【名前】雨曽根素子(あまそね もとこ)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『無双の女傑』
【能力説明】
利根川に棲む河童の女親分、『ねねこ河童』の伝承を用いた魔術。
ねねこ河童は女だてらに関八州の河童の親分衆の総元締めとして君臨し、九州最強の河童と謳われた九千坊すら退けた天下無双の荒くれ者だった。
偶像の理論により自身をねねこ河童の化身に見立て、その怪力を振るう事が出来る。パワーだけなら聖人に匹敵する彼女と近接戦をするのは極めて危険。また河童の能力として、水中でも地上と同様に動き回れる。
弱点は河童の力の源である頭の上の皿。利根川の清流で特殊な儀式を経て作成された逸品であり、一度砕かれるとそうそう替えの利く霊装ではない。
【概要】
少女四人で構成された
遠野派系結社予備軍『百花繚乱』の一人。
『百花繚乱』の目的は妖怪に零落した女神を研究し、貶められた女神の格を取り戻すこと。
術式のモチーフであるねねこ河童さながらの男勝りな性格で、かつては利根川の畔を拠点に同系統の魔術を使う結社のリーダーを務めていた。
しかしある時『百花繚乱』のリーダー格の少女
天藤瑞と出会い、興味本位で勝負を挑んだ所手も足も出ず惨敗を喫し、その後は自身の結社を離れて『百花繚乱』に加わった。
彼女が『百花繚乱』に加わったのは、組織の目的よりも『
姐様』と慕う天藤の傍にいたいというかなり個人的な理由からだが、今では切り込み役、及び近接戦闘担当として天藤からもそれなりに認められている。
天藤に憧れる以前から男を見下す傾向があり、自分よりも弱い男には興味がないと言って憚らない。しかしその所為でこれまでまともな恋愛をした事がなく、単に男慣れしていない言い訳に聞こえなくもない。
天藤を巡る恋敵(?)である
儺取双翼を一方的に敵視しており(儺取的には何故か突っかかってくる変なヤツくらいの認識。鈍い)、二人を近付けさせないようにあの手この手で妨害工作に精を出す。しかし何故かこの行為を見た天藤があらぬ誤解をしてしまい、「二人の事、応援するね」と笑顔で言われてしまった時は三日間寝込んだ。
【特徴】
どこか猫っぽい顔立ち。深緑のロングヘア。頭頂部に霊装の皿を乗せ、背中全体に亀の甲羅のような刺青を施している。立端があり、胸もある。具体的にはGはある。
戦闘時の格好は隻眼半裸の魔神やビキニアーマーの戦乙女が裸足で逃げ出す痴女っぷり。具体的にはどうしても隠さないとアウトな箇所に水草を張り付けているだけ。
なお最近は天藤の勧めでお洒落を勉強中であり、彼女に選んでもらったコーデを普段着として着用している。
【台詞】
「アタイは自分よりも弱い男には興味ないんだ。アタイが欲しけりゃ腕ずくで奪ってみせな!」
「どいつもこいつもデレデレしやがって。これだから男ってヤツは」
「河童の起源は信仰心を失った土着の水神が妖怪に零落したという説があって、『ねねこ河童』は女の河童。つまり零落する前は女神様だったんじゃなかろうかという事で『百花繚乱』に入れてください!あと『姐様』と呼ばせてください!お願いします‼」
「えっ、儺取の野郎に地元の祭りに誘われた?そ、それでどうするんですか姐様。……姐様が行くなら、勿論アタイもお供します。さ、さーて何着て行こうかなー楽しみですねー姐様ー(あの脳筋バカが姐様をでっ、デデデデートに誘った、……だと?アンニャロ抜け駆けする気か、だがそう上手くはいかねえんだよ。アタイの姐様に付く悪い虫は蚊蜻蛉だろうと全力で潰す!アイツの思い通りになんてしてたまるかよ‼)」
【SS使用条件】
特になし