【名前】櫓志主碼(やぐら しずま)
【性別】男
【所属】科学
【能力】複合視覚(コンパウンドアイ)LEVEL3
【能力説明】
視覚系能力に分類され、体の表面に正六角形の個眼を隙間なく蜂の巣状に展開し、昆虫などに見られる複眼を全身に張り巡らせる能力。
複眼の特性として、偏光の感知、複数の個眼で捉えるため周囲の少しの動きでも正確に捉え察知することができるなど優れた動体視力を得る。
体全体の表面に能力を展開することで全方向の視野を納めることが可能で自身の死角をも補える。また、単に体全体だけではなく、体の表面の一部分に展開することも可能。
更にこの能力は他人の体の表面に仕掛けることも可能で、そのためには対象の人を視認する必要がある。同時に仕掛けられる人数は自身を除いて4人まで。
一度視認して能力さえ仕掛ければ視界から対象の人が居なくなっても能力の効果は持続し、能力の効果範囲の制限等は無い。
しかし、対象の人の体の表面に能力を展開してから3時間経過すると能力の効果は強制的に消えてしまう。
【概要】
明知中等教育学院の3年生で一部クラスに在籍しており、同校の風紀委員でもある。
実家は学園都市外の自然豊かな田舎町にある大きな屋敷で、父親が地元の名士。金銭感覚は学院の中では庶民的。
明るくひょうきんな性格をしており、支部内とクラス内共にムードメーカー的な存在で(特に男子から)人気がある。
勧善懲悪のアニメや漫画が好み。その他に釣りが趣味という意外な一面があり、よく近場に釣りに来るおじさんと仲が良い。
「不屈」を信条とし、粘り強さや我慢強さが風紀委員の活動おいて一番重要な要素だという考えを持ち、戦闘では獰猛かつ激しい気性を見せる。
同年代で優秀な風紀委員の
斗修星羅と
貴道綱紀をライバル視しており、ことあるごとに張り合おうとするが、
当の本人達からは軽くあしらわれておりあまり相手にされておらず、他の同僚からも呆れられてる。
しかし、戦闘向きな能力の多い支部の中で捜索や監視にも適している能力のため重宝されており、
運動神経も優れているなど、風紀委員として確かな実力を持つ。
また、下級生を積極的に風紀委員へ勧誘し、戦力補強を図ろうとするなど、彼なりに支部の将来を案じている。
現在の斗修の姿に対しては複雑な感情を抱いており、奮起を促すために挑発したり冷たい態度をとることが多い。
しかしその一方で、自分に斗修や貴道程の能力や実力がないことも自覚しており、自己嫌悪に陥っている。
決闘や風紀委員の活動時における戦闘では、能力による視野の広さと優れた動体視力に自身の高い運動能力を
組み合わせた格闘を戦闘スタイルとし、補助装置として両手にグローブ型のスタンナックルを装着する。
【特徴】
ブラウンのツンツン頭。幼さの残る顔立ちをしている。
身長は160前後と年齢の割に小柄で、私服に関しては動きやすい服装が主であり、中でも虎柄の服を好んでいる。
スポーツチームやメーカーのロゴが入ったキャップを被ってることも多い。
【台詞】
下級生や同級生には砕けた口調だが、年上や目上の人には敬語を使い、礼節をわきまえる。
「斗修、貴道!女帝だかその右腕だか何だか知らないが、今日は俺が全部取り締まるからお前らの出番はないぜ!!」
「諦めの悪さは俺の専売特許なんでね…… この程度でへこたれてるようじゃ風紀委員なんて務まるかよ!」
「釣りもですけど、同時に川のせせらぎを聞いてると心が落ち着いて嫌なことを忘れられる…… だから好きなんですよ。」
「野望だとか悪党の美学だとか、そういうのが許され賞賛されるのは漫画やアニメの中だけで十分だ!
中途半端で平凡で信念が無くても人の道を踏み外してない奴の方が何百倍も偉いに決まってんだろうが!!」
【SS使用条件】
特になし