木原脳幹(きはらのうかん)

【名前】

• 木原(きはら)脳幹(のうかん)

【スペック】

• 『木原一族』の一員で、学園都市の暗部に属する、大型の老犬

※犬種はゴールデンレトリバー

• 7人の『木原』の始祖に演算回路を外付けされており、人語を話し、人間的な感情表現も行う

【能力・所持品】

対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)

アレイスターが作成した兵器群。作中では『A.A.A.』と略される。
無数の巨大なコンテナから、剣、銃、砲、槍、装甲、弾薬、液体窒素噴霧器、火炎放射器、強酸噴射器、殺人マイクロ波、分子高振動電磁波照射器、要塞攻略用大口径レールガン、速射砲、アーム、ガトリング砲、チェーンソー、ドリル、パイルバンカー、ミサイル、レーザービーム、ロケットブースター等といった、多種多様な武具が展開・装備される。
ここだけ見ると軍事技術の塊のように思えるが、実は医療技術の応用品である。
また、電子回路の一部が「おまじないに出てきそうな形」である等、内部構造に魔術的な記号を数多く内包している。このため、能力者が使用すると『魔術の副作用』を受ける。

各兵器をそのまま使うこともできるが、その真価は「通電時に発生する磁場が魔法陣を描き、アレイスターの『意思の力』を受信し使用できる」ことにある。
その性質上、『A.A.A.』の持つ力を最大限に発揮するためには、科学と魔術の双方の知識と、アレイスターの認可が必要となる。このため、現状『A.A.A.』の性能を完璧に引き出せるのは、アレイスター自身と木原脳幹のみである。

作中では主に木原脳幹が使用し、『魔神』のゾンビと僧正を撃破する等、その性能を遺憾なく発揮している。
また御坂美琴が、木原脳幹の持つオリジナルのスペアパーツ及び、自分用にチューニングしたものを使用しているが、こちらは魔術的記号の解釈ができずアレイスターの意思も介入していないため、単に変形機能のある高火力兵器としての運用に留まっている。

噛みつき

噛みついて攻撃する。老犬とはいえ知性を持った大型犬であり、普通の人間に対してはそれなりの驚異となり得る。

作中では、『理想送り』を受け『A.A.A.』を追放された後に、上里へと決死の攻撃を仕掛けた。

【短所】

• 戦力は『A.A.A.』に依存
• 犬のため、握り拳で殴ること等はできない

【備考】

• 『A.A.A.』の各兵器を展開・装備した状態で参戦。
• 未考察のため、現時点では除外。