【名前】ラケフェット
【性別】女
【所属】魔術
【能力】ソロモンの指環
【能力説明】
ソロモン王が所持していたとされる指環のレプリカ。
神より贈られた指環をはめた王は数多の天使と悪魔を従え、あらゆる動植物の声を聞くことが出来たとされる。
天使の使役については精々テレズマの制御効率が僅かに上がる程度のものだが、動植物との会話については伝承をほぼ忠実に再現しており、生物に該当する対象(魔術生命体含む)と種族・知能の垣根を超えた意思疎通を可能とする。
彼女はサーカス団『シルク・ド・ラ・クローヌ』が飼育する動物たちを使い魔としているが、それは魔術的な契約に基づくというよりも互いの信頼関係に依るものである。
【概要】
魔術結社『革命者の王冠』の一員である魔術師の少女。所属は『第二新緑遊撃部隊』、階級は部隊員。16歳と若いが、実は結社の結成当初から参加している古参メンバーの一人である。
かつてティアによって過激派魔術結社から解放された生贄候補の少年少女の一人で、行く当てもなく路頭に迷っていた所を彼女に誘われ、現在の『革命者の王冠』の立ち上げに携わった過去を持つ。
生まれつき魔術を使わずとも動物から好かれやすい特殊体質。
引っ込み思案な性格だが、自分を救ってくれたティアを強く慕い、彼女への恩返しのために尽くそうと一生懸命。魔術結社の表の顔であるサーカスでは若き猛獣使いを演じており、動物たちとの息が合ったショーは興行の目玉の一つ。ちなみに何故かショーの間だけは別人のように生き生きしている。
結社内では同年代のメンバーと仲が良く、特に自堕落姫のブリュヌオーと一緒にいる事が多い。本人曰く、炬燵で丸くなってる姿が猫っぽくてついつい構いたくなるから。直属の上司である千人長ラーマからは度々理不尽なセクハラ被害に遭っている。
ラケフェットという名前はソロモン王の逸話にちなんでティアから贈られたものであり、非常に気に入っている。普段は温厚な彼女でも、二人の絆の証(本人談)であるその名を侮辱された時は怒りを露わにする。
【特徴】
体型は女性としては長身で、起伏が少ないことも合わせて本人的にはコンプレックス。
浅黒い肌にアッシュグレーの瞳。同色の長髪に自身のトレードマークであるシクラメンを象ったコサージュを付ける。ショーに出演する際は長い髪を左右でお団子にする。
上は淡い桃色のワンピース、下は緑地に白のドット柄のレギンスを着用。左手の人差指に嵌めた『指環』は真鍮と鉄で出来ているにも拘らず黄金に輝く。
【台詞】
「もう……、ブリュンちゃんたらまたそんなボサボサの髪で。モテたいなら普段の身だしなみから、だよ?ほら、梳かしてあげるからこっちおいで」
「うぅ、ティア団長聞いてくださいよぉ。ラーマくんたら酷いんです。わたしがちょっと注意しただけなのに、いきなりあんな……。うぅう、わたしの方が年上なのにぃ」
「団長は綺麗で強くて優しくて、わたしたち皆を包み込んでくれる、お母さん……みたいな人で。わたしの憧れ、です」
「わたし、決めたんです。少しでも、団長の支えになりたい。団長のような皆のお母さんにはなれなくても、せめてお姉さんとして母を助ける存在になるんだ、って」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2018年03月22日 12:12