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段位曲

STAGE Lv 楽曲名 BPM
1st ★15 Frost [Diamond Dust] 172-172
2nd ★15 Deadly force [Routher] 300-300
3rd ★16 Angel dust [Engelsstaub] 170-340
FINAL ★16 Six Phase Transtition [Multi-faced] 220-220


攻略メモ

総評

譜面難易度の構成は★15★16が2曲ずつで、現★17が2曲も入っていた前作とは大きく曲目が変わった。

前半3曲は今作から新たに採用された譜面であり、BPM300を超える様々な複合を大きなミスなく処理する能力が問われる。
前作で足切りとしては難しすぎたSix Phase Transtition [Multi-faced]は、今作ではボスとして再び立ちはだかることになった。

合格難易度は、個々の譜面難易度が低下した関係で易化。前作の九段を合格できていれば今作も問題なく合格できるだろう。
それでも4曲目は相当に強いため、八段からの昇段を目指す場合は4曲目までの体力温存がかなり難しいと思われる。
3曲目で全回復できる箇所があれば多少は楽になるか。


各曲攻略

1st:★15/Frost [Diamond Dust]

BPMは172。いわゆる中速に属する速さだが、曲全体を通して24分・32分が非常に多く絡むため、実質的なBPMは倍の344と言ってよい。
譜面の配置自体は★15としてはかなり平易なのだが、SCROLL値が0.75~1.0と遅めに設定されており非常に見切りづらい。

序盤は密度が低く、32分を連続で叩かせる配置は少ないので、落ち着いて対処したい。
Bメロに入るとHSが1.0に上がり、ここから終盤までは同程度の密度で推移する。
交互で捌きやすい配置が多いが、1111211121112や1222222212221など単色系の配置も散見されるため、早入りを駆使するなどしてミスを減らしたい。
密度の高い箇所でガチャ押しをして不可ハマりを起こすと大ダメージに繋がりやすいため、多用は厳禁。
本番はHSが0.88に落ちてからの終盤で、ただでさえ見切りづらい32分に24分の偶数連が多く絡んできて運指を乱しにかかる。

この後の2曲目前半に回復があるためゲージが少し削れてしまっても焦る必要はないが、残ゲージが3割を切るようだとジリ貧になりかねず危険。
合格のためにはせめて半分はゲージを残せるよう善処したい。

2nd:★15/Deadly force [Routher]

BPMは300。前作で八段4thだった同曲[Sanather]に代わって、今作では九段に登場することとなった。
譜面は全体として16分複合主体で、サビ以降はかなり長めの配置も降ってくる。
24分絡みは[Sanather]と大差ないが、こちらは一つ一つが嫌な位置に配置されている上、終盤は32分も絡んでくる。

序盤は段位中で見ても貴重な回復地帯であり、40小節まではほぼ完璧に叩いてゲージを戻したい。逆に、ここまででゲージを回復できないようであれば時期尚早。
最初の難所は49小節からのやや長めの複合。1212…を繰り返す配置の特性上一度ズレると大ダメージを負うことになる。
1サビに突入してからはほぼ全部が難所と言える密度だが、73~88小節のおよそ12秒間は12分・16分・24分が絡んだ複合がほぼ休みなく降り続けるため特に難しい。
その後、ブレイクで多少の回復は見込めるものの、ここにも細かい32分が絡むため全く油断できない。
ラスゴーは前述の最発狂ほどではないものの前半とは別ベクトルで難しく、32分で崩されるとトドメを刺される可能性もあり危険。

このような譜面構成のため、中盤の最発狂で大きく削られてしまうと曲終了時にゲージを戻すことはかなり困難で、その場合は3曲目前半を回復に回すことが必須となる。
逆に言えば3曲目前半で回復できる地力があればここで削られても問題ないということなので、焦らず次に進みたい。

3rd:★16/Angel dust [Engelsstaub]

BPMは170~340で、ブレイク等の一部を除きBPMは340固定と見てよい。
譜面はまさに高速バラ叩き主体で、地力真っ向勝負の構成。
真地獄超特急-HELL or HELL- [地獄行きの超特急](八段1st)のような認識難要素はほとんどないが、あちらよりも一つ一つの発狂の時間が長く、体力面がかなり厳しくなっている。
加えて、全体を通して繰り返しが非常に多いため、地力が十分にない状態で連奏すると忽ち癖がついて回復がおぼつかなくなる可能性もあり危険。

序盤は一つ一つの塊の間に4分休符が挟まっており繋ぎやすい。ここを回復に回せないと4曲目進出がかなり厳しくなる。
57小節からは4分休符が消えるが、代わりに16分複合の前後に8分休符が挟まり難易度を抑えている。
中盤には長いブレイクがあり休憩できるが、101小節以降2回に分けて襲ってくる長いバラ叩き発狂が最難所。
16分複合の連続が増えて密度が更に上がり、要所に6打の配置が混ざって運指を乱してくる。
そして156小節ではあろうことか17打に及ぶ長い複合がバラ叩きに混ざる形で配置されており、譜面を知らずに挑むと大ダメージは必至。
この終盤発狂の出来が3曲目全体を左右すると言っても過言ではなく、地力が十分にある場合でも予習をしてから臨むことを推奨する。

総評でも述べたが、この段位の本質は4曲目、もとい4曲目序盤と終盤の発狂地帯である。
したがって、本譜面はただ抜ければいいというわけではなく、ある程度ゲージに余裕をもって抜けることが要求される。
4曲目の得意不得意によっても変わるが、少なくとも3~4割は残していないと厳しいか。

FINAL:★16/Six Phase Transtition [Multi-faced]

BPMは220。前作の足切りがボスになって戻ってくる形となった。前作がおかしすぎた
曲全体を通して常に24分・32分が絡むテクニカルな譜面だが、そこに休憩と呼べる休憩はほとんどない。
平均密度12.75notes/s(九段中で最大)という数字が物語っているように、本譜面は九段の中で頭一つ抜けた難易度を誇っている。
十分な地力があっても、後述の最終発狂だけで落とされてしまうケースもあるため、合格にはある程度の根気も必要になるだろう。

〈3~18小節〉
第一発狂。3曲目抜けから休む暇もなくいきなり発狂が襲ってくる。
等速のため一見遅く感じられるが、実際はBPM440の16分に相当する速さであり、想像以上の速さに指が遅れてしまいやすい。
また、3曲目を抜けた緊張のまま突入すると焦ってガチャ押しを多用してしまい、不可ハマりを起こしやすい。
譜面をよく見ると32分の混ざり方はそれほど複雑ではなく、バラ叩きというには32分の頻度も高くない。
最終発狂にも言えるが、本譜面で重要なのは「見て押せる箇所をできるだけ多く見つける」ことである。
何回も繰り返しプレーし、ガチャ押しに頼らず確実に押せる箇所を増やしてゲージの減少を抑えたい。

〈28~34小節〉
第二発狂、もとい前半の最難所。発狂の時間は短いながら、24分が独特な入り方をしており運指が見えづらい。
一応、[24分8打+16分2打]を塊で見れば、31小節に左右が入れ替わる以外は24分の入りを同じ指で押すことができる。
しかし、交互で押せる押せない以前にBPM220の24分が速すぎて、挑戦段階ではまずまともに押し切ることができないだろう。
理想としては左右が入れ替わる31小節だけをガチャ押しし、32小節からを再び利き手で入るという方法が考えられる。
どうしてもできないのであれば、ここの7小節だけ全てガチャ押しに頼るという手もあるが、当然ながら安定するものではない。

〈35~76小節〉
中盤の回復地帯。誰が何と言おうと回復地帯である。回復してください。
43小節まではHS1.5のおかげで譜面が見切りやすく、24分も押しやすい配置が多い。24分7打がやや苦しいが、どうにか繋ぎたい。
57小節・66小節では一瞬不規則な音符間隔が見えて崩されやすいが、1221→2112(66小節はその逆)と逆餡蜜すればいいだけなので落ち着いて捌きたい。
64小節は24分の入り方に要注意。10211121112"1"[1221]2...となっており、素直な表入りと覚えておけばよい。
74小節は加速しながら詰まった配置が降ってくるが、この後のためにもここは繋いでおきたい。

〈77~92小節〉
最終発狂前の腕破壊地帯。発狂という名称は用いていないが、人によっては前半の発狂に匹敵する難所となりうる。
この地帯の難しいところは、とにかく運指が理解しづらいことである。
休符も24分の直後など絶妙な位置にあるため、多く叩きすぎると次の塊の入りを巻き込んでしまい余計に運指が迷子になりやすい。
とにかく休符の位置を把握しながら指を動かし続けるしかないが、「見て押せる箇所を増やす」努力はここでも役に立つだろう。
特に81小節終わりからの16分複合は指を立て直す絶好のチャンスであり、ここで崩されることだけは絶対に避けたい。
一時的にガチャ押しを使うにしても、巻き込みすぎないようスピードをコントロールする力も必要になる。

〈93小節~〉
最終発狂。この段位のクライマックスであり、最も落ちやすい箇所である。
意外にも、配置自体は第一発狂とほぼ同じ(一部配色が異なるだけ)なのだが、77小節から続く難所と連続するところが一番の問題。
まずは93小節頭で一度腕の力を抜き、そして後は「第一発狂と同じ」と自己暗示をかけることが重要である。
事実、体力を消耗していること以外は新たに言うことは特にないので、前述の箇所を参照されたい。
ゲージの減りが見えても安易にガチャ押しに切り替えないことも大切。繰り返すが、16分が多いためここは非常に不可ハマりが起きやすい。
108小節を抜けても決して油断しないようにしたい。最後の最後でHS3まで加速するため、ここは覚えてしまった方が早いか。
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最終更新:2023年12月13日 16:45