんだが、こんなとんがりコーンにやられても・・・気持ち悪いだけだ)

闇城(しかし、背に腹は代えられない・・・やって見る価値はあるかも)

闇城(どうする・・・)

 >>953

1 ヒナミに頼む(秒数一の位が奇数なら分けてくれる)
2 一善に頼む(秒数一の位が4,9なら分けてくれる)
3 その他

953 :■■■■:2014/08/25(月) 00:38:09
こうなりゃ一善くンを当てに行くしかねえ!
でもたぶんわけてくれないw

 >ツンデレ巨乳娘
実は案外こういうキャラは保管庫には少なかったかもしれない

954 :■■■■

闇城「あの~・・・すいませんが」

一善「んだョ。改まって。気持ちわりーな」

闇城「この卑しきワタクシめに貴方様の食料を分けてくれませんでしょうか・・・?」

一善「は? なんだテメエ? ギャグで言ってんのか」

闇城「・・・」フルフル

一善「おいおい、こりゃあ傑作だな! この俺がそんな情けをかける人間に思ってんのかョ。むしろテメエには悪い方の貸しが案だけどなあ」ギロ

闇城「・・・」ショボン

一善「ちっ・・・うつむいてねえで、なんか反応しやがれ。つまんねー野郎だな」

闇城「・・・」

闇城「・・・・・・」

一善「ったく・・・ほんと無能だな」

一善「ほらよ」スッ

闇城「え・・・? お弁当箱がもう一個・・・?」

一善「ふん。そっちは俺が買ってきたコンビニ弁当だ。足りなかったら食うつもりだったが、思った以上に量がありやがる」

一善「よろこべ、テメエは俺の残飯処理班だ」

闇城「はは・・・有難き幸せ」

955 :■■■■
闇城(クク・・・予想通り)ニヤリ

闇城(こういう口の悪い奴は、案外心のうちに少年の頃の純真さを隠しているもんだ)

闇城(ちょろいぜ!)グッb

ヒナミ(なんだろう、内心ではすごく失礼なこと考えてそう・・・)

 ☆

闇城「さて、時間だ」

ヒナミ「え~? もう? もう少し休みたいー」

闇城「そんな力作業でもねえからいいだろ、さ、始めんぞ」

一善「ひゃははは!! なんだョ! こんなもんかョ!! 」ブチブチ

一善「脆い脆すぎるぜぇ!!」ブチブチブチ

闇城「ほら。あいつはあんなにノリノリで芋掘りしてるし」

ヒナミ「何が楽しいんだか」

956 :■■■■
闇城「よし・・・俺もやるかな」ブチ

闇城「・・・」ブチブチ

一善「オラオラぁ! ささっと引きちぎれろってんだョ! この食いつぶされるためだけに生まれてきた芋がぁ!!」ビッ…ブチブチブチィ

ヒナミ「・・・はぁ」ブチブチ

闇城(やば。もう飽きてきた)

闇城(やっぱ単調な作業は俺には向いてねえな)

闇城(どっちかと話しながらでもならなきゃ持ちそうにねえ)

闇城(どっちに声をかけようか)

 >>957
1 ヒナミ
2 一善
3 やっぱ一人で
4 その他

957 :■■■■
一善くンがヒナミンをチラ見しながら闇城に話しかけてくる

958 :■■■■
一善(あの関係なさそうなアマはこっちに意識を向けてねえ)チラ

一善(白黒はっきりつけるなら今しかねえか)

一善「おい、テメエ」コソ

闇城「・・・なんだよ」

一善「ここらへんではっきりしておきたくてな」

闇城「あの時のことか・・・?」

一善「ああ・・・俺は性映像屋って野郎の依頼で学園都市に侵入した所属不明の男と女を排除しようとしたわけだ」

一善「だが、テメエは見た感じここの学生《モルモット》だろ? なんであの時あいつらと一緒に行動してた?」

闇城「それは・・・色々あったんけど、手助けってやつだよ。放っておけなかったんだ」

一善「はっ・・・! つまりほとんど赤の他人だったってことか! テメエは俺の想像以上にお人好しなようだな」

闇城「それはお前もだろ? お人好しなんかじゃなけりゃ弁当をくれたりはしねえ」

一善「安直すぎんだョ。ボケが。俺がそんな人間に見えるか? 俺は自分のことしか考えてねえ、他人なんて道具か踏み台だ」

一善「まあいい。性映像屋の野郎は飼い犬に手を噛まれて死んだようだし・・・今更お前を狙っても意味がねえな」

闇城「・・・」

959 :■■■■
一善「話はそれだけだ。じゃ」

闇城「待て」

一善「ンだョ・・・何か言いたいことでもありそうな顔だな、おい」

闇城「ああ、俺からもアンタにひとこと言いたいことがある」

一善「言ってみろョ」

闇城「>>960」

 >>960
闇城の言いたいこととは?

960 :■■■■
その髪型カッケェな!!

961 :■■■■
闇城「その髪型かっけえな!」

闇城(俺の予想によればこいつは強面チンピラ風ツンデレ男だ)

闇城(ここで褒めておけば『はっ!別にお前なんかに褒められても嬉しくないんだからねっ//』と言ってデレをみせるはず・・・)

闇城(ここで好感度を上げとけば色々と力を貸してくれるかも知れねえ)

一善「あぁ・・・?」ギロ

闇城「いや、なんだ? その編みこみっていうの? 男なのに編みこみをするっていうのはさすがだぜ! 一瞬お下げが頭皮に張り付いてんのかと思っちまった!」

一善「喧嘩売ってんのかョ・・・?」

闇城「いやいやいや! 最高にシャズだよアンタ! 尊敬しちまう! まともな思考してちゃそんな髪型できねえって!」

闇城(どうだ! 褒め殺しのマシンガン! これで・・・!)

一善「いっぺん死んでみるか」ジャキ

闇城「え」

 ギャアァァァァ....

 ☆

闇城(なぜだ・・・)ボロ

闇城(なんで褒めてるつもりなのにこうも空回りする)ズキズキ

闇城(つーか痛え。サイボーグの馬鹿力で殴んなっつうの)

962 :■■■■
担当「やあやあ。お疲れ様」

闇城「あ、どうも」ペコ

担当「どうやら・・・ここの分は全て収穫し終えたようだね」

闇城「え・・・マジで」キョロキョロ

闇城「ほんとだ。もうすべて掘り尽くしてある。いつの間に」

ヒナミ「あの一善ってやつが大体ね。やっぱ機械の体ってすごいわ。疲れ知らずなんだもん」

担当「そうか・・・予想していたよりずいぶん早いけど、やることがなくなってしまったなら仕方ない」

担当「もう帰ってもいいよ」

闇城「マジっすか!?」

一善「おいおい。一つ言っておくけどなぁ、早く終わった分金をケチるようならただじゃおかねえぞ」

担当「大丈夫だよ。ちゃんと支払う予定だった額を手渡す」

ヒナミ「やったあ~・・・早めに終わって給与額が変わらないなんて最高じゃない!」

963 :■■■■
一善「けっ、こんなくだらねえことに時間を費やしてる暇はねえからな」

一善「俺は金もらって先に帰るぜ」

一善「じゃあな、クソども」

ヒナミ「はっ!? なによ!あの態度! ムカつくんだけど」

闇城「いや・・・俺のツンデレ翻訳によると」

 ピキーン

一善くン(闇城)『もう時間がないから先に帰るね』キャ

一善くン(闇城)『じゃあね、またおべんとうならおごってあげるよ♪』

闇城「って感じだ」

ヒナミ「いやどんだけ好意的な解釈してんのよ!?」ハァ!?

ヒナミ「おべんとうのことなんて一言も言ってなかったし!!」

964 :■■■■
闇城「さて、じゃ俺も帰るとするか」

闇城(でもまだ夕方前・・・どっか寄っていこうかな)

闇城(ヒナミでも飯に誘うか? これも縁だし)

闇城(あ、あの男に弁当代払っておいたほうがいいかもな)

闇城(後々恩着せがましく言われてきたら迷惑だし)

闇城(どうしよ)


 >>965

1 ヒナミと飯へ
2 一善に弁当代を払うため後を追う
3 速攻帰宅(16日目終了)
4 その他

965 :■■■■
1の途中でフラワーフェアリー☆ホナミン襲来

966 :■■■■
 ☆

闇城「おーい、崎野」

ヒナミ「何よ? もう仕事も終わったし、お金ももらったんだからこれ以上アンタと関わる必要ないでしょ」

闇城「地味にひでえな」ズーン

闇城「ってそうじゃなくて。これから暇だろ? なら飯でも行こうぜ」

ヒナミ「なんで?」

闇城「なんでって、別にただ一人で飯より崎野とのほうが楽しそうだなって思ったから」

ヒナミ「買い被られたものね」

闇城「お前は俺と一緒じゃ嫌か? 退屈か? それなら無理にとは言わねえけど・・・」

ヒナミ「べ、別にそんなこと一言も言っとらんだろうが! ほら行くならさっさと行くわよ」

闇城「おう!」

ヒナミ「ちなみに、私はそんなにご飯に金をかけるタイプじゃないから。行くとしたらファミレスとか牛丼屋だからね」

闇城「ああソッチのほうがいい。下手にフランス料理店なんかに入ったしまいにゃ、何枚の諭吉を失うことか・・・」ハハ

967 :■■■■
ヒナミ「はぁ!? アンタフランス料理店なんか行ったの? ずいぶんとセレブリティね。さすがレベル4」ジト

闇城「行ったというより無理やり行かされたんだよ・・・俺のおごりでな」

闇城「そのせいで稼いだ金がパーになっちまったからこうして今日もバイトに来たってわけだ」トホホ

ヒナミ「なーんだ・・・あんたもずいぶんとハードな人生を送ってるのね。まあヒナミンの生い立ちに比べればしょぼいけど」

 ガッ!

ヒナミ「わ・・・!? きゃ!!」

ヒナミ(石に躓いた!? それとも高いヒール履いてたからバランスを崩したの?)

ヒナミ(まず、手をつく暇もな――)

闇城「おい! 大丈夫か?」ガシッ

ヒナミ「ふえっ・・・?」

ヒナミ(こいつが受け止めてくれたの・・・?)

闇城「おいおい。こんな平坦な場所ですっこけんなよ」

ヒナミ「わ、悪かったわね」プイ

闇城「怪我はないか?」

ヒナミ「ないから! さっさと離しなさいよ! これじゃまるで・・・」

ヒナミ(まるで・・・抱きしめあってるみたいじゃない!//)カーッ

968 :■■■■
??「その男から離れなさい! この悪の手先が!」

闇城「わ!? なんだ?」バッ

ヒナミ「この声は・・・」

フラワーフェアリー☆ホナミン「『声なき声』に導かれ、お花の国からやって来た――フラワーフェアリー☆ホナミン、今ここに参上っ!!」キラッ

ホナミン「そこの人、そいつはインセクトリアンに身を委ねた堕ちた戦士。今すぐ離れて! じゃないと君の心も汚されてしまう」

闇城「お、おう」

闇城(類は友を呼ぶってか? またまためんどくさそうな奴が)

闇城「なあ・・・これもヒナミンのアニメの登場人物なのか・・・?」

ヒナミ「いえ、あいつは『魔法少女フラワーフェアリー☆ホナミン』の主人公・・・でも一度夏の映画でヒナミンとコラボしていて面識がある(設定)よ。その時は私も正義の味方であったから共闘したけど・・・今はインセクトリアン。あいつからしてみれば私は敵ってことになる・・・」

闇城(やっぱめんどくせえ)

ヒナミ「軽々しく悪の手先だの汚らわしいだの行ってくれるじゃない。アンタにヒナミンの気持ちなんてわからないくせに!」

ホナミン「悪の気持ちなんて分かる必要はないの! ヒーローは自らの正義を貫いて粉砕するのみ!」

ホナミン「だから覚悟しなさい完全武装少女ヒナミン! 貴方の業はホナミンの手で払うから」ヒュンヒュン

闇城(なんだあの鈍器。最近のコスプレイヤーって物騒だなー)

ヒナミ「やるっていうのね・・・! ならこっちだって」ジャキン

闇城「なんだその馬鹿でかいスナイパーライフル!? つーかどっから出した!」

969 :■■■■
闇城「・・・」

ヒナミ「・・・!」ジー

ホナミン「・・・!」ギロリ

闇城(これはリアルに戦闘に入るパターンか?)

闇城(ただのロールプレイだからガチではやらなさそうだが)

闇城(いや、こいつらの場合役になり切りすぎて暴走しかねん!)

闇城(どうする・・・?)


 >>970
1 ヒナミを食い止める
2 ホナミンを説得
3 喧嘩両成敗
4 その他

970 :■■■■
とりあえずOPeyeでホナミンの戦闘力を分析してから考える

971 :■■■■
ヒナミンVSホナミン待ったなし!

972 :■■■■
闇城(ったく、どっちもどっちで正義を押し付け合いやがって)

闇城(正義っつうのはそういうもんじゃねえぞ! いいか・・・本当の正義ってのはな――)

闇城(巨乳だ!!)ババーン

闇城(巨乳こそ正義! それ以外は認めない!)

闇城(よって俺は胸のでかい方につくぜ・・・ヒナミの奴は偽ってやがるからな。いいところCプラスってところだ)

闇城(ならばホナミンって奴はどうだ。一見奇抜な髪と衣装に意識を持っていかれるが胸にだけ集中してみろ・・・!)

 ピキーン

闇城(見えた! これは・・・!)

 >>973
ホナミンのバストサイズは?


974 :■■■■:2014/08/27(水) 21:28:55
奇数ならヒナミンと同じ意味で盛っている
偶数ならヒナミンと逆でサラシで小さく見せている

※以下、ホナミンの戦闘力(胸囲)によって分岐。

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最終更新:2016年02月08日 23:19